ゴールの遠い片づけと森見登美彦作『ペンギン・ハイウェイ』の感想
前回のブログに書いた通り、昨日から部屋の片づけを行っている。
セルフネグレクトにとっては褒められてしかるべき行為である。
今回はそんな私の片づけの状況と、森見登美彦さんの『ペンギン・ハイウェイ』の感想などを記したい。
なかなか進まない部屋の片づけ
これは決して読書をしたからではない。
第一に腰、第二に右手首の痛みをかばっているせいである。
昨日、立ち上がって3分もしないうちに腰が痛くなった。
片づけといえば、ほぼ前傾姿勢なためだ。
それからは座り、手の届く範囲を片づけていった。
昨日は3時間弱、今日は2時間余り作業し、全体の5分の1は整理された……というのは、言い過ぎかもしれない。
具体的にどういう状況かというと、空き巣被害に遭い、警察官に「かなり荒らされましたねえ……」と同情されるレベルの片づき方だ。
要するにゴールは途方もなく遠いのである。
でも少しずつでも進むことが大事と心得る。
一応、ゴールは夏と定めておこう。
森見登美彦作『ペンギン・ハイウェイ』の感想
とても面白かった。
ファンタジー小説なのだが、主人公の少年が個性的で面白く、目が離せない感じで最後まで読み切った。
ある日、住宅街の空き地にペンギンたちが現れる。
その後もペンギンたちはあちこちに現われるようになり、研究好きの少年は研究を始める。
情景描写がわかりやすくて鮮やか。
ペンギンたちの描写はとにかく可愛らしい。
他の登場人物もそれぞれ個性的で飽きない。
ちょっぴりせつなくもあり、それでも読後感は爽やかだった。
森見登美彦さんの作品を呼んだのは初めてだったが、他のも読んでみたいと思わせる力のある作品だ。
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あとがき
本はクライマックス手前まできていたので読んだ。
読まなくては片づけられないので、これも片づけの一環である。
と、無理やり主張しておこう。
仕事と並行しつつ、片づけもやっていくことになりそうだ。
どうか心が折れませんように。
それではまた。
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