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『青天を衝け』第30回 渋沢栄一の廃藩置県! 浮気と上司と父親

 

第30回「渋沢栄一の父」感想  廃藩置県もプライベートも盛り沢山の栄一

 

青天を衝け 第30回 渋沢栄一の父 感想ブログ

 

今回の主要キャスト

 

渋沢栄一 吉沢亮さん

 

渋沢千代 橋本愛さん

渋沢うた 山﨑千聖さん

渋沢こと 吉川さくらさん

須永伝蔵 萩原護さん

 

渋沢市郎右衛門 小林薫さん

渋沢ゑい 和久井映見さん

渋沢てい 藤野涼子さん

𠮷岡なか 村川絵梨さん

渋沢よし 成海璃子さん

尾高きせ 手塚真生さん

尾高ゆう 畑芽育さん

 

井上馨 福士誠治さん

杉浦譲 志尊淳さん

伊藤博文 山崎育三郎さん

玉乃世履 高木渉さん

赤松則良 上村海成さん

江藤新平 増田修一朗さん

隈重信 大倉孝二さん

島津久光 池田成志さん

西郷隆盛 博多華丸さん

大久保利通 石丸幹二さん

 

明治天皇 犬飼直紀さん

岩倉具視 山内圭哉さん

三条実美 金井勇太さん

 

五代友厚 ディーン・フジオカさん

三野村利左衛門 イッセー尾形さん

大内くに 仁村紗和さん

 

徳川家康 北大路欣也さん

 

公式Instagramhttps://www.instagram.com/nhk_seiten/

公式Twitter【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) | Twitter

 

 

前回の感想記事に書いた次回予告、大内くにの台詞と勘違いしたのは、栄一の姉の吉岡なかだった。

「あんた」呼ばわりも納得である。

面目ない。

 

じゃがしかし!

 

渋沢栄一、浮気をするとは、なんたる、なんた~る!

当時は当たり前のこととはいえ、伊藤博文の方がもっとすごいとはいえ、こればっかりは承服できん。

 

さらに言えば、徳川慶喜渋沢成一郎(喜作)も揃って出ない回は初めてだ。

 

今回は不調により、さらっとした感想をお届けする。

 

 

 

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西郷隆盛 上京! 新政府の行方は?

 

岩倉具視はん、本当に薩摩まで行ったね。

これでは、さすがの西郷どんも上京せざるを得なくなった。

 

ドラマの中ではなかった解説。

具体的にはこういうことだったらしい。

 

西郷どん』も観ていたのに、この辺の薩摩の内輪揉めの原因を憶えていないという。

西郷隆盛大久保利通が目指す、日本の未来が違ったんだっけ?

 

まあ、このドラマでもそこは描かれるだろうから、焦らず待とう。

 

と思ったら、徳川家康様のご登場。

 

申し訳ないけど……黒子さんたち邪魔。

北大路欣也さん お1人の画で、視聴者には十分だから。

顔を出してるから余計に気になるし。

 

はい、文句は3行まで。

 

家康様は、新政府の上部がさっぱりまとまらないことを嘆いておられた。

加えて封建的な社会制度は、徳川の時代と何ら変わっていないと。

 

今 あえて聞きたい。徳川幕府を倒してまで 君たちが作りたかった新しい世は 一体 何なんだ?

 

この疑問は、渋沢栄一の胸の中にある思いと一致する。

その上、栄一は西郷に政府をまとめてほしいと願っていた。

 

だが西郷は、自分ならぶっ壊すかもしれないと言い、栄一の前から去っていく。

 

「西郷様の言うとおりだ」

 

栄一は千代に政府の現状を愚痴ると、父の市郎右衛門の言葉を思い出していた。

 

「上に立つ者には 下の者への責任がある」

 

「大事なものを守るつとめだ」

 

新政府はそれができていない。

 

しかし、西郷が来たからには何か起こりそうである。

博多華丸さん、痩せた? と思ったけど、短髪に軍服姿だったからかもしれない。

 

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栄一 五代友厚と対面 拒否感と共感の狭間で浮気する

 

大隈重信井上馨伊藤博文らとともに、栄一は大阪の造幣局に出張していた。

新しく流通させる貨幣の品質を確かめるためだ。

 

