はてなブログに来てから初めて2日も更新を休んでしまった。
睡眠がうまくとれないまま一昨日はひとり介護、その後、酔ったブラザーとの短いやり取りでどん底に落ち、強い希死念慮を抱いたのである。
昨日はそんな思いを引き摺ったままの一日。
やっと今日、ブログを書く気持ちになれた。
認知症の父の介護(看護・世話)のために睡眠を削る
朝に起きることができないのだから、これは仕方がない。
前の晩、早めに睡眠導入剤フルニトラゼパム錠1㎎を飲んだのだが、2時間もしないうちに目が覚めてしまった。
ひとり介護の緊張感もあったのか、すっかり覚醒してしまって二度寝もできない。
しかし体調は悪くなく、何とかひとり介護を無事に終えることができた。
終えた途端に4時間ほど爆睡。食事もせず薬も飲まず、まさに気を失うように眠ってしまったのである。
当然といえば当然で、これもまた仕方のないこと。
以前、睡眠障害についての記事を書いた。
今回は睡眠障害の中でも私が該当する「不眠症」について書いてみようと思う。
生活に大きな影響を及ぼす不眠症とは
眠りたいのに眠れない……。
ほとんどの人が一度は経験したことがあるだろう。
心配事や不安を抱えていたり、緊張するような大事な日を控えたりしている時によくあるようだ。日中に疲労感を感じたり、集中力が欠けて思わぬミスをすることもある。
しかし数日や1週間程度など、期間が短ければ「不眠症」とはいえない。
不眠症の診断の基準には次の2点が挙げられる。
- 長期間にわたり夜間の不眠が続く
- 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する
特に2つ目が大きなポイントとなる。つまり夜間に眠れなかったとしても、日中の生活に支障がなければ不眠症とは診断されないのだ。
この2点が揃った時に、初めて不眠症と診断されるのである。
次に不眠症の種類だが、一言に不眠症といっても様々な形態がある。
- 寝つきの悪い「入眠障害」
- 眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」
- 早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」
- ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感(休養感)が得られない「熟眠障害」
うつ病の人の特徴として多いのは3つ目の「早朝覚醒」なのだが、私の場合は上の2つ、「入眠障害」と「中途覚醒」にあたる。
眠くなってベッドに入っても眠れず、眠っても2時間前後で必ず一度目が覚める。
単純に薬を飲めば良いというものでもない。
原因は人によって様々であり、その人に合った治療法が必要となる。
特殊な不眠症だと通常の睡眠薬では効かないため、精神科医への相談が薦められているほどだ。
私は心療内科に約15年は通院し続けているが、最初の10年余りは無駄であるばかりか、症状が悪化する一方の日々だった。
元々、無理やり連れて行かれた形だったし、精神科と心療内科の区別さえつかない無知な人間だった。
始めから精神科に行っていればと今更後悔しても、失った健康と時間は戻らない。
スポンサーリンク
鬱は何故そんなに人を苦しめたいのか
うつ病に限ったことではない。
どんな病気になっても、きっとそんな気持ちになるだろう。
たまたまうつ病を患っている私なので鬱の話になる。
抗うつ薬サインバルタは少しずつではあるが効いている。
ただ強いものに替えたはずの睡眠導入剤フルニトラゼパムがまだ効かず、充分な睡眠がとれていないせいか、鬱までずっしりと重くなってしまったのだ。
ブラザーとのやり取りは今回は書かない。
彼は悪くないし私も悪くない。
タイミングが悪かっただけだ。
翌朝(昨日の朝)には「ごめんなさい」と謝ってくれたし、酔っていて憶えていないと逃げることもしなかった。
父とは違うと改めて確信できたのはよかった。
でも同じことはまた起きるだろう。
本来なら受け止める立場なのにうつ病ではそれができない。
だが絶対にこのままでは終わらせない。
そのうち必ずブラザーに楽をさせたい。
希死念慮はもう飼い慣らしたペットみたいなもので、私が少し元気を取り戻せば自然に引き下がっていく。
それより睡眠である。
目下の課題はそれ以外にない。
最後に
「鬱」と「うつ」表記の両方を使用しているのだが、ひらがなを使うのは「うつ病」「抗うつ薬」の時、「鬱」は自分の身体の中にあるものの話と分けて使っている。
漢字で検索する人もいればひらがなで検索する人もいるので、その対策でもある。
そして最近読者になられた方には違和感があると思うが、ブラザー呼びは従兄の話題の時に、読み易くするために固定した。
最初は兄弟、従兄弟とそれぞれ表記していて、書いている私本人も目が滑ってしまったためである。
さて、今回は不眠症を主に取り上げた。
睡眠障害が国民病であることは過去にお伝えしたが、その中の不眠症も国民病と単体で呼ばれているようだ。
それだけ患者が多いということだろう。
うつ病の症状には睡眠障害が伴うケースが多い印象がある。
正確には睡眠障害は不安障害に分類され、必ずしもうつ病に直結するものではない。
ただし、不安障害は他の様々な症状を併発することが多いのだ。
睡眠の問題が長引いている人は、なるべく早く受診してみていただきたい。
それではまた。
スポンサーリンク
いつものお風呂がワンランクアップ! 無色透明で、無添加・無着色・日本素材だから安心! 自然炭酸泉を再現した、大人気の入浴剤です。 健康寿命が大幅に伸びます!