お題「#この1年の変化 」ミルタザピンと申請主義
まずは昨年の今ごろを思い出してみようと、昨年2月初旬の記事を探してみた。
強力な睡眠導入剤として知られるフルニトラゼパムが効かず、不眠状態が続いていた頃だ。
フルニトラゼパムを上限量までアップし、それでも効果がない時のためにと、睡眠効果もある抗うつ薬ミルタザピン(リフレックス)が初めて処方された。
精神障害者保健福祉手帳が無事交付され、障害等級が最上級の1級と認定されたことに驚いたのも、この頃。
ここから障害者年金申請の闘いが始まった。
思えば新型コロナウイルス関連も含め、申請手続きが多かった1年である。
それぞれ振り返ってみよう。
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ミルタザピン処方から1年 現在の睡眠は
ミルタザピンについては、昨年年末に1度振り返っている。
最初は1錠から始めたミルタザピン、これがよく効いた。
効き過ぎるくらい効いた。
不眠はなくなり、今度は過眠との勝負である。
過眠は単なる寝過ぎと違い、睡眠障害の1つである。
睡眠時間10時間超えは当たり前、最長で18時間近く眠った覚えがある。
ちなみに私のベスト睡眠時間は7時間だ。
もう生活リズムなどあったものではない。
やりたいことがたくさんあるのに、新たなストレスが発生したのだ。
それでも、もっとも辛かったのは半年くらいだったと記憶している。
睡眠時間が10時間以下の日が多くなり、年末はあまり気にならなくなっていたはず。
1月は足を痛め、あまりの激痛に睡眠時間どころではなかった。
神経痛薬も飲んでいて、そのせいか痛みのせいか、過眠状態が多かったように思う。
あんな痛みは二度と味わいたくない。
1月下旬には回復し、睡眠時間も長くて10時間と落ち着いてきている。
通院だった昨日は約6時間、本日は8時間程度だった。
中途覚醒、これも睡眠障害の1つだが、こればかりはそのままである。
違うのは、ミルタザピンを飲むようになってから、中途覚醒してもまた眠れることだ。
これはかなり大きな違いで、睡眠時間短縮とともにストレス軽減に繋がった。
「副作用(私の場合は過眠)は 薬に慣れれば必ずなくなります」
主治医の言葉を信じ、耐えてきた甲斐があった。
私にはまだ鬱(うつ)という敵と、セルフネグレクトの己自身という大敵がいる。
無理やり向き合おうとしてパニック発作を起こしたこともあり、手探り状態の領域なのだ。
焦らずに1つ1つ、見えるものから解決していこうと思う。
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障害者年金申請手続きで学んだこと
後から思うと、よく1人でやったなというのが最初に出てくる感想だ。
年金事務所、市役所の複数の窓口、現在通っている病院、以前に通っていた病院。
何度行き来したか憶えていないほどである。
年金事務所の予約待ちで2週間程度(だったかな?)の隙間があったので、一気に駆け抜けた感はないものの、終わった時の安堵感は半端がなかった。
障害者年金申請に辿り着くまで、幾つかの申請手続きがあり、私は前年の11月から着手していたのである。
自立支援医療(精神通院医療)制度に基づく医療費控除・上限額設定の手続き、それに障害者保健福祉手帳交付申請の手続き。
手帳は申請してから届くまでに2ヵ月は要し、必ずしも申請した全員に手帳が交付されるわけではない。
手帳が交付され、ようやく障害者年金申請手続きに入るのだ。
新型コロナウイルスの流行により、結果通知は予定より1ヵ月遅れで届いた。
私が障害者年金を受給できたのは、一連の手続きに着手してから約8か月後である。
専門の方に、有料で手続きのすべてを任せた方が早いのは確実だ。
しかしながら、幾ら受給できるのかわからず、受給できない可能性も思えば、私にその選択肢はなかった。
いろんな方から様々なアドバイスを頂戴し、とても嬉しかったことを憶えている。
そもそも一連の申請手続きを始めたのも、ブログ読者様方の会話で自立支援医療制度を知ったからだ。
しばらくネットから離れていた私は本当に無知だった。
10年前には既に対象者だったのに、無知が故に何の支援も受けずにいたのである。
病院も薬局も役所も教えてくれない。
有益な情報は自らの手で掴み取るしかないのだ。
これは、次の章にも繋がる話である。
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新型コロナウイルス関連の支援申請手続き
事業・雇用・生活に関する支援一覧は、次の内閣府のページから確認できる。
この中で、生活に関するものは次の4つ。
- ひとり親世帯臨時特別給付金
- 緊急小口資金・総合支援資金の特例貸付
- 住居確保給付金
- 学生支援緊急給付金
期日が延長されたり、再給付される場合があるので、まめなチェックが必要となる。
先日、ツイッターのTLに次のようなツイートが流れてきた。
【追加給付の申請はお済みですか?】#ひとり親世帯臨時特別給付金 の追加給付を受ける場合は申請が必要です。お早めに支給要件をご確認ください!
