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山姥の戯言日記

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『鎌倉殿の13人』第2回 頼朝と政子が急接近で義時ヤキモキ

 

「佐殿の腹」感想 義時 苦難の連続 政子に接近する頼朝の腹とは

 

鎌倉殿の13人 感想 感想ブログ

 

伊豆の主要人物も大方出て、いよいよ舞台が出来上がった第2回だった。

 

今回は平清盛をちょっと挟んだが、木曽義仲源義経の様子も毎回挟んだ方がわかりやすいかもしれない。

まあ、でも源頼朝の挙兵まで行けば、ドラマは大きく動き出すわけだから、そんな小細工も必要ないかとも思う。(どっちだよ!)

 

テンポはつかめてきたし、初登場続々で楽しく視聴できた。

 

それでは第2回の感想を早速。

 

 

 

 

伊東家と北条家 一触即発! そこに現われたのは…

 

前回から引き続き、伊藤祐親と北条時政・宗時親子の対峙のシーンから始まった。

 

緊迫した場面で、時政は源頼朝を匿っていることをポロリしてしまう。

これには宗時も焦り、祐親はニヤリとしたり顔。

でも言ってしまったものはしょうがない。

開き直って「死んでも渡すわけにはいかないんじゃ!」と凛々しく言い放つ時政だった。

 

相手は孫さえ手にかける非情な爺様である。

北条と戦をすると決めたら、何が何でもやり遂げるだろう。

 

そこへ現れたのは、相模の大庭景親

 

 

坂東のボス的存在で、伊藤祐親も敵わない大物中の大物。

バックに平清盛がいる。

頼朝を連れて逃げている北条義時の盟友 三浦義村が、父の義純とともに、仲裁を願い出たのだ。

 

大庭景親の仲立ちにより、頼朝は北条家が預かることになる。

祐親は面白くなさそうだが、景親の顔を立てるために仕方なくのんだ。

 

晴れて、頼朝は正式に北条家の監視下に置かれることとなったのである。

 

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平清盛登場!

 

初回でもサラッと登場したというか、映ったというか、紹介された平清盛が、ドラマ内では初登場。

 

 

平家はまさに絶頂期にあった。

清盛は自分が命を助けた頼朝のことも忘れ、面倒は坂東の者たちでどうにかしろという「つまらぬこと」扱い。

この慢心が近い将来、一族の滅亡に繋がるとも知らずに。

 

松平健さんはさすが大物ぶりが板についている。

存在感に重みがある清盛の怪演を期待したい。

 

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義時の苦難と北条家の人々

 

正式に頼朝を預かることになり、義時には新たな苦難が待ち受けていた。

兄の宗時、姉の政子は嬉々として目を輝かせている。

 

父に、政子を頼朝に近づけてはならないと苦言を呈してみるが、時政は嫁 りくの到着が間近で聞く耳を持たない。

浮かれて雑巾がけをし、りくからの文を嬉しそうに義時に見せるほど。

 

 

そんな中、兄の宗時が頼朝と八重を合わせる計画を打ち明ける。

父 祐親から嫁ぐよう命じられた八重が、一目でいいから頼朝に会いたいと願っているというのだ。

既に武蔵の比企家で会うことも決め、義時はそこへ頼朝を連れて行く任を命じられる。

 

ところが頼朝は行かないと返事をした。

ついでに挙兵もしない、戦は苦手だとも。

 

廊下でぼーっとしていると、妹の芽衣が、政子が化粧をしているとの知らせを持ってくる。

 

ここの姉と弟のやり取りも面白かった。

八重がどうなったか知りつつも、政子の気持ちは揺るがない。

義時は、政子を取られるのが嫌で嫉妬している弟呼ばわりされ、「そんな気味の悪いこと言わないでください」とグッタリ。

 

義時の苦難はまだまだ続く。

 

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頼朝の返事を伝えるために、比企家へ向かっていた義時は、伊豆の権守 堤信遠とすれ違った際、無理やりひざまずかされるという屈辱を味わった。

義時も、平家憎しに傾いていく伏線か。

 

