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山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

『青天を衝け』第12回 満島真之介さん好演!長七郎が救った命

 

「栄一の旅立ち」感想 命がけの説得と新たな野望

 

春の青天

 

今回の主要キャスト

 

渋沢栄一 吉沢亮さん

渋沢千代 橋本愛さん

渋沢市郎右衛門 小林薫さん

渋沢ゑい 和久井映見さん

渋沢てい 藤野涼子さん

吉岡なか 村川絵梨さん

渋沢喜作 高良健吾さん

渋沢よし 成海璃子さん

尾高やへ 手塚理美さん

尾高惇忠(じゅんちゅう) 田辺誠一さん

尾高きせ 手塚真生さん

尾高長七郎 満島真之介さん

尾高平九郎 岡村健史さん

伝蔵 萩原護さん

 

真田範之助 板橋駿谷さん

中村三平 木村達成さん

 

徳川慶喜 草彅剛さん

美賀君 川栄李奈さん

徳信院 美村里江さん

平岡円四郎 堤真一さん

平岡やす 木村佳乃さん

川村恵十郎 波岡一喜さん

中根長十郎 長谷川公彦さん

川路聖謨  平田満さん

  

徳川家康 北大路欣也さん 

 

 

今回の徳川家康様はラストにご登場。

血洗島編の最後の回であったことを告知してくださった。

 

いよいよ栄一は…と、その前に今回の感想を。

 

   

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横浜焼き討ち計画中止 満島真之介さん迫真の演技

 

無謀な計画が中止になって、とにかく本当によかった。

 

満島真之介さん演じる尾高長七郎の命がけの説得が胸を打つ。

「涙ながらの説得」などという表現では生ぬるい。

魂から絞り出すような気迫と嗚咽だった。

 

兄の惇忠らが知り得ぬ国を調整を知り、無駄死にを阻止すべく孤軍奮闘する長七郎。

渋沢栄一は後のシーンで、長七郎が正しいことはわかっていたと言っていた。

熱い論争になり、栄一がムキになっていたのは、自分の間違いを認めたくなかったから。

命を捨てる覚悟までして信じた道を、阻まれたくはなかったからである。

 

従兄の渋沢喜作も、栄一と同じ気持ちだったのではないか。

 

惇忠が言葉少なだったのも、長七郎が正しいとすぐにわかったからだろう。

 

長七郎は大事な人たちの命を守ったのだ。

惚れ直した。

 

 

激論は2日間に及んだと…栄一のねばりによく耐えた、長七郎。

改めて感動した。 

 

こちらは満島新之助さんのインタビュー。 

 

それにしても、 ラスト近くの長七郎と弟の平九郎のシーン。

そこには、いかにも病んでいそうな長七郎がいた。

 

後は予告で。

 

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栄一と喜作 平岡円四郎にスカウトされる

 

場は江戸。

横浜焼き討ち計画がまだ中止になる前、栄一と喜作は平岡円四郎と出会う。

いや、栄一は過去2回会っているはずだが、どちらも憶えていない様子。

 

 

 

川村恵十郎に荒っぽく捕まえられた栄一は、押し込まれた部屋にいた円四郎に率直な物言いをする。

 

 

身分制度をなくすために世の中をぶっ壊すと。

本気度は伝わるが、同時に若き志士の青臭さも感じた。

 

後から捕まった喜作も合流すると、円四郎は自分に仕えてみないかと誘う。

 

大きな計画を控え、仲間が待っている2人は断るが、円四郎が「一橋家家臣」と名乗って去ってからは興奮状態に。

これが計画中止の後だったら、話は違っていただろう。

 

円四郎が屋敷に戻ると、川路聖謨が待っていた。

この2人が江戸弁でやり取りするところ、かなり好きである。

堤真一さんはもちろん、平田満さんが渋くて粋でカッコいいのだ。

 

会話の内容は物騒なものだった。

円四郎の命を狙っている水戸浪士たちがいるとの噂。

 

聖謨は嘆く。

藤田東湖徳川斉昭が提唱した「尊王攘夷」論は、時が経つにつれて変異し、今では悪い流行り病のようだと。コロナウイルスを思い浮かべた視聴者多数かと思われ)

 

恵十郎が側にいるとはいえ、気をつけなくては。

円四郎がいると殿は嬉しそうだから長生きしてほしい。

 

その殿こと徳川慶喜とともに、円四郎は上洛し、長く京に留まることになりそうだ。

 

で、掛け軸の裏に隠したのは何なんだい? 