— 厚生労働省 (@MHLWitter) February 9, 2021
■手続きの方法など詳細はこちらhttps://t.co/sScBFSZQcT pic.twitter.com/fyta7FtIGF
ひとり親世帯臨時特別給付金の追加給付が実施されることになり、追加給付を受けたい人に申請を促す内容である。
対象者全員に情報が伝わっているのかと、心配になるような内容だ。
追加があるとは夢にも思っていなかった人は、情報をチェックしていないのではないだろうか。
厚労省のせかし方を見ると、申請者が少ないのでは? と不安しか感じない。
そこで、昨日掲載したアンケートを行った次第である。
結果は次の通り。
フォロワーさん以外でも構いません。
— やまうば@メンヘラブロガー (@Ukq1P) 2021年2月10日
個人的なアンケートにご協力ください。
設問:現在の日本の申請主義をどう思われますか?
ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
「周知を徹底すべきだ」と「申請主義を脱却すべきだ」で同数に割れるという意外な結果に。
実は「申請主義を脱却すべきだ」は、私が数日前にしたツイートで主張した内容だった。
極端論なのかと思い、皆様にも伺ってみたのだ。
「周知を徹底すべきだ」はとても現実的で、1番可能に近い答えかと思われる。
申請主義を脱却しようと現実に動いた人たちもいたようだが、日本の法律そのものが申請主義ありきなため、断念したとか。
どの法律を指しているのかまではわからなかった。
一生懸命税金を払ったり、保険料を払ったりしても、申請を忘れていたら何も支給されない。
根本からおかしくないか?
納税が国民の義務なら、国民が幸せになる権利を守るのが国の義務なのでは?
「最終的に生活保護がある」
って、また菅首相に言われるだけかな。
その生活保護さえ申請できない人たちがいるというのに。
法律に詳しくないから、どこをどう直せば申請主義を脱却できるのかわからない。
ネット環境も人との繋がりもなく、得られる支援を受けずに亡くなってしまう方々がいる現状。
「周知の徹底不足」って言葉、昔からよく聞くけど何か変わった?
何も変わってないように見えるよ。
私以外にも反申請主義の方々がいて嬉しい。
バカげた極論ではないと思っていいんだよね?
実現したらどんなにいいか。
「今のままで良い」方を無視しているわけではない。
少なくとも、その方の周囲では不足はないということだから。
皆がそうなら問題ないんだけどね。
アンケートのご協力、心より感謝申し上げます。
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あとがき
ちょっと熱くなっちゃったな。
総合支援資金の特例貸付は近々また実施されそうなので、該当する方は要チェックよ!
この1年、様々な申請を通して抱いた思いは「申請主義からの脱却」。
法律に詳しい先生方、頼みます。
それではまた。
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