今週のお題「今月の目標」闘病のための目標3点
庭で咲いたホトトギスの花 2021年10月2日撮影
私の場合、「○○する」というような前向きに頑張る目標はプレッシャーになり、闘病にストレスという悪影響を及ぼす。
なので、「○○しない」を目標に掲げたい。
わかりやすく例えると、「夜更かししない」とか「遅刻しない」とか「忘れ物をしない」とか。
大人としては、かなりハードルの低い設定になっていることを、予めご了承願いたい。
それでは、「今月の目標」いってみよう。
目標1 調子に乗って動き回らない
足腰の話である。
いつも治りかけに、調子に乗ってやらかすことが多い。
今年、まともに歩けた期間は、トータルで1ヵ月前後だと思う。
徒歩で通院したのは1回……だけだな。
正確には行きだけが1回と、帰りだけが1回。
なんというていたらく。
フレイルどころでないことは確かだ。
だから、これ以上、悪くなるわけにはいかない。
銀行や市役所の用事や、買い物にも歩いて行けるようになりたい。
今年、残すところ3ヵ月足らずの間で、なんとか回復させたい。
前回もちらっと書いたけど、現在は伝い歩きをせずとも歩けるようになった。
家の中と、庭を少しだけ歩いている。
回復が遅いのは仕方がないので、大事に治していきたい。
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目標2 就寝前の薬を飲み忘れない
今月こそは。
先月は一度、誓っておきながら、すぐに飲み忘れをやらかした。
次の記事でも少し触れている。
1日3回飲むうちの1回だから。
飲み忘れてならないのは、抗うつ薬ミルタザピンである。
最初は、どの睡眠導入剤でも不眠が解消せず、その代わりとして処方された薬だ。
通常、抗うつ薬は1人の患者に対して1種類だけ処方される。
もう何度か書いているが、私の場合は、朝食後に飲むデュロキセチン(サインバルタ)と2種類処方されているのだ。
カリフォルニア・ロケット療法と呼ばれるものである。
手応えとまではいかないものの、実感として、自分に1番合っている治療法だと感じている。
鬱(うつ)が現状維持を保っているからだ。
私の場合、うつ病と複数の不安障害(睡眠障害や社交不安障害など)、それに解離性障害のおまけ付き。
希死念慮は小学生の頃より持ち続け、現在はどうにか飼い慣らしている状態だ。
冷静に自分の状態を考えてみると、生きているうちに治ることはないだろうと、すんなり受け入れられる。
絶望や悲しみなどは、いくつも越えてきた修羅場とともに過ぎ、きれいさっぱり感じなくなっているのだ。
だから現状維持なだけでも上等だと思える。
ちょっと重くなった。
要するに、現状維持のためにも、ミルタザピンの飲み忘れを防止せねばならない。
それだけの話である。
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目標3 生活のリズムを崩さない
長~いこと夜型人間で、寝るのは早朝だった私が、1回半くらい回って昼型人間になった。
要因として、エチゾラムの処方を受けたことが挙げられる。
最初は副作用の眠気から、過眠傾向になってしまったが、5月辺りはそれにもすぐ慣れた。
じゃがしかし!
夏には午後8時を過ぎると眠くなるという、夜型人間の風上にも置けない状態が続いたのである。
暑くて血の巡りがよくなるのか、昔から、夏は薬が効きやすい傾向にあった。
夕食後に飲むエチゾラムの眠気が原因である。
そこで、エチゾラムを夕食後ではなく、就寝前にミルタザピンと一緒に飲むことにした。
主治医の承諾も得ている。
以前よりは眠気は薄れたが、それでも夜の早い時間に眠くなることが度々あり、ミルタザピンの飲み忘れに繋がったのだ。
眠れるなら薬は要らないのでは? と思われる方もいらっしゃるだろう。
だが入眠できるだけで、眠りの質、精神の安定にいい作用を及ぼさない。
短時間で目が覚めるし(中途覚醒)、眠っていても緊張感と不安感から解放されることがなく、起床した時から疲労感と倦怠感があるのだ。
当然、頭はボーっとした状態が続く。
こういう時は希死念慮が少しばかり強くなる。
睡眠導入剤兼抗うつ薬としてのミルタザピンの重要性を示すものだ。
涼しくなってからは、夜早くに急激に眠気を感じる頻度が激減した。
日付けを越えても眠くならない日が多くなったのである。
そうなると、今度は自己管理が問題になってくる。
コスパならぬ、タスパの管理だ。
私はこれがとても苦手で、調子がいいと何時まででも書きものに夢中になってしまう。
このままでは夜型人間に逆戻りだ。
だから強制的に就寝前の薬を飲むようにしている。
どんなに夜中に調子がよかろうと、起床後の頭がスッキリした状態のパフォーマンスの方が効率がいい。
これは健康な人にも言えることだろう。
今後も、夜はなるべく早く寝るようにしたい。
そして生活リズムを確固たるものにしたい。
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あとがき
今は何でも闘病中心なので、面白くない真面目な記事になった。
普段が面白いかどうかは別として。
でも、こうして書くと、自分に再認識させることができる。
- 調子に乗って動き回らない
- 就寝前の薬を飲み忘れない
- 生活のリズムを崩さない
これだけ見ると、当り前で簡単そうに見えるが、心身の健康があってこそ可能になるものと考える。
その中心となるのが質のいい睡眠だ。
私には薬なくしては不可能なもの。
季節にも左右され、生活のリズムを整えるのは難しい。
でも目標にして、全てをかなえたいと強く願っている。
それではまた。