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山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

【鬱の形・愛の形】認知症の父を介護しながら考えるうつ患者

 

鬱と愛の形 認知症の父の介護と従兄夫婦へのエール

 

鬱 うつ 愛 認知症 介護 睡眠障害

 

昨日から一睡もしていない。

突如、今日がひとり介護の日になってしまったからだ。

前回の睡眠障害の記事がエントリーされ、閲覧数は普段の倍はあった。

寝ていないのと精神的な不安定さもあり、今回は私事の記事になる。

闘病記でもあるブログなのでご理解いただきたい。

 

 

 

 

昨夜急に決まった今日のひとり介護

このような次第になったのは、マイブラザーが従兄絡みの事情で急に出向かなければならなくなったためである。

先日、良い方向に向かっているとだけご報告したが、それは変わっていない。

それまでの従兄に関する過去記事を挙げておく。


www.yamauba.work

 
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5記事あるが、全て自分の鬱状態の報告であったり画像を載せたりと雑記的なブログなので、お読みになる方は目次を選択すればいいだけ。

そんなに長くはない(はず)。

 

過去記事掲載したけどこれまでの経緯のまとめ

簡単にまとめてみる。

脳出血で身体障害者になった従兄奥さん(未入籍)が仕事を続けながら介護していたのだが、医師から入院を勧められるほどの 鬱病 になってしまった。

だが従兄の介護が生き甲斐だと奥さんは拒否、医師も無理に引き離すのは逆効果と判断。

 

そこへケアマネージャーさんたちとともに社会福祉士さんが登場

本人たちさえ把握していなかった問題点を次々と指摘し、まずは奥さんに仕事を続けるのは無理だと説得。

様々な支援や援助を受けるにはマンションから引っ越さなければならないと、自らも新居探しをすることを約束してくれた。

 

しかしながら年末年始にさしかかり、ケアマネさんたちは1月5日までの休業期間の2人を心配していた。

話をしていても奥さんは明らかに不安定だったらしい。

従兄のわがままにキレて自分を見失った行動に走り、警察を呼ぶ事態になったのは一度や二度ではないというのだ。

 

聖夜に書いた私の記事はかなり不安定で感情的になっている。

すぐに駆け付けられる距離ではないのだ。

私には祈ることしかできなかった。

 

ところが奇跡が起きた。

あれほど頑なだった奥さんが入院を決意してくれたのである。

これで奥さんも無事、従兄も無事に年を越せると安堵した。

 

従兄はリハビリによって要介護度5から2まで引き下げられたものの車椅子生活。

短時間ではあるが、毎日ヘルパーさんが来てくれることになった。

 

と、ここまでが記事で書いた内容である。

要点だけまとめたが長くなってしまった。

 

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鬱の形 今日初めて触れて考えたこと

初めて触れたのは奥さんが私と同じ 鬱病 だという事実だ。

診断内容は詳しく伝え聞いていないが、介護以外にも悩み事がたくさんあり、ストレスがたまっていたものと思われる。

 

奥様はご子息に経済的援助を受けていたらしいが、本人も収入源である仕事を続けることを強く望み、同時に従兄と一緒に暮らし続けたいと願っていたのである。

最初の記事を読んでいただければおわかりの通り、従兄には実にもったいないほどの女性である。

 

ただ、入院するほど追い詰められた(或いは自分で追い詰めた)奥さんの鬱は、私の鬱とはだいぶ異なる。

人によって原因が違うのだから、異なること自体は当然。

 

電話でもいいからすぐにでも話したいと思っていたが、「同じ鬱」というものはないのだと、改めて思い知らされた。

もちろん私は余計なことは言わず、奥さんの話を聞いてあげたい、話しただけでも少し気分が軽くなるかもしれないと思ってのことである。

 

何かしなければと、じっとしていられなかった。

相手が望んでいるなら別として、私は自分の鬱に身を委ねていたのかもしれない。

 

