今年は2024年である。
昨年の9月で治療開始から4年が経過し、この4月で4年7ヵ月を迎える。
以前から病状は不安定であったものの、父の死後はそれに輪をかけて悪化した。
強烈な虚無感。
底のない脱力感。
いくら否定しても押し寄せる自責の念。
本当の介護の終わりを迎えたのに、清々しさは微塵もなかった。
何もする気が起きない。
何を考えても虚しい。
母の時は業火に包まれ、とてもじっとしてなどいられなかったのに、まるっきり正反対の状況に置かれてしまったのだ。
業火の内側に、温度のない灰が降り積もり、灰に埋もれて身動きできない感覚である。
気分を上向きにすることができず、ブログも書けなくなってしまった。
それまでは自室で過ごしていたのに、ほとんどの時間を兄弟がいる1階で過ごしている。
他の部屋にいると虚しさがいくらか軽減されるせいもある。
自室にこもっていると、負の感情の連鎖が止まらないのだ。
多少の波はあものの、ずっとそんな状態が続き今に至っている。
改善が見られるようになったのは、つい最近、今月、散歩を始めてからである。
散歩を始めて数日、やっと写真を撮る気になれた。
10日ほどして、今度はブログを書くことも考えられるようになった。
まだ自室にいられないので、1階でスマホから投稿している。
なにせスマホで書くのは初めてだ。
お見苦しい点があるかもしれないが、ご容赦いただきたい。
しばらくは現状維持で続けるつもりだ。
ちなみに薬の量は変わっている。
デュロキセチンは変わらずだが、ミルタザピンは1錠に減らし、アリピプラゾールはなくなった。
冬からそうしているけど、それ以来、あまり悪化していないので、こちらもしばらく現状維持である。
2度ほど衝動に見舞われ、どうにか切り抜けた。
この感じなら、まず大丈夫だろう。
今の自分を少しずつ受け入れつつある。
とても難しいことだけど、本当は絶対に嫌なことだけど、そうするしかないので踏ん張っているのだ。
自分の人生をしっかり生き抜きたいから。
今回はなるべく簡潔に書いたつもりだ。
短い気もするし、長い気もする。
文章を書く感覚がまだ戻っていない。
書くリハビリも続くだろう。
それではまた。