比企家に到着した義時、今度は頼朝が来ない詫びをする任を命じられる。

宗時には鍛えられる義時であった。

でも比企尼(頼朝の乳母)が話の分かるお方でよかった。

 

詫びを笑顔で終えた義時、今度は頼朝が来ないことを八重に伝える。

優しさから出た嘘の口実を見破られ、八重に激しく責められる羽目になった。

 

義時は家族以外にも鍛えられているようだ。

 

頼朝と政子 打算と本能で結ばれゆく2人

 

 

伊東では危うかったが、頼朝は生き延びる術に長けている。

それは自然に身についたもので、本能に近かったのではないだろうか。

 

このシーンを観ると、マイナスなことを正直に話し、身を引くようなことを言ってみせている。

政子が放っておくはずがないと知りながら。

 

政子も政子で、もし頼朝の計算であったとしても、惚れた男に尽くすのは、至上の喜びと感じていそうな雰囲気がある。

後の政子を知っているだけに、「頼朝に騙された不憫な女」には少しも見えない。

 

やがて武士のトップに君臨する夫婦は、互いの本能が呼び合うままに結ばれたのだろう。

 

りくにメロメロの時政 政子と八重の話とは

 

北条家の館では、時政が怒っていた。

嫁のりくを披露しようとしたら、息子たちが誰もいなかったと。

政子も頼朝と湯河原へ向かったと聞き、宗時は大喜び、義時は血相を変える。

 

義時が政子たちを追っていった後、りくに謝る時政が優しい。

めちゃくちゃべた惚れではないか。

まあ、あれほど美しければメロメロになるのも頷ける。

 

 

早朝、湯河原に着いた義時だったが、会えたのは頼朝だけだった。

政子は八重にどうしても話したいことがあり、伊東へ行ったと。

 

さて、伊東の館。

話の内容と雰囲気が別物だった。

「もう会いたいなどと申されませんように」みたいなこと言われたら、もっとカチンとこないかな?

八重が箱入り娘過ぎるのかなぁ。

諦め方が綺麗過ぎる。

政子の前で泣き叫ぶようなことはしないだろうけど。

 

いいシーンっぽく映していたけど、私には摩訶不思議なシーンだった。

 

義時と頼朝 「佐殿の腹」

 

来たねぇ。

頼朝が義時にだけ本音を語った。

「頼れる弟」として。

 

頼朝の悲願は、憎き清盛入道の首をとり、平家を亡ぼすこと。

そのためには身内となる政子、北条が欠かせない。

頼朝の声と台詞が力強かった。

 

「ははっ!」と返事した義時はとうとう心酔したのかな?

流れでつい……という展開だけは無しでお願いしたい。

 

次回予告

 

次回は 第3回「挙兵は慎重に」

 

りく「この度の宮様のお企て 失敗いたします」

??「そなたは 打ち首ぃ!」

三浦義村「頼朝は 疫病神なんだよ」

大庭景親「源氏は終わった。いずれ成敗されるだろう」

源行家「今こそ 全国の源氏が立ち上がる時」

??「平家打倒の好機なりー!」

兵たち「オー!」

義時「勝てます。この戦」

 

間違っているところがあったら申し訳ない。

 

宮様のお企て、というと以仁王のあれですな?

源行家キター!

慎重にって言ってるけど挙兵早め?

北条家ピーンチ!

いろんな人が集まってきてるぞ。

義時、本当か? 本当に勝てるのか?

 

次回予告に関しては以上。

 

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あとがき

 

今回、いい!と特に思ったのは新垣結衣さんだった。

何だろうと思ったけど声だね。

表現がとても豊かになった気がする。

 

小栗旬さん、大泉洋さんら、前回挙げた方々は既に安定の域。

 

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りくと対面した家族も早く見たい。

 

ラストシーンを観て、やはり頼朝は笑いにする人ではないと確信した。

北条一家が全員面白いので、今回の感じで突き進んでほしい。

頼朝は威厳のある雰囲気をもっとプンプン出してもいいくらい。

 

わがまま視聴者の感想でした。

それではまた。

 

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