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山姥の戯言日記

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鎌倉殿の13人 第37回 親子としての最後の時間 時政謀反!

 

鎌倉殿の13人「オンベレブンビンバ」感想 北条義時の覚悟

 

鎌倉殿の13人 感想 ブログ

 

今回の主なキャスト

 

北条義時小四郎) 小栗旬さん

 

政子 小池栄子さん

 

北条泰時(太郎) 坂口健太郎さん

 

のえ 菊地凛子さん

 

北条時房(五郎) 瀬戸康史さん

 

源実朝 柿澤勇人さん

千世 加藤小夏さん

北条時政 坂東彌十郎さん

りく 宮沢りえさん

平賀朝雅 山中崇さん

実衣 宮澤エマさん

阿野時元 森優作さん

 福地桃子さん

鶴丸 きづきさん

ちえ 福田愛依さん

 

三浦義村(平六) 山本耕史さん

和田義盛 横田栄司さん

巴御前 秋元才加さん

八田知家 市原隼人さん

大江広元 栗原英雄さん

三善康信 小林隆さん

二階堂行政 野仲イサオさん

 

後鳥羽上皇 尾上松也さん

藤原兼子 シルビア・グラブさん

慈円 山寺宏一さん

 

公式サイト: NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

公式Twitter: 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) | Twitter

公式Instagram: https://www.instagram.com/nhk_kamakuradono13/

 

 

 

 

 

2つに割れる北条家 骨肉の争いの幕開け

 

尼御台 政子による恩賞の沙汰以来、執権 北条時政の権威は失墜していた。

畠山討伐と稲毛斬首により、御家人たちから強い反感を買ってしまったのだ。

 

幕府への訴状も全て政子宛となり、鎌倉殿 源実朝もそのことを認めている。

 

いよいよ後がなくなった時政に、妻のりくはけしかける。

 

「しぃ様。小四郎を許してはなりません。あの者たちに 思い知らせてやりましょう」

 

「ああ」

 

「正念場でございます」

 

そして、りくは政子に直接、宣戦布告をする。

 

「何もかも思い通りになると思ったら 大間違い」

 

「義母上…」

 

「この鎌倉を動かすのは 私の夫です」

 

そう吐き捨て、去ろうとするりくの背中に、政子も毅然と言い放つ。

 

「もう父上を振り回すのは おやめなさい」

 

一方で、まだ悪あがきをしようとする時政を、息子の義時がたしなめていた。

 

「以後 訴訟は尼御台が裁かれます。ご自分の引き際を お考えください」

 

「父親に向かって よう そんなことが言えるな」

 

「父親だから 申しておるのです。身内でなければ もっと手荒な真似をしておりました。しかし この先はわかりません」

 

時政の出方次第では、梶原や比企、畠山と同じ道を歩むことにもなりかねないと続ける。

 

義時の顔を見つめ、時政はしみじみと呟いた。

 

「だんだん 頼朝様に似てきたな」

 

「お褒めの言葉として 受け取っておきましょう」

 

その場を去る義時に、弟の時房が追いすがる。

親子で争うのはよくないと言う時房に、義時は背中で応えた。

 

「全ては 父上次第だ」

 

北条家が2つに割れ、骨肉の争いはいよいよ本格化する。

 

りくの恐ろしい企て再び 三浦は? そして平賀は?

 

実朝の側に、実衣の息子 阿野時元がつくことになった。

それまでついていた義時の息子 泰時は、父の元につくことに。

 

義時は、時政がどう出るかを案じていた。

 

その時政は、りくからとんでもない悪だくみを聞かせられていた。

 

  • 実朝には鎌倉殿を降りてもらう
  • 跡を継ぐのは娘婿の平賀朝雅(源氏の血筋)
  • 平賀の後継者は娘のきくが産んだ子にする
  • 成り行き次第では政子と義時を討つかもしれない
  • まずは三浦を味方につけること
  • 三浦がつけば和田もつく

 

「三浦を先に引き込んだ方が勝ちにございます」

 

自信満々のりくだが、破綻する予感しかない。

 