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「良い方向へ向かっている」具体的な話

奥さんは数日前に退院した。

でも従兄と一日中一緒にいる生活は、また鬱を悪化させる危険性がある。

 

従兄は施設に入り、奥さんもしっかり眠れる環境で暮らすということになり、ケアマネさんたちやブラザーも含め、施設と新居探しに奔走した。

 

要介護度2でも預かってくれる施設をケアマネさんが見つけてくれた。

家賃の都合上、引っ越し期日は来週と決定しているので、交渉して無理を聞いてもらった様子。

本当に頭が下がる。

 

契約は身内がしなくてはならないのでブラザーが出動。

まだ奥さんが退院する前だった。

 

新居も決まり、引っ越しは来週なのだが、従兄の荷物が多過ぎて引っ越し代金が高くなると言われ、ひとまず必要のない物を預かりにブラザーが出向いた。

代金も何も、初めからご子息とブラザーの車を使い、彼らだけで引っ越しするつもりだったはずなのだが……。

 

その連絡を寄越したのは奥さんの姉君。

まだ内緒らしいが、従兄と奥さんは入籍予定もあるし、もはや夫婦と認められる暮らしをしている。

「○○(従兄)さんの荷物」という一言には従兄への感情や評価が詰まっていた。

入籍すると知ったらどうなるのか。

私なら反対する

 

でも奥さんはもう一生従兄から離れるつもりはないのだ。

もし姉妹の仲が悪くないのであれば最終的には応援するしかないだろう……と書いたらブラザーが帰って来た!

 

少し話を聞いて来た。

姉妹の仲は悪いそうである。

 

ざんね~~~ん!

 

はあ~あ、やっぱり最初の情報通りか~。

 

あ、それより奥さんは仕事に復帰するらしい。

職場からも望まれているのだとか。

約半月の入院でだいぶ落ち着いたというが、従兄のためなんかに無理をしなければいいのだが。

 

愛の形 ラブラブっぷりを披露するアラカン夫婦

 

先日、従兄の通院の送迎のためにブラザーが訪ねたら、病院から許可をもらって付き添うために来た奥さんもいたという。

ブラザー曰く

 

「2人仲良過ぎ。俺ただの運転手」

 

だったとのこと。

検査までの待ち時間が長かったらしいが、ずーーーっと2人で楽しそうに話していたらしい。

久々に会うのだから当然なのはわかる。

でもずーーーっと遠い目をして一緒にいたブラザーのことも考えて欲しいものだ。

 

ブラザーと2人になった時、奥さんは従兄が施設から外出を許されたら、あれを作ってあれも作って食べさせたいし、ビールも少し…と言ったらしい。

 

それを聞いて思わず「飲ませんなっ」と笑いながらツッコんでしまった。

奥さんがどれだけ従兄に甘いかわかった気がした。

同時に、ご子息が従兄に強めの意見をはっきり言うという理由も、姉君の不服そうな言葉の理由も。

 

甘えたい人と甘やかしたい人、本人同士がいいならそれでいいじゃん。

 

他人だったらそう思える。

でも兄弟、親子だったら?

 

「私なら反対する」と書いたのは従兄の最低男っぷりを知っているからである。

彼らは知らなくても、昔で言う「ダメンズ」だとは気づいているのだろう。

 

ああ、また私の従兄への当たりが強くなってきた。

この辺にしておこう。

 

最後に

父の世話をしながら、ちまちま書き進めた今回のブログ。

流れに違和感があったり雰囲気が変わったりなど、不自然な部分があるかもしれない。

何卒ご容赦を。

 

とにかく今日は無事ひとり介護の役目を果たし、ブログも書けた。

ちなみに父はまた1人になるとご飯を食べ、私はご飯以外を食べて寝ることになった。

 

『麒麟がくる』はおそらく録画して観ることになるだろう。

それではまた。

  

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