 

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それぞれの別れと旅立ち

 

慶喜は徳信院とは言葉を交わしたが、美賀君とのシーンはなし。

慶喜が旅立った後、これで世継ぎが云々と言っていて、産んだ子は姫君だったのかと思ったら、こういうことだった。

 

 

まさか、こちらも亡くなっていようとは。

どれほど悲しかっただろう。

同じく先代の世継ぎに恵まれなかった徳信院の言葉に、素直な可愛らしい笑顔で答える美賀君。

寂しいながらも華やかな画面だった。

今後、お2人の出番があるのかどうか不安。

 

円四郎の妻のやすは、ろくな役目もなく貧乏だった方が一緒にいられたと身も蓋もないことを。

また奇麗なおべべが着たいと言っていたのはあなたよ。

我慢してくれと円四郎が頼むと、「はいはい、わかってますよ」と江戸っ子のシャキシャキ感で応じる。

すっごい仲良し夫婦。

 

そして血洗島での別れ。

栄一と喜作も京へ旅立つこととなった。

 

若い頃はお武家様になりたがっていたと、ゑいに暴露された市郎右衛門は、厳しいようでいて親バカな面もある。

大きくてずっしりした銭袋を栄一に渡したぞ。

多過ぎない?何百両入ってるの? という重い音がした。

 

陰で涙していたゑいだったが、旅立つ日は笑顔で見送る。

 

千代も同じだ。

計画がとん挫し、初めて我が子を抱きながら涙する夫を見、自分も一緒に泣いていた。

 

「どんなに間違えても みっともなくとも 生きてみせる」

 

千代を真っすぐに見つめて誓った栄一。

千代は誰よりも栄一を信じているに違いない。

 

一方、喜作と妻のよし。

2人きりの時、泣きながらも気丈な言葉を連ねてみせるが、どんどんそれが本音に変っていき、最後は「やっぱりさみしい」と夫の胸に寄り添う。

素朴で可愛らしい妻をしっかりと抱きしめる喜作。

この2人らしいなぁと思った。

 

家族と別れを告げ、栄一と喜作は京へと旅立った。

 

 

見守りますとも。

 

短い尾高家のシーンが挟まれる。

次は自分も連れて行ってほしいと長七郎に頼み込む平九郎。

だが長七郎の様子がおかしい。

  

「キツネがいたのだ」

 

からの空を見上げる千代、からの徳川家康コーナーで「つづく」。

 

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次回予告とあとがき

 

次回は第13回「栄一、京の都へ」

 

芸者「こんばんは~」

ーー舞台は京へ

??「徳川はもう 政の委任を返上した方がよい」

やす「ちょっと待った!」

円四郎「こうして2人そろって もう一度 顔を見せてくれた」

栄一「『幕府を転覆せねば』と悲憤慷慨(ひふんこうがい)しております」

ーー悲憤慷慨

円四郎「はぁ?」

てい「あんたのとっさまのせいで大変だにぃ」

長七郎「汝(なんじ)なぜ この長七郎をたぶらかそうとする!」

喜作「長七郎が捕まった」

栄一「は?」 

 

上の ーー の部分は画面に文字が出たところである。

悲憤慷慨…『麒麟がくる』でもどこかで出てきたような…違ったらごめんね。

平岡やすと栄一喜作コンビのやり取りが面白そうなんだけど、京へ行く前に江戸の平岡邸を訪ねたってことかな。

京では無事円四郎に会えたようだけど、どんちゃん騒ぎで芸者遊びをしてたのは誰だ?

 

慶喜、公家たちにいじめられるのかな。

ていの声、うっかりすると姉のなかと間違えそう。

本当に間違えてたら申し訳ない。

 

で、キツネのお面集団。

長七郎の幻覚か?

捕まったって、今更なんで?

 

予告に関しては以上。

 

今回印象に残った順としては、長七郎、円四郎、栄一、長七郎

いやぁ、キツネが見えちゃってる長七郎インパクトが強かったもので。

 

病んでる私が言うのも何だけど、そりゃ病むって。

大事な友やあまたの同胞が無駄死にをしたと知ってしまったんだもの。

命をかけで信じていたものが崩れ去ったんだもの。

 

惇忠あにぃでも誰でもいい。

長七郎を救ってやってくれ。

 

今後も血洗島のシーンはちょこちょこ出てくると思うけど、寂しくなるなぁ。

でも栄一が政治の真ん中に近づこうとしている。

楽しみにしよう。

 

それではまた。

 

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