その後、2人は三浦義村を呼んで説得する。

三浦は亡き頼家の子、善哉の乳母父である。

平賀の後継者は善哉だと嘘をつき、必死に口説く2人。

 

三浦は「悪くない話」と乗ってみせ、りくの企てに手を貸すことを承諾した。

 

ところが、時政の文で企てを知った京の平賀は、恐れおののいていた。

鎌倉殿にはなりたくないと。

 

「鎌倉で この先 何が起こるか全く読めん。一つ手を間違えると 命取りぞ」

 

しかし、鎌倉では不在の平賀を担ぎ上げ、りくと時政が謀反を起こそうとしている。

事が起これば、平賀にも嫌疑が及ぶは必定。

 

もはや成り行きを息を潜めて見守るしかない平賀であった。

 

決行の日 阿野時元の裏切りと三浦義村の裏切り

 

ついに決行の日が来た。

時政は三浦兄弟に仔細を告げる。

 

  • 今夜、実朝をこの館に連れてくる
  • 出家する旨の起請文を書かせる
  • 平賀を新しい鎌倉殿に
  • そうなれば政子も義時も政には口出しできない

 

どうやって御所から実朝を連れてくるのか。

その問いに答えたのは、なんと阿野時元だった。

 

実朝は間違いなく、今日も和田の館へ向かうと断言する。

 

「私の父は 頼朝様の弟 全成法師。今の鎌倉殿とは 一緒に育ちました。あの方との扱いの違いに 常日頃から得心がいっておりませぬ」

 

実衣が知ったら卒倒するだろう。

我が子がそんな思いで毎日を過ごしていたなんて。

 

謀反が失敗すれば、時元の件も露見するのだろうか。

 

観たいような観たくないような複雑な心境である。

 

そして、こちらは意外ではない裏切りの三浦と義時の密会。

 

父の計画を聞き、あまりの愚かさに呆れる義時。

りくの考えなのはわかっていても、言うことを聞いてしまう父に呆然という感じだ。

 

義時は知らなかったことにし、三浦は時政の言う通りに動く。

そう約束して2人は別れた。

 

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オンベレブンビンバ 親子としての最後の時間

 

政子は今すぐ父を止めるよう命じたが、義時には考えがあった。

 

「父上には 誰の目にも明らかな 謀反を起こしてもらわなければなりません。さもなくば 我らが信を失います。それゆえ しばらく泳がせておくことに」

 

そんな話をしていると、泳がされている本人が登場した。

 

伊豆から届いた酒を持ち、皆で飲もうという時政。

肴もたくさん持参した。

 

「どういうつもり…」

 

以前の時政に戻ったような明るさに、政子も唖然とする。

 

「オンベレブンビンバ~ オンベレブンビンバ~」

 

実衣と時房も加わり、主演の席に謎のメロディが流れる。

声の主は時政。

 

亡き大姫が口ずさんでいた、いいことがある(?)まじないだそうだが、全然違う。

そこから、なぜか大喜利大会に発展。

 

私覚えてる、という政子から。

 

「ウンダラホンダラゲ~」

 

覚えている、という義時。

 

「ピンタラポンチンガ~」

 

思い出した、という時房は。

 

「プルップ…プ…」

 

実衣が思い出そうと集中していると、政子に怒られて最後まで言えず。

でも出だしで期待できないことは明白。

 

実衣が徐々に思い出し、結局、固まったのがこれだ。

 

「ポンタラクソワカ~」

 

大合唱する面々。

何なのだ、この親子たちは。

 

――正しくはオンタラクソワカである。

 

長澤まさみさんが真面目にナレーションで教えてくれた。

 

そんなことより本筋に戻ろう。

 

義時や政子は父の気持ちを推し量ろうと、何度も気にして時政の表情を窺っていた。

だが、時政は心底楽しそうにニコニコして酔っているだけである。

 

政子が育てている茄子の苗を見つけ、これじゃ駄目だと植え直そうとまでする。

手伝いに庭に出ていく義時と時房。

 

「トキューサ もっと腰入れて」

 

まさかの劇中トキューサいじり。

政子かと思ったけど、顔の向きから見て実衣っぽい。

 

