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山姥の戯言日記

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鎌倉殿の13人 第8回 気苦労の絶えない義時と爽やかブラックな義経

 

「いざ、鎌倉」感想 安房から相模、鎌倉へ すきま風とみんな武衛

 

鎌倉殿の13人 感想ブログ

 

今回の主なキャスト

 

北条義時 小栗旬さん

 

源頼朝 大泉洋さん

政子 小池栄子さん

北条時政 坂東彌十郎さん

りく 宮沢りえさん

実衣 宮澤エマさん

三浦義澄 佐藤B作さん

三浦義村 山本耕史さん

和田義盛 横田栄司さん

畠山重忠 中川大志さん

阿野全成 新納慎也さん

 

源義経 菅田将暉さん

武蔵坊弁慶 佳久創さん

 

下総常胤 岡本信人さん

上総広常 佐藤浩市さん

武田信義 八嶋智人さん

 

八重 新垣結衣さん

 

伊東祐親 浅野和之さん

伊東祐清 竹財輝之介さん

江間次郎 芹澤興人さん

 

大庭景親 國村隼さん

山内首藤経俊 山口馬木也さん

梶原景時 中村獅童さん

 

平清盛 松平健さん

平宗盛 小泉孝太郎さん

丹後局 鈴木京香さん

後白河法皇 西田敏行さん

 

公式サイト: NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

公式Twitter: 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) | Twitter

公式Instagram: https://www.instagram.com/nhk_kamakuradono13/

 

今回も新しい動きがあったり、新しい人物が出てきたりであっという間の45分だった。

個人的には、頼朝という人物がまだつかめていない。

その辺も楽しみながら観た第8回。

 

詳しい感想は本文で。

 

 

 

平清盛後白河法皇 それぞれの思惑

 

巨大な寄せ集め軍団と化した源頼朝勢は鎌倉を目指していた。

 

 

京には頼朝勢の規模すら伝わっていない状態で、平清盛は焦っていた。

嫡男の宗盛に追討軍派遣を指示したものの、宗盛は戦勝の吉日を選んでおり、まだ兵を出していなかったのだ。

 

「勢いのついた軍勢は日に日に大きくなっていくんじゃ」

 

追討軍の数が1万と聞いて怒り、清盛は道中で倍集めよと命じる。

 

追討軍出兵の知らせは後白河法皇のもとにもたらされた。

頼朝は不利と聞かされ、「嫌じゃ」と駄々っ子のように連呼する法王。

 

いまいち法王のキャラクターがつかめない。

 

丹後局が頼朝には弟がいたはずという流れで、場面は源義経一行へ。

 

腹黒ピュアキャラ? な源義経

 

実にキラキラとした義経だ。

キラキラとしながら平気で残忍なことをする。

 

それに思いついたら行動せずにはいられぬようだ。

鎌倉に向かっていたのに富士山へ向かうとは。

家来たちは振り回されながらも必死についていく。

 

面白い!

私が求めていた義経像かもしれない。

三谷幸喜さんに脱帽するとともに、菅田将暉さんの演技に今後も期待大である。

 

畠山重忠 降伏して参陣す

 

平家方について戦っていた畠山重忠が降伏してきた。

 

 

北条義時は喜ぶが、三浦義澄の甥の和田義盛は許さぬと激怒。

義澄は、重忠は父の仇であるが、今は大義のため忘れると参陣を認める考え。

 

上総広常は義時に助言する。

 

「俺たちは 所詮 烏合の衆だ。いちいち思いを聞いていたら いずれ立ち行かなくなっちまうぞ」

 

「頼朝の考え 聞いてこいよ。俺たちは それに従う。それでもとやかく言うやつがいたら 俺が相手だ」

 

今回もカッコよく決める上総だったが、頼朝の考えを聞いた結果……。

相模に入る際の先陣は上総と決まっていたのに、若くて見栄えのする方がいいとの頼朝の意向で重忠に変更され、大いにふてくされることとなる。

 

 

上総も気の毒だが、いちいち間に入らなければならない義時もご苦労様である。

 

義時 甲斐で時政と合流

 

頼朝に命じられ、すでに甲斐につかわされていた父 時政と合流する義時。

時政は武田信義に会うのが億劫で、まだ近くの宿で油を売っていたのだ。

 

父を何とかなだめ、義時は武田に謁見する。

 

 

