アリピプラゾール増量の効果と経過について
3つ目のカタクリの花 2023年4月4日撮影
抗精神病薬アリピプラゾール(エビリファイ)を上限まで増量したのは、2週間前の心療内科通院の日だった。
それからというもの、気持ちに様々な変化が現れている。
もちろん、いい意味での変化だ。
今回は、アリピプラゾール増量の効果と思われる変化について記録する。
アリピプラゾール増量の効果 気分が軽い
私が服用している抗うつ薬はデュロキセチン(サインバルタ)とミルタザピン(リフレックス)の2種で、どちらも上限量に達している。
アリピプラゾールはメジャートランキライザーに分類される精神安定剤であり、抗うつ薬のはたらきを助ける効果がある(主治医談)。
そうして飲み始めたアリピプラゾールだが、昨年秋から始まった鬱(うつ)の悪化に伴い、徐々に増量し、2週間前に上限量に達した次第だ。
最初に気分が軽いと感じたのは、増量3日目以降だったと思う。
書けなくなっていたブログの今後を考える余裕が生まれ、次のような方針を打ち出した。
- 大河ドラマの感想を独立したひとつの記事にせず、日常のブログの一項目扱いにすること
- 些細なことでも短くてもいいから、初期のように日記感覚で書くこと
- 制約など設けず、とにかく気楽に書くこと
要点は上記の3つ。
「書くこと」を思い出すためのリハビリ日記……そんな表現を使っている。
そう考えることで、気持ちがとても楽になった。
鬱が重い時には上手くできないことである。
このように、ブログの今後を考え、自分を楽にする方針を打ち出せたのは、アリピプラゾールの効果で気持ちが軽くなったおかげだと考える。
ただ申し上げておきたいのは。「元気になった」わけではないということ。
気分が軽くなり、気が楽になっただけの話で、元気になったのかと問われれば、否と答えるしかない。
今すぐでなくてもいい。
そのうち元気になりたいものだ。
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アリピプラゾール増量の効果 意欲増進…といえるのか?
こちらはちょっと「?」が付く項目だ。
アリピプラゾール増量前は、漠然と「○○しなければ」と思っていたものが、「○○しよう」と具体的に予定に入れられるようになった。
1番わかりやすいのがリハビリ散歩の再開である。
リハビリしなきゃ、散歩しなきゃと思っていても、ただ漠然と他人事のように考えているだけだった。
それが今は実行できている。
元々好きなことだから、真っ先にできたのかもしれない。
ブログについても同じことが言える。
「?」が付くのはそれら以外のことだ。
「○○しよう」まで行っても、まだ実行できていないことが様々ある。
はっきり「面倒くさい」と感じるものすらあるのだ。
それが普通と言われればそれまでだが、本人の感覚で言うと、意欲の増進率は40%というところか。
実際にやらなくてはならないことが、まだ半分以上あるという意味で。
決してできないことではないし、無理なことでもない。
やるか、やらないか。
たったそれだけのことなのだ。
それをしないというのは……と、ちょっと落ち着こうか。
自分に厳しくなってきている。
今はまだ、自分に寛大でいなければ。
次にいこう。
アリピプラゾール増量の効果 集中力は戻ったのか
結論から言うと、集中力は20%くらいしか戻っていない。
でも20%だけでもたいしたものである。
2日かかっていたものが1日で書けるようになった。
最後まで一気に書き通す集中力はまだないが、日記でいいのだという気軽さのおかげで、言葉も以前よりスムーズに出るようになったのである。
ただ、言葉にならない気持ちの断片が、頭の中に散乱している。
苦しいことは苦しい。
もどかしい。
それでも進歩が見えているから、今以上を目指して進んで行けるのだ。
リハビリは苦しいけど、その先に今以上の現実が待っている。
信じられるものがあるだけ、私は幸運だ。
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あとがき
言葉選びがちぐはぐな気がする。
独り善がりで言葉が足りない気もするし。
何にしても、集中力2割増しレベルなのに、ちょっと語ってしまった。
初期もよく語っていたっけ。
そうだ、SNS断ちの方も、まだしばらく続きそうである。
復帰するのはまだ怖い。
ということで、メッセージがおありの方は、ブログのコメント欄にくださいますようお願い申し上げておこう。
こちらの都合ばかりで誠に申し訳ない。
それではまた。
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