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山姥の戯言日記

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抗うつ 抗不安 睡眠薬「私の場合」薬別に振り返る2020

 

サインバルタ ミルタザピン フルニトラゼパムなどの今年1年

 

抗うつ薬サインバルタとミルタザピン

 

うつ病治療開始から早くも1年3ヵ月が過ぎた。

病として振り返るととんでもなく長くなってしまうので、昨年のように薬別で、なるべく簡略的に振り返ってみよう。

 

ちなみに昨年の記事はこちら。 

www.yamauba.work

 

いまだに一定数のアクセスをいただいており、抗うつ薬など薬への関心の高さがうかがえる。

 

私が現在服用している精神疾患の薬は次の5種。

 

これらは自立支援医療制度に基づき、1割負担となっている。

 

精神疾患には直接関係がなく、3割負担となっている薬は次の通り。

  • モサプリド・ミヤBM 胃腸の働きを整える薬
  • 加味逍遙散(かみしょうようさん) 生理不順やのぼせ抑止
  • PL配合 風邪薬
  • イブプロフェン 頭痛薬

これらは自立支援医療制度の対象外なので、上限額を上回っても支払わなければならない薬である。

 

自立支援医療制度についてはこちらの記事を参考にしていただきたい。 

www.yamauba.work

 

それでは早速、薬別2020年の振り返りを。

 

 

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抗うつ薬サインバルタとミルタザピンのカリフォルニア・ロケット療法

 

カリフォルニア・ロケットとは、ミルタザピンとSNRI、もしくはSSRIを併用するうつ病の治療法である。

抗うつ薬の分類はこちらの記事を参照していただきたい。 

www.yamauba.work

 

サインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)の効果や副作用

 

サインバルタカプセル

サインバルタカプセル20mgと30mg

 

サインバルタは2019年9月20日から導入量の20mgを服用し始め、同年12月4日に上限量の60mgに達した。

吐き気や眠気といった副作用も早い段階でなくなり、耳の病だと思っていた「不協和音」がなくなったのも2019年のこと。

 

(うつ)に効いている実感はあるかと主治医に問われたが、答えはNOだった。

そのまま本年を迎えても効果は変わらず、新しい薬が加わることになる。

 

ミルタザピン(リフレックス・レメロン)併用 過眠との闘い

 

ミルタザピン(リフレックス・レメロン)

ミルタザピン錠15mg

 

初めて飲んだのは2月20日で、きっかけは不眠が続いていたためである。

鬱にも効く作用があると説明されたが、私は当初、睡眠導入剤だと思っていた。

実際は劇薬指定の抗うつ薬で、ミルタザピンがもたらす睡眠は副作用に過ぎない。

 

1錠15mgから飲み始めた。

効き目は強烈で、初日の睡眠時間は16時間。

 

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長~い過眠との闘いが始まったのである。

 

主治医に相談しつつ、1錠を半分にしてみたり、4分の1にしてみたり。

4分の1ではさすがに効かず、半分の期間が長かったように思う。

春を過ぎ、夏には鬱の方を何とかしようと1錠に戻している。

 

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過眠の具合は思った通り、1錠に戻しても同じだった。

つまり、2錠、3錠と増やしても同じではと思いつつも、過眠がもう少し落ち着いてからと辛抱強く待った。

 

睡眠時間が10時間以下の日が出てきて、それが頻繁になった10月、ミルタザピンは2錠30mgになった。

 

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2錠にして鬱に変化が確認できればと思ったが、特に変化はなく、睡眠も不安定なまま。

本当に、倍にしたのが嘘のような同じ状態が続いたのだ。

 

次の診察で上限量の3錠にしてもらうつもりだった。

でも胃腸の調子が悪くなったまま受診日となり、まずは胃腸の調子がよくなってから、3錠にという話になった。

 

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胃腸薬がモサプリドからミヤBMに変更されたのはこの日。

確かに胃腸の調子は落ち着いた。

 

そして、ついにミルタザピン上限量の3錠45mgに。 

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まだ今月の話である。

2月に飲み始め、過眠悪化を恐れ過ぎたのが失敗だったかなと、今になって思う。

真夏に3錠服用していたら、また違ったかもしれない。

 

