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山姥の戯言日記

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『青天を衝け』第39回 渋沢栄一と徳川慶喜と渋沢篤二

 

第39回「栄一と戦争」感想 栄一 慶喜 篤二それぞれの思い

 

青天を衝け 感想ブログ

 

今回の主要キャスト

 

渋沢栄一 吉沢亮さん

渋沢喜作 高良健吾さん

 

徳川慶喜 草彅剛さん

 

渋沢兼子 大島優子さん

渋沢篤二 泉澤祐希さん

渋沢敦子 藤松祥子さん

穂積歌子 小野莉奈さん

穂積陳重 田村健太郎さん

阪谷琴子 池田朱那さん

阪谷芳郎 内野謙太さん

 

伊藤博文 山崎育三郎さん

井上馨 福士誠治さん

 

セオドア・ルーズペルト ガイタノ・トタロさん

 

猪飼正為 遠山俊也さん

八十田明太郎 ヒロウエノさん

佐々木勇之助 永村航希さん

 

徳川家康 北大路欣也さん

 

番組公式サイト大河ドラマ「青天を衝け」|NHKオンライン

公式Instagramhttps://www.instagram.com/nhk_seiten/

公式Twitter【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) | Twitter

 

暗鬱たる回にあり、オープニングから尊いシーンがあった。

渋沢喜作 尾高惇忠と、徳川慶喜の対面である。

 

詳しい感想は本文で。

 

 

 

 

残されて生き続けることが どれほど苦であったか…

 

労う立場にないが、と前置きし、徳川慶喜尾高惇忠にそう言葉をかけた。

弟の長七郎や平九郎、妹の千代にまで先立たれ、古希(70歳)を過ぎた惇忠に、これほど染み入る言葉はなかっただろう。

 

惇忠の脳裏に、若き日に見た幼い慶喜の勇姿が甦る。

あれから長い年月を経て、惇忠は初めて慶喜と対面を果たしたのだ。

なんと美しいシーンであることか。

 

その後、惇忠は新世紀を迎えるとともに亡くなったとナレーションが入った。

 

 

年齢を考えれば遅くもないが、惇忠あにぃとのお別れの日も来るとは。

 

 

田辺誠一さん、年老いて小さくなったじい様っぷりがお見事でした。

楽しませてくれてありがとうございます。

お疲れさまでした。

 

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アメリカとは良好 ロシアとは険悪 栄一の決断は

 

明治35年(1902年)、渋沢栄一62歳の年、欧米を訪問していた栄一はアメリカのルーズベルト大統領と会談する。

 

 

栄一が帰国したばかりの頃、ロシアの南下政策は日本の国防に脅威を与えていた。

栄一は大蔵省の井上馨に呼ばれ、陸軍参謀次長とともに協力を乞われる。

日本存亡の危機と言われ、栄一は渋々うなずいた。

 

こうして翌年の明治36年1903年)、日露戦争が勃発する。

 

戦費に充てる国債の購入を呼びかける役割を担っていた栄一。

経済人を集めた会場で、戦争が経済に与える好影響をアピールし、国債の購入を呼びかける。

聴衆は栄一のスピーチに魅了され、大きな拍手と「帝国万歳」の唱和に包まれた。

 

微妙な心境のまま、栄一はステージを下りる。

倒れたのはそのすぐ後だった。

 

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生死をさまよう栄一 葛藤し怯える篤二

 

 

このような思わしくない病状の中、死を覚悟した栄一は篤二を呼ぶ。

 

「あとは頼んだぞ」

 

栄一はすべてを託そうと、片手を篤二の方に差し伸べた。

 

「嫡男はお前だ……この家を頼む……頼んだぞ……」

 

差し出された手に、怯えた様子の篤二。

父の手を取ったのかどうかはわからない。

 

ただ、続いたシーンは家の中を逃げ回る篤二だった。

あの手から逃げてきたかのように。

転がるように走り、図書室に逃げ込むも、書生たちがやって来る声が聞こえ、雨が降る庭へと転がり出る。

 

「あー! 何をやってるんだ……うあーっ!」

 

