アリピプラゾール(エビリファイ)服用1日目の記録
庭先 2021年10月14日撮影
昨日の通院で、新たに処方された抗精神病薬アリピプラゾール(エビリファイ)。
今回は、その作用を中心に記録する。
天気がよかったので、痛む足で庭に出てみたのだが、これが思わぬ効果を発揮した。
アリピプラゾール(エビリファイ)を初めて飲んだ結果
「眠気がするかも」と主治医に言われ、就寝前に飲むことにしたアリピプラゾール。
就寝前に飲む薬は、他に抗うつ薬ミルタザピン(リフレックス)と抗不安薬エチゾラム(デパス)がある。
ちなみにミルタザピンは睡眠導入剤として処方されることもあり、エチゾラムは精神安定剤として広く知られている。
私の場合、ミルタザピンには長期間に渡って過眠に悩まされた。
エチゾラムでも強い眠気に襲われ、本来は夕食後に飲むところを就寝前に変更したばかりである。
昨夜、初めてアリピプラゾールを含む3種類の薬を就寝前に飲んだ。
結果、寝起きが最悪だった。
目が覚めても、まだ眠気とだるさが残っており、最終的に三度寝をしてしまったのだ。
だるさは昨日の疲れのせいもあっただろう。
だが、頭がスッキリしない不快さは薬の作用によるものだ。
眠くなる薬を3つ一緒に飲むわけなので、当然といえば当然のこと。
午前中に起きることはできたが、頭がもやもやしていて、鬱(うつ)が軽くなった気配もまるで感じられなかった。
まあ、初日なので仕方がない部分もある。
特に私の場合は副作用が先に出るケースが多い。
今日は夕食を早め、まだ眠くならないはずの時間にエチゾラムを飲んだ。
就寝前に飲むのは、アリピプラゾールとミルタザピンの2種である。
功を奏するか、悪あがきで終わるかは、明日の寝起きにかかっている。
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ブラザーのコロナワクチン接種終了
すっかり忘れていたが、ブラザーが先週、2回目の接種を終えた。
ワクチンはファイザー社のもの。
1回目は、肩が3日くらい痛んだ程度の副反応だけだった。
2回目はそれに加え、数日経ってもだるさを感じているようだ。
しかし日常生活に支障を来すほどのものではなく、また、2回とも熱が上がることはなかったので、比較的、穏やかに済んだものと思われる。
残すは私のみ。
プラザーに教えられたのだが、精神疾患も持病に入るとのことで、持病を持つ人にワクチン接種を行う個人病院で受けたらどうかと勧められた。
その病院は父のかかりつけ医である。
私は行ったことがない。
もし可能なら、彼の言う通りにした方がいいのだろう。
消極的ではあるが、検討しておこうと思う。
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庭に出てからの気分の変化
昼前からパソコンの前に座ったが、前述の通り、頭がスッキリしていないせいか集中力がなかった。
やりたいことはたくさんある。
はてなさんも10周年ということで、気合いの入ったお題を揃えてくださった。
でも、何も書けなかった。
ブログだけでなく、途中まで書いた小説の続きもである。
まだ薬が効いた状態だったのかもしれない。
窓から青空を眺めても、外に出たいとか、デジカメで撮影したいとか、いつもの気持ちがまったく湧いてこないのだ。
きっかけは、ブラザーが父を歯医者に連れて行ったことだった。
今、家にいるのは自分ひとり。
この感覚は常に私の動きを活性化させ、今日も例外ではなかったのである。
午後3時頃、デジカメを持って庭に出た。
足腰は痛むけど、サンダルが軽いせいか歩くのは楽だった。
まず足を運んだのは裏庭。
3日前の画像日記でアケビの木について詳しく書いたものの、画像を撮っていなくて掲載できなかったためだ。
朽ちた大木に子や孫の枝が絡みついていると記した。
今日、撮影した画像がこちらである。
枝が多過ぎてわかりにくいかもしれないが、真ん中にある太い木が大元の木である。
穴が開いていたり、亀裂があちこちに見られたりする。
画像では見えないが、二股に分かれて成長した大木だ。
次は、反対側から木の上部を映した画像。
上へいくと幹は細くなり、無数の細い枝が絡みついている。
写っている葉のほとんどはアケビの葉だ。
本当は、ここに夏に白い花を咲かせた木がある。
おそらく1番右の幹がそうだと思うのだが、すっかりアケビに包囲されてしまっているのだ。
そして裏庭のシュウメイギク。
母さん、私のあのコスモス、どうしたんでせうね……。
人間の証明クラスの出来事である。
私の記憶は一体どうなっているのか。
昔、確かにコスモスは咲いていた。
それすらシュウメイギクとの勘違いだったというのか。
自分自身がミステリーでサスペンスである。
さらに、私が粛清しまくった元 無法地帯をご覧いただこう。
斜めから撮影したが、アケビ、ガクアジサイ、アサガオが入り乱れた無法地帯だったスペースだ。
左に写っている物干し台の高さまで、壁のようにびっしりと枝葉で埋められ、向こう側など覗くこともできなかった。
最終的に、ここで小さいハチの巣を2つ発見。
壁どころか屋根にもなっていたので、虫たちには最高の環境だったことだろう。
お次は、初めて撮影したホトトギスのみのスペース。
そしてホトトギスとリンドウ地帯。
リンドウの色がぼやけてしまって申し訳ない。
映す角度が悪かったようだ。
ピンクのダイモンジソウにピントが合った。
白く写っているのも実際はピンク色である。
一応。
それぞれ個性的で可愛らしい。
思い切って庭の外周りも歩いた。
シラサギを撮影して以来だったが、今日の川には残念ながら鳥の姿はなし。
そこで、いつもの風景をパシャリ。
赤みを帯びた葉も見られるが、全体的な紅葉はまだ先である。
最後に上空を撮影しようとしたら、雲がなかった。
一面、青の画像を載せても面白くない。
やっと雲を見つけたら、運よく月も側にいた。
ほぼ中央、木の上に昇ってきたばかりの半月が薄っすら写っている。
こうして家の中に戻ったのだが、すぐに気分の変化に気づいた。
数日間、ずっと感じていた苦しさが、かなり和らいでいる。
気分爽快まではいかないものの、平均値近くまではアップしている感覚だった。
少し楽になり、どれだけ苦しかったかを思い知った。
夕方から画像を編集して、ブログを書き始めた。
書ける。
集中力も戻ってきてくれた。
薬のおかげか、デジカメのおかげか、太陽のおかげかはわからない。
でも、ずっと苦しいままではないことを知った。
「生きている」ことを思い出した。
そんな日中の出来事だった。
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あとがき
アリピプラゾールの効果を実感するまでには、まだ時間がかかる。
それでも今日を乗り切ったことで、少しは落ち着いた。
焦らずに、ゆっくり治そう。
心身ともに。
しかし、もし太陽に当たったおかげなら、ビタミンD不足かもしれない。
私にはいろいろなものが不足しているのだろう。
食生活もちゃんとしないといけない。
そんなことも考えた日だった。
これが続きますように。
それではまた。