転院まで1週間の父 ピンクのカサブランカ オニユリ ヒューケラの花
入院中のアルツハイマー型認知症の父が、来週の木曜日にリハビリのため転院する。
今回は、入院1ヵ月を過ぎた父の様子と、「庭の風景」の2本立てでお送りする。
意外と元気そう？ な父の様子
相変わらず面会はできないので、ブラザーが担当者から聞いた話である。
元気があって、楽しくおしゃべりすることもあるそうだ。
これだけ聞くと、よかったよかったとなる。
ただ食事は自分ではできずに、食べさせてもらっているとのこと。
以前は食慾がなく心配したが、今は出されたものは全部食べるらしい。
でも、自分からすすんで食べたいという感じではない…と。
誤嚥性肺炎（ごえんせいはいえん）で衰弱したので、食欲に関してはそんなものだろうと思う。
問題は、ベッドの上で座位を保てず、スプーンすらも持てなくなっていることだ。
車椅子に乗れないという事実を、ようやく理解することができた。
大変なリハビリになりそうである。
寝たきりにはさせたくないが、どこまで回復するのか皆目、見当がつかない。
父の生命力と、リハビリにかけるしかない。
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庭の風景 ピンクのカサブランカ
これがうちの庭にあったことを、実は今年初めて知った私。
恐ろしく美しい花である。
まだつぼみがたくさんあったので、今度は複数咲いているところを撮影したい。
庭の風景 裏庭のオニユリ
前回、つぼみだけ掲載した花はオニユリだった。
こちらもまた鬼のように美しい。
つぼみが全部開いたら、さぞ見事であろう。
庭の風景 ヒューケラの白い花
ブラザーが育てていた観葉植物なのだが、葉っぱが変色してしまい、数年放置していたら、白い花が咲いた。
ヒューケラの赤い花は春頃に掲載したので、季節も無視して咲いたらしい。
とても愛らしい、キュートな花である。
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あとがき
昨年までカサブランカに気づかなかったのは、私が夏になると通院以外では外に出ないせいもあるが、ブラザーが1度も教えてくれなかったことの方が大きい。
しかも庭の内側ではなく、外側に向いて咲くだけならまだしも、真上にあるアベリアの枝の間で咲いていたらしいのだ。
茎は2m近くに伸びるので、私の遥か頭上で咲いていたことになる。
目に入るはずがないのだ。
それが今年はどうしたことか、アベリアの枝に到達する前に、たくさんのつぼみをつけたのである。
たまたまなのか、学習したからなのかは謎だが、美しい花をまたひとつ、知ることができた。
それではまた。
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