変化はすぐ表われた。

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毎日散歩をしたり、庭に出たり、なるべく1日1回は玄関から出ようという気分になれた。

大雪になってしまい、まともな散歩は1度しかできていないが、その気持ちに変わりはない。

 

ミルタザピンが上限量に達し、これなら闘えるという手応えを感じた一方で、クリスマスイブには大失態を繰り広げ、こんな記事まで書く羽目に。 

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24日の躁状態(けいそうじょうたい)に、思わず自分はうつ病ではなく双極性障害では? と疑惑を抱いてしまったのだ。

抗うつ薬を飲んで躁転した場合、よくない副作用として、その薬をやめさせられるかもしれない。

 

いよいよカリフォルニア・ロケットの本領発揮という段になって冗談じゃない。

もちろん主治医には正直に報告はするが、双極性障害の見極めは難しいらしいので、一旦は様子見になるだろうと予想している。

 

反動でズッド~ンと落ちたのは翌日だけで、今はすっかり持ち直していることだし、後は絶対に徹夜などしないと強い自制心を持つだけだ。

  

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睡眠導入剤フルニトラゼパムサイレース)の効果・副作用

 

睡眠導入剤フルニトラゼパム(サイレース)

睡眠導入剤フルニトラゼパムサイレース)錠1mg

 

以前はゾルピデムマイスリーを飲んでいたのだが、すっかり効かなくなってしまい、1月8日に新しく処方された睡眠導入剤フルニトラゼパム

 

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デパスエチゾラムは今回は関係ないので流していただきたい。

処方されたのはこの日だが、薬局の都合で翌日から服用を始めた。

 

初日はよく眠れた。

2日目も…眠れたような気がする。

 

でもそれっきり。

 

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睡眠薬の切り札だろうが何だろうが、とにかく効かないのだからしょうがない。

2月の診察で2錠2mgに増やしてもらった。

上限量らしい。 

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この時にミルタザピンも処方されたが、最初はフルニトラゼパム2錠で様子を見て、眠れなければ飲んでみるようにという話だった。

ちょうど風邪をひいており、風邪薬PL配合を飲んでいたので、その期間は眠れた。

PL配合は下手な睡眠導入剤より、良く眠れる。

 

だが風邪が治ると、やっぱり眠れない。

前述の通り、ミルタザピンを初めて飲んだのは2月20日なので、結構踏ん張った方だと思う。

 

その後はミルタザピンによる過眠との闘いになるわけだが、フルニトラゼパム単体を評価するなら、私には合わなかったとしか言いようがない。

 

効果があったのは1回か2回ほどで、副作用らしきものもなし。

 

主治医の指示で今も服用しているが、必要な意味はわからない。

ミルタザピンに引っ張られて、少しは効力を示しているのだろうか。

 

フルニトラゼパムについては以上である。

 

関連記事

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抗不安薬アルプラゾラム(コンスタン・ソラナックス)と加味逍遙散

 

加味逍遙散 ゾルピデム アルプラゾラム

手前右の白い錠剤が抗不安薬アルプラゾラム(コンスタン・ソラナックス)錠0.8mg

奥が加味逍遙散エキス顆粒2.5g

 

以前の病院の時から飲み続け、1番つき合いの長い薬がアルプラゾラム

加味逍遙散は今の病院に移ってから服用するようになった。

 

どちらも1日3回飲む薬。

アルプラゾラムはそれが上限量。

胃腸の薬のミヤBMも同じで、1日3回飲む薬が3種あることになる。

 

効果としては、アルプラゾラム加味逍遙散も今一つ実感がない。

でも昼に飲み忘れると、夕方くらいに気分や体調が少し悪くなることがあるので、どちらかは効いているものと思われる。

副作用はない。

 

なるべく薬は減らしたいところだが、悩みどころでもある。

 

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あとがき

 

今年はミルタザピン服用前の不眠と、服用後の過眠とに大きく分かれている。

上限量に達したのはまだ20日前で、10時間以内の睡眠時間の日もあれば、14時間眠ってしまう日もあったりと、まだまだ不安定な状態が続いている。

 

でも、明らかに飲み始めの過眠よりは楽になってきた。

このまま淡々と新年を迎えたい。

明日も記事を投稿するつもりだけど、念のために言っておこうかな。

 

皆様、よいお年を。

それではまた。

 

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