いや、そういうのも置いといて本筋。

時政が父親の顔で政子に笑いかける。

政子も娘の笑顔を返す。

 

時政は、親子として最後の時間を作りにやって来たのだと思った。

 

謀反人の北条時政を討ち取る 北条義時の覚悟

 

八田知家らの警護が、実朝と御所に戻ろうとしていた時だ。

 

三浦兄弟らが現れ、ここからは自分たちが実朝を連れ帰ると申し出た。

心配した時政の命令ということだった。

 

不審に思い、後をつける八田たち。

 

その報告を受けた義時は、実朝が時政の館に連れ去られたものと確信する。

 

「兵を出す」

 

義時の言葉に応じ、八田は準備に向かった。

 

三浦からは、実朝が時政の館に押し込められているとの知らせが入る。

 

政子は嘆いた。

無謀なことだと、なぜ父は気づかないのかと。

 

父は気づいていると答える義時。

 

「父上は この企てが うまくゆかないことを見越しておられる。りく殿の言う通りにすれば 必ず行き詰まる。しかし 父上は あえて その道を選ばれた」

 

「どうするつもり」

 

「父上は恐らく…」

 

「あなたのことを聞いているのです!」

 

しばし見つめ合う姉と弟。

 

義時は政子ではなく、泰時に語りかけた。

お前をなぜ側においたのか教えてやる、と。

 

「父の覚悟を知ってもらうためだ」

 

バンッと畳を叩いて立ち上がり、義時は高らかに宣言した。

 

「執権 北条時政 謀反。これより討ち取る!」

 

歩き出した義時に政子が追いすがる。

 

「命だけは助けてあげて!」

 

「それをすれば 北条は身内に甘いと 日本中からそしりを受けます。こたびの父上の振る舞い 決して許すわけにはいきませぬ! 太郎 ついてまいれ」

 

ついてまいれと泰時に命じ、義時は政子の前から去っていった。

 

言うことを聞かぬ実朝に時政抜刀

 

館に実朝を押し込め、何とか起請文を書かせようとする時政。

 

しかし実朝はなかなか言うことを聞かない。

 

自分は出家して、平賀に鎌倉殿の座を譲るという内容だ。

嫌がるのは当たり前である。

 

すると、時政は立てかけてあった太刀を取り、実朝の前で抜刀してみせた。

 

座したまま、強い目で時政を見上げる実朝のアップで「つづく」。

 

次回予告

 

次回は 第38回「時を継ぐ者」

 

政子「あなたは近くで見ていたはずではないですか!」

義時「尼御台をお連れしろ」

りく「痛い思いをさせれば あの子だって」

和田「書いちゃいなさい!」

三善「あのお人が伊豆で頼朝様を助けたから 今日の鎌倉がある!」

上皇「義時 許さん!」

時政「ここでお別れでござる」

義時「小四郎は 無念にございます」

 

間違っていたらごめんなさい。

 

順番がわからないから何が何だか。

鎌倉殿は釈放されるっぽいけど。

あ、トウがいたね。

楽しみだ。

後鳥羽上皇がなぜ怒っているのだろう。

無念って義時…時政のことだよね。

 

予告自体はよくわからなかったけど、大きな回になりそう。

トウが戦っていたのは誰だろう。

 

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あとがき

 

本筋だけ追って書いたので、いろいろ飛ばしてしまって申し訳ない。

今回で最後まで描くと思ったのに、次回に持ち越し。

待ち遠しい。

 

それにしても…オンベレブンビンバ…タイトルにしちゃうのがすごい。

三谷幸喜さんっぽいというか。

 

でも時政にはどうしても同情できないな。

りくと時政のせいで死んだ人が多過ぎる。

 

そういう意味では義時もそうだ。

別に同情されたい主人公じゃなさそうだからいいけども。

早く執権にならないかな。

次回は10月だよ。

 

だけどあっという間に過ぎそうな気もする。

泰時の代も観たいけど、そりゃ無理ってもんだし。

 

だらだら書いていないで締めよう。

 

次回も心して観る。

 

それではまた。

 

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