前回とは打って変わり、武田は頼朝に力を貸すことを快諾した。

追討軍が真っ先にぶつかるのは、自分たちだと自覚したためである。

 

使者は誰でもよかったという頼朝の言葉を、父に隠そうとする義時は優しい。

でも時政にはわかっていただろう。

 

「お前はよかったな。佐殿に会えて」

 

こっそり漏らした義時にも聞こえない呟き。

そこには父として、男として、おやじとしての悲哀が満ちていた。

 

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頼朝と家人たちの間のすきま風

 

義時の気苦労は絶えない。

 

家人たちは頼朝に不満を持ち始め、義時は三浦義村に助言を乞う。

酒席をともにしてはどうかという案に義時は乗った。

 

「頼朝」と呼び捨てにする上総に、義村は「武衛(ぶえい)」という呼び方もあると嘘を教える。

本当は「佐殿」よりもっと敬う意味があるという。

 

義時は密かに頼朝を家人たちの宴に連れ出した。

酔っ払い上総のせいで最後は「みんなが武衛」ということになり、頼朝は戸惑うが一件落着といった形。

この辺りはドラマならではの面白い演出だった。

 

10月6日、ついに頼朝勢は鎌倉に入った。

石橋山で大敗を喫してから、約1ヵ月半後のことである。

 

なかなか鎌倉に着かない義経一行

 

頼朝の浮気のため、政子たちの鎌倉入りは1日遅れることになった。

 

そして、そのすぐ側まで来ていた義経主従。

近所の人にもらった里芋?の煮物を「ごちそうだー!」と叫んで突っつき、皆で元気よく食べる様は微笑ましい。

しかし芋料理をくれた優しい住人、「腰越の」藤平太って……だいぶ先だが、その時に再会したりするのだろうか。

 

「海が見たくなった。行くぞー!」

 

って、鎌倉と正反対に走っていくし。

 

義時も振り回されたりするのだろうか。

どのくらいの接点を持つかで、義経の出番も左右される。

なるべく多く見られることを祈ろう。

 

スリル満点のクライマックス

 

いよいよ政子たちが鎌倉へ入る日。

 

義時は女人の着物を借りに、梶原景時の邸を訪れていた。

景時は大庭景親と袂を分かったという。

すかさず再スカウトする義時。

今度は脈がありそうな雰囲気だった。

 

そして、やっと御台所の鎌倉入りと相成った。

 

 

一方、伊東祐親の次男の祐清が頼朝勢に捕まっていた。

平家に助けを求めに舟を出そうとしていたらしい。

祐清が言うには、伊東邸には祐親が残り、討ち死にするつもりだという。

更に、邸には八重もいて、祐親は八重の命も奪うつもりだろうと。

 

三浦義村が言うには、伊東邸には、頼朝が和田・畠山軍を既に派遣している。

 

義時と義村は、どちらも祐親の孫である。

2人は爺様と八重を助けに行った。

時間がない。

 

場面は変わって八重が閉じ込められている部屋。

机に向かっている八重の背後に、夫の江間次郎が腰を下ろす。

八重が話しかけても返事はせず、刀に手をかけるような仕草を。

 

その音に気づき、八重が厳しい顔で背後を窺っているところで「つづく」。

 

次回予告

 

次回は 第9回「決戦前夜」

 

義経「ずっと この日を待ち焦がれておりました」

政子「ふんっ」

頼朝「武田がいなければ この戦は勝てぬ」

武田「頼朝を出し抜いてやったわ」

時政「戦で命を張るのは わしらなんだ!」

頼朝「わしと坂東なら どちらを取る?」

義時「八重さんは必ずお守りします。佐殿には渡しませぬ!」

 

間違ってたらごめんね。

 

義経、やっと頼朝と対面か!

武田信義、裏切るのか?

義時が八重を背中で庇ってる。

爺様、言うこと聞かんかい!

 

八重危うし!っぽいラストだったから、予告観て安心した。

八重って長く出そうなキャラだもんね。

画面に華が咲くからもっと出てほしい。

 

次回予告に関しては以上。

 

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あとがき

 

安房から相模に入り、鎌倉まで来るという、平坦ながらも動きのある回だった。

義時がどんどん鍛えられて逞しくなってきている。

やっぱり義村とのコンビがナイスだな。

 

3月1日には新キャストの発表もあるようで楽しみだ。

 

とりあえずは次回である。

次回を待とう。

 

それではまた。

 

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