そこへ現れたのが、五代友厚である。

 

まだ恨みつらみが残っている栄一は、フレンドリーな五代に素っ気ない態度。

その場で怒りをぶつけないとは、そこそこ大人にはなったようだ。

 

会話らしい会話もないまま、今度は三井組の三野村利左衞門が現れ、皆を宴席へと案内する。

栄一に調子のいいことを言っていたけど、本当にどこまで本気なのか予測もつかない人物だ。

 

宴席で腹を満たした栄一は廊下へ出た。

すると、すれ違う男にぶつかった弾みで、酒を運んでいた女中の大内くにと衝突。

 

 

互いに謝りながらとっくりなどを拾っていたが、くには驚いた表情で栄一の顔を見つめる。

不思議に思った栄一も見つめ返し、ちょっと、なんとなく、もう、そういう雰囲気に。

 

でも栄一を追って出てきた五代に声をかけられ、一旦ブレイク。

 

五代は少し一緒に飲もうと栄一を誘う。

調べてみたら、五代は栄一の4歳年上だった。

そう思って観ると、画的にも合っている雰囲気。

 

徳川昭武パリ一行の『シブサワ』だと知っているわけだから、五代は自分に対する栄一の感情を予測していたと思う。

造幣局で「仲良うせにゃならん」と言ったのは、皆に向けたようでありながら、栄一に向けた言葉だったのかもしれない。

 

直接「嫌いだ」と言われても平然としていて、会話を自分のペースで運び、栄一が共感できる話をする五代。

最後の方では、栄一の拒否感が幾分、弱まったように感じた。

別れ際に、五代はストレートな問いを栄一に投げかける。

 

「おはんのおる場所も そこでよかとか?」

 

栄一は、会釈だけして五代に背を向けた。

 

 

と、ここで終わりたいところだが、大阪の夜はまだ続く。

 

大事な人を見る目で見つめたり、足袋の穴を繕ってあげたり、大内くにという女性は、その日の栄一の心の隙間に滑り込んでしまったように見えた。

立場を逆にしても同じことが言える。

 

個人的には、聖人君子たれ、とは思わない。

良妻賢母たれ、と思わないのと同じ。

 

でも千代が悲しむ姿はもう見たくないんだな。

複雑である。

 

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西郷隆盛の「戦が足りん」で廃藩置県

 

西郷が上京して3ヵ月、明治4年1871年)になった。

栄一が31歳になる年である。

 

政府の上層部の会議は相変わらず堂々巡りを繰り返すばかり。

そこには今回、初登場のこちらの方も。

 

 

会議でも、大蔵省の権限を削るべきと熱く主張していた。

 

そんな中、こんな話し合いに何の必要性があるのかと言い、西郷隆盛が衝撃的な発言をする。

 

「まだ戦が足りん」

 

皆の疑問を無視し、西郷は「戦じゃ! 戦じゃ!」と息巻いて退席する。

 

西郷の真意を予測していた栄一と杉浦譲に、井上馨はそっと西郷の思惑を聞かせる。

 

「戦覚悟で廃藩置県を断行しろと 西郷さんはそう言うとるんじゃ」

 

どういう理窟でそういう解釈になるのか謎だが、その通りらしい。

 

 

廃藩置県を断行するには、前もって決めておかなくてはならない問題が山積みである。

 

懇々と説く栄一と、眠気を催したかのような井上さんのやり取りが面白い。

井上は了承すると、「改正掛でやっちょっとくれ」と言い残して去った。

 

丸投げされた栄一たち改正掛が作業を進めていると、廃藩置県布告の日程を知らせに井上が現れた。

実質、4日後に布告されると聞き、栄一は無理だと憤慨する。

その様子を見て、井上も「あ~! やっぱり無理か~!」と机に突っ伏してしまった。

何なのだ、この井上さんの面白キャラは。

大久保利通も見習ってほしい。

 

諦めムードが漂う中、栄一の心に火がついた。

 

「いいや おかしれえ。やってやりましょう」

 

4日で作業を終えなければ、日本はまた戦になる。

真に強い日本を作り上げようと鼓舞する栄一に、改正掛の皆は賛同して頑張ることになった。

 