苦しい叫びを聞きつけ、兼子と、栄一の見舞いに来た慶喜が現れる。

 

「僕も逃げたい! ……僕も逃げたい!」

 

苦しい気持ちは理解するが、その先の慶喜への言い草はいただけない。

あなた(慶喜)よりはマシなはず、あなたが捨てたのは日本だ、それでもこうして平然と……うん、やはりいただけないね。

誤解しているかもしれないのに、世間の吹聴だけで慶喜を決めつけている。

それこそ父上が知ったら大目玉だろう。

 

篤二は以前、父よりも慶喜の生き方に憧れると言っていた。

そんな単純なことではないと慶喜は応じていたのに、そこを深く考えてみることはしなかったようだ。

 

パニック状態でない篤二なら、絶対に言わなかっただろう。

惜しいというか、残念というか、とにかく気の毒な嫡男である。

 

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渋沢栄一徳川慶喜

 

「そなただけは どうか尽未来際(じんみらいさい)……生きてくれ」

 

誓いが果たせなかった平岡円四郎が思い出され、ジーンとさせられた場面。

 

病のせいか「上様」と呼んでいたけど、その時の栄一の顔は、本当に「上様」と呼んでいた頃のように若々しく見えた。

吉沢亮さんが若いんだから仕方がない。

イチャモンつけるわけじゃないけど、60過ぎにはどうしても見えない。

動作や話し方では、それなりに努力なさっているんだけども。

 

 

話を戻す。

慶喜が一方的に栄一にかけた言葉。

  • 生きてくれたら何でも話そう
  • 何でも話す
  • そなたともっと話がしたいのだ
  • だから死なないでくれ

 

これは死ぬわけにはいかんと、栄一は全細胞レベルで思ったに違いない。

ナレーションによると、その後、みるみるうちに回復したらしいから。

 

とにかく治ってよかった。

篤二も救われただろう。

 

徳川慶喜 語る

 

慶喜の伝記を作るために渋沢邸に人が集められ、慶喜はそこで話すことに。

鵜飼正為さんもお元気で何よりである。

 

いきなりクライマックスの慶喜の語りに意表をつかれた。

重過ぎて書き起こせない。

とても重要な部分なので、興味のある方はオンデマンド放送か、土曜日の再放送でご覧いただきたい。

 

何とも言えぬ。

ただならぬ慶喜の覚悟があったことだけは伝えよう。

 

最後に慶喜は、人にはそれぞれ役割りがあり、自分にとっては隠遁が最後の役割りだったと語った。

 

 

「役割り」という言葉は、いつまでも栄一の中に残った。

 

「私が目指していたものはこれか?」

 

「父上?」

 

「いいや 違う。今の日本は 心のない張りぼてだ。そうしてしまったのは私たちだ。私が止めねば」

 

「篤二……私は近く 実業界を引退する」

 

最後は後方にいる篤二を振り返って言い、微笑みながら視線を戻したところで「つづく」。

 

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次回予告とあとがき

 

次回は 15分拡大版 第40回「栄一、海を越えて」

 

伊藤アメリカを頼んだぞ」

??「排日が盛んなのは 日本人移民が多い西海岸だそうです」

栄一「あいつの辛さを理解できていなかった」

篤二「父が出ていったのに 住み続けるのは申し訳ないと」

慶喜「楽しかったなぁ」

栄一「こんなことでは 日本は……」

喜作「おめえはまだまだ励むつもりなんだのう」

栄一「ノーウォー! ノーウォーだ!」

 

残すところ、あと2回!

19日、26日ともに15分拡大版!

なのに栄一アメリカ行っちゃうの?

篤二がますますひねくれてるよ。

栄一、そんなに熱くなって血圧大丈夫?

ノーウォー! いいね!

 

次回予告に関しては以上。

 

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さて、今回、感想をすっ飛ばした部分もあるけど、全体的に暗めな回だった。

とても素晴らしかったのが、オープニングの慶喜と喜作、惇忠の対面シーンと、見舞いに来た慶喜と栄一のシーン。

芸術性も感じられた。

 

とにかく、あと2回、思いっきり楽しんで観ようと思う。

それではまた。

 


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