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山姥の戯言日記

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鎌倉殿の13人 第39回 鎌倉殿の苦い恋 黒さを増す義時

 

鎌倉殿の13人「穏やかな一日」感想 義時と御家人衆の亀裂

 

鎌倉殿の13人 感想 ブログ

 

今回の主なキャスト

 

北条義時小四郎) 小栗旬さん

 

政子 小池栄子さん

 

北条泰時(太郎) 坂口健太郎さん

 

のえ 菊地凛子さん

 

北条時房(五郎) 瀬戸康史さん

 

源実朝 柿澤勇人さん

千世 加藤小夏さん

実衣 宮澤エマさん

阿野時元 森優作さん

 福地桃子さん

北条朝時 西本たけるさん

平盛綱鶴丸 きづきさん

つつじ 北香那さん

公暁(善哉) 寛一郎さん

 

三浦義村(平六) 山本耕史さん

和田義盛 横田栄司さん

巴御前 秋元才加さん

八田知家 市原隼人さん

大江広元 栗原英雄さん

三善康信 小林隆さん

二階堂行政 野仲イサオさん

 

源仲章 生田斗真さん

 

語り 長澤まさみさん

 

公式サイト: NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

公式Twitter: 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) | Twitter

公式Instagram: https://www.instagram.com/nhk_kamakuradono13/

 

 

 

 

 

若き鎌倉殿と北条義時の野望

 

オープニングから、語りの長澤まさみさんが御所の女房姿で登場。

 

「本日は 承元2年から建暦元年に至る4年間 鎌倉に起こる様々な出来事を 1日に凝縮してお送りいたします」

 

とのこと。

 

長澤まさみさんの姿を見てしまうと、語りだけではもったいなくなってくる。

再登場はあるのだろうか。

 

さて、御所では、疱瘡を患っていた鎌倉殿 源実朝が政務に復帰していた。

 

だが調停の場で発言しても、北条義時に遮られ、言いたいことを最後まで言わせてもらえない。

自分がいる意味があるのかと悩む、若き鎌倉殿。

 

義時は政の仕組みを新しくする野望を抱いていた。

まずは力の集中を押さえるため、守護を交代制にすること。

 

大江広元は問う。

 

「では 国司も?」

 

国司は そのまま」

 

「北条が目立ってしまいますが」

 

「構わぬ」

 

北条は力を持っても構わないが、他の御家人には持たせない。

 

のえと初の話だと、義時は「執権」を名乗っていないという。

実質「執権」でありながら、何故か。

 

答えは政子に言った言葉の中にあった。

 

「兄上は 坂東武者の頂に北条が立つことを望んでおられました。私が それを果たします」

 

義時の中では、北条はまだ頂に立っていないのだ。

 

北条の足元が盤石になった時、義時は初めて「執権」を名乗るのかもしれない。

 

むしろ殺していれば…

 

八田知家は政子に告げた。

 

「北条の方々のことですが。御家人たちは 皆 苦々しく思っています。小四郎殿は相模守 五郎殿は武蔵守。北条でなければ 国司にはなれないのか」

 

知らせに来た政子に義時は言う。

 

「それでも やらねばならぬのです。二度と北条に刃向かう者を出さないために」

 

去ろうとする義時に、尚も政子の言葉が追いすがる。

 

「父上と義母上の命を救ってくれたこと 感謝します。でも…」

 

「むしろ殺していれば 御家人たちは恐れおののき ひれ伏した。私の甘さです」

 

自嘲しつつ去っていく弟の姿を、政子は言葉を失ったまま見つめていた。

 

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悩み多き鎌倉殿の憂鬱 泰時に恋心

 

鎌倉殿はとても心優しい青年(少年?)である。

 

源仲章に叱られた三善康信を慰めたり、妻の千世に、誰にも打ち明けられなかった事実を話し、誠意を表わしたり。

 

なのに叔父の義時には「私のやることに口を挟まれぬこと」と凄まれ、意に沿わぬことでも頷かなくてはならない。

 

ブラック義時、あまり鎌倉殿をいじめないでくれ。

 

なんて思っていたら、更に衝撃の事実が明らかになる。

 

弓の技競べで活躍した元鶴丸 平盛綱が、義時の息子 泰時と抱き合って喜んでいたシーン。

鎌倉殿は盛綱を凝視し、不機嫌になった。

 

だから義時に八つ当たりするような物言いをし、凄まれる羽目になったのである(理屈では鎌倉殿が正しい)。

 

嫉妬かな…と未確定状態で観ていると、なんと泰時に渡した歌は、恋の歌であったことが発覚。

源仲章お見事。

 

これで確定と続きを観ていると、真面目過ぎる泰時は、鎌倉殿が間違えて泰時にその歌を贈ったと思ったらしい。

なんて気の毒な鎌倉殿。

 

泰時の話に合わせ、別の歌を贈るのだが。

 

 大海の 磯もとどろに 寄する波

   破れて砕けて 裂けて散るかも

 

ハートブレイクそのまんまの歌になっているではないか。

しかも返歌がもっと難しくなっている。

 

頑張れ泰時…。

 

和田義盛 三浦義村 不穏な情勢

 

義時に不満を募らせる和田義盛三浦義村

 

特に和田は「思い知らせてやろうぜ」と息巻き、収まりがつきそうにない。

一緒に酒を飲みながら、そんな和田の表情を盗み見る三浦。

 

三浦も義時に不満はあるものの、和田ほどではない様子だ。

 

さあ、次回に向けてどう動き出すのか。

 

4年後の朝

 

善哉は出家し、公暁と名を変えた。

京へ行って修行をしてくるのだという。

 

不吉なナレーションが入る。

 

――公暁が戻ってきた時 鎌倉最大の悲劇が幕を開けることになる。それは この時から6年後。

 

鳴り響く錫杖の音。

 

京へ向かう公暁のアップで「つづく」。

 

次回予告

 

次回は 第40回「罠と罠」

 

三浦「北条を倒そうぞ!」

和田「もう後には引けません」

??「無数の和田義盛が集まっています

政子「面白い」

泰時「皆で安寧の世を築いてみせます!」

歩き巫女「みんな 死ぬ」

義時「消えてもらう…か」

 

面白い日本語ですが、字幕放送でも確認したので間違いないかと。

 

罠と言えば、三浦義村…かな。

でも彼に憎めない従兄弟が裏切れるかどうか。

大竹しのぶさん再登場。

あ、和田が戦うなら巴御前も?

 

複雑だけど楽しみでもある。

 

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あとがき

 

放送を観た時はあまり穏やかじゃないように感じたけど、感想を書いていたら、確かにいつもよりは穏やかなことに気づいた。

 

4年分だから、義時は更に黒さを増していたように思う。

 

次回は和田が挙兵し、三浦も応えるようだが、果たしてどうなることか。

 

楽しみに待ちたい。

 

それではまた。

 

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