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山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

アリピプラゾール(エビリファイ)効果と『孤独死』について

 

アリピプラゾール(エビリファイ)の効果 孤独死にまつわる『人間の尊厳』とは

 

庭のドウダンツツジの紅葉

庭のドウダンツツジの紅葉 2021年10月29日撮影

最近、精神面の調子がいい。

今月の通院で処方されたアリピプラゾール(エビリファイの効果と思われる。

 

www.yamauba.work

 

特別お題がまだ残っているが、今回は闘病記録のほか、孤独死関連の話題も少し。

 

 

 

 

アリピプラゾール(エビリファイ)の効果とは

 

ここでは、私が主治医に言われたことだけを話題にする。

上の過去記事と重複する部分があることを、予めご承知おき願いたい。

 

4日か5日くらい、激しく重い鬱(うつ)に耐えた末の通院でのこと。

私の話を聞き、主治医はこのままではいけないと感じたように見えた。

考え込むこともなく、すぐにアリピプラゾール(エビリファイを処方すると私に告げたのだ。

 

主治医の説明では、抗うつ薬のはたらきを良くし、効果をしっかり引き出す薬」だという。

極度の鬱状態にあった私に、言葉を選んで説明してくれたのだと思う。

 

なぜなら、アリピプラゾール抗精神病薬メジャートランキライザーであったためだ。

 

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通常は、主に統合失調症双極性障害の治療に使用される薬である。

だがマイナートランキライザー(一般的な精神安定剤では効果が出ない場合、うつ病患者などにも処方されることがあるのだ。

 

今回の私への処方も、当然のこととうなずける。

 

私は抗うつ薬を2種類服用しており(通常は1種類)、カリフォルニア・ロケット療法という治療を受けている。

ミルタザピン(リフレックスデュロキセチン(サインバルタだ。

どちらも上限量に達して久しいが、現状維持がやっとの状態だった。

 

それがアリピプラゾールを服用し始めてから、劇的な変化が見られたのである。

 

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1番危うい寝起きが楽になってきた

 

慢性的な鉄欠乏性貧血があり、元々寝起きは良くない。

希死念慮に囚われたり、亡き母の気配を1階に感じたりと、思わしくない症状が出るのは寝起きがほとんどである。

 

念のため申し上げておくが、私は解離性障害でもあるのだ。

 

アリピプラゾールを飲み始め、数日は変化がなかった。

それが今では毎日、スッキリした目覚めが続いている。

挙げたような症状も出ず、なんとなく自分をコントロールできつつある気がするのだ。

本当にまだ、気がする、だけであるが。

 

意欲というものがわかってきた

 

わかってきたというか、戻ってきたというべきか。

もう何年前かもわからない、遠い昔にあった感覚なのである。

おそらく、これが『意欲』というものなのだろう。

 

そして、これもおそらくだが、意欲はそれなりにずっとあった気がする。

精神面の感覚や感情に、とても鈍くなっていた。

例えば「嬉しい」と言っても、自分が本当に喜んでいるのかわからなかった。

悲しみに至っては、いまだに感じられない。

 

少しずつ、少しずつ、感情がわかって制御できているような、そんな気がするのであった。

 

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でも自分の顔だけはわからない

 

これはもうどうしようもない。

鏡を何分か睨みつけてみても、目を逸らした途端にわからなくなる。

写真や画像を見ても、自分であると認識できないのだ。

 

自我はあることはある。

 

でも捕まえようとすると、手からすり抜けてしまう。

これは病は関係ないのかな。

主治医に話してみよう。

 

こうしてブログを書き、何らかの主張をしているのだから、自我はどこかにちゃんとある。

アイデンティティを失っていたら、こんな風に存在はしていないだろう。

 

話が逸れてきたので強制終了。

 

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『目指せ 孤高死!』について

 

何の話? という方もおられるだろう。

前回の記事の最後に私が書いたキャッチフレーズ(?)である。

 

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少し前に孤独死が出た部屋は事故物件」という事実を知り、実はものすごく憤っていた。

怒る感情はしっかりしている。

 

そのせいで独居高齢者は住まいを見つけるのが困難だと。

 

NHKの特集みたいな番組だったと思う。

そこに出ていた住職のような方の言うことが、私が2年前から吠えてきたこととほとんど一緒だった。(もちろん住職は吠えていない)

 

家族に看取られずに死ぬことがそんなに悪いことか?

ひとり暮らしなら当然のケースであっても、周囲(特にマスコミ)は『可哀そうな亡くなり方』『尊厳守がられず、あってはならない亡くなり方』と取り沙汰する。

 

吠えたいけど吠えない。

 

でも言う。

尊厳を傷つけているのはどっちだ? と。

亡くなった方は満足な人生だと思っていたかもしれないのに。

なぜ決めつける?

なぜ独居高齢者を追いつめる?

 

配偶者がいて子どもたちがいて、自分には無関係だと思っている人がいたら甘い。

世の中は思い通りに進まないことが多々あるのだ。

 

将来、子どもと同居できない環境になったら?

配偶者に先立たれたら?

可能性は誰にでもあることだろう。

 

人生に満足し、ひとりで悠々自適に暮らしていたのに、ひとり暮らしで亡くなったばかりに『不幸な死』扱いされたら……って、死んでたらどうでもいいか。

 

でも私は気になるのだ。

からして、そういう姿勢だから。

『あってはならない』だとぉ?

ふ・ざ・け・ん・な…って話。

 

ガラが悪くなってきた。

私も元気だなぁ。

 

そのうち『目指せ 孤高死!』って本を出すかも。

 

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あとがき

 

う~ん、やっぱり熱くなってしまった。

いや、ね、孤独死孤立死)にはセルフネグレクトが影響しているってんで国が調べ始めたんだけど、相変わらず曖昧な調査でねぇ。

国では定義づけができないから、各自治体に定義づけも丸投げして、調査が可能な自治体しか調べてないの。

 

まだそんなとこでウロウロしてんの? って感じよ。

記事にしようと思って、国の不親切な公式ホームページを見に行ってガッカリさ。

セルフネグレクトうつ病の症状として治療している個人医もいるっていうのに。

調べよう! って言い出しっぺが、何を調べるのかわかってないんだよ?

丸投げされて調査した自治体エラいと思ったわ。

少なかったけどね。

 

あ~言いたいこと言ってスッキリした。

荒ぶると思ってずっと我慢してたから。

これでも最小限の荒ぶり。

 

お目汚し申し訳ない。

それではまた。

 

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