こうして4日間、寝る間も休む暇もなく栄一たちが働いたおかげで、明治4年7月14日、無事に廃藩置県が布告された。

 

 

世界にも「例を見ない無血革命」と、日本政府の大変革は驚きのニュースとして広く伝えられた。

 

それもこれも改正掛の働きがあってこそである。

栄一は活躍を認められ、大蔵大丞に昇格した。

 

 

すごい出世である。

 

しかし、栄一には更なる困難が待ち受けていた。

 

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栄一 大久保利通と激突! 改正掛を潰される

 

ある日、大蔵省のトップの大久保利通が改正掛の部屋を訪れる。

海軍に800万円、陸軍に250万円の軍事費を出すことを決定したと伝えるためだ。

 

意見を求められた栄一は、正直に承服できぬと答える。

廃藩置県を行ったことにより、早くも政府は国民からの税収を頼りにしていた。

少なくとも1年経って、実際にどうなるかを見てから判断すべきというのが栄一の考えだった。

 

揚げ足取りみたいな絡み方から見ると、大久保は頭から改正掛を潰す気で来たのだと思った。

案の定、栄一は大久保のいちゃもんに熱くなり、最後は叱り飛ばすように噛みついていた。

スカッとはしたけど、あれじゃ潰されるわ。

 

 

しかし、民部省の特別チームだったはずの改正掛を、大蔵省トップの一言で解散させられるものなのか。

よくわからん。

江藤さんが言っていたように、大蔵省は権限を持ち過ぎていたのかもしれない。

 

改正掛を潰して清々した大久保は、岩倉具視らと異国を巡る旅に出た。

 

 

岩倉使節団が100人以上いたことを初めて知った。

約2年後、その100人以上が帰ってくる。

 

あんなことやこんなこと、いろいろ待っているわけである。

 

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浮気に気づいた千代 だが市郎右衛門が危篤に…

 

大阪から何ヵ月経過しているのだろう。

千代がやっと栄一の足袋に気がついた。

赤い糸で繕うとは、大内くに、なかなか侮れぬ。

 

栄一を見る千代の目、見た? 見た?

おとなしい千代でも、さすがにこれは……という場面で、伝蔵が大騒ぎしながら走って来た。

 

それは父の市郎右衛門が危篤との知らせだった。

 

 

ん? 大阪出張から戻ってすぐ?

ドラマでは経緯を前後させているのかな。

まあ、野暮は言うまい。

 

 

それに、市郎右衛門の死について語る言葉も必要なかろう。

 

「なんと 美しい生き方だ」

 

栄一の言葉がすべて。

 

小林薫さん、お疲れさまでした。

 

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次回予告とあとがき

 

次回は 第31回「栄一、最後の変身」

 

??「ぎん……ぎょう……」

栄一「銀行です」

栄一「新しい日本を作りたかったからだ」

三野村「所詮 私たちとは 立っている場所が違う」

栄一「話をせねばならんことがある」

西郷「おはんは おいとは違(ちご)っ!」

喜作「変わったのは……栄一だ」

喜作「おめぇに 俺の気持ちがわかってたまるか!」

 

最後の変身?

お役人やめるとか?

いいよ、いいよ、どんどんやっちゃえ~。

また西郷どんとサシで飲んでたね。

喜作が帰ってきた~!

2人の渋沢、とことんぶつかって互いに吐き出してまえ~。

でも元の仲に戻ってほしいぞ。

そうだ、やっぱり栄一が役人やめればいいのだ!

そして大内くにが渋沢邸にやって来る?

慌てている栄一と、2人を見つけたような千代の映像があった。

さあ、栄一はどう釈明するのか見届けてやろうじゃないか。

 

次回予告に関しては以上。

 

このドラマでは、渋沢栄一を通して大久保利通西郷隆盛を見ていることになるが、視点が違うとやっぱり面白い。

『青天を衝け』では、大久保は徹底的にヒールの役回り。

 

有名人の今後はほぼ知っているけど、その時、栄一はどう感じるのだろうか。

 

今回は浮気をやらかし驚かされたが、まだまだ尾を引きそうである。

次回は千代がどう出るかも注目して観たい。

 

銀行事業、難しそうですな。

それではまた。

 


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