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山姥の戯言日記

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【解離性障害】カタレプシー 解離性健忘など様々な症状

 

解離性障害 私にも当てはまる? 多岐に渡る症状

 

解離性障害

 

本来は、主治医の見解を聞いてから書くつもりのテーマだった。

だが次の診察は半月以上先である。

 

解離性健忘という症状が、私に当てはまることから調べ始めた解離性障害

驚くほどたくさんの症状があり、他にも私に当てはまるものを発見した。

 

今回は次回の診察の予習のつもりで、解離性障害の症状を解説してみよう。

 

 

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解離性障害とは? 原因と症状

 

厚生労働省の該当ページでは、次のように解説している。 

 

私たちの記憶や意識、知覚やアイデンティティ(自我同一性)は本来1つにまとまっています。解離とは、これらの感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態です。たとえば、過去の記憶の一部が抜け落ちたり、知覚の一部を感じなくなったり、感情が麻痺するといったことが起こります。ただ、解離状態においては通常は体験されない知覚や行動が新たに出現することもあります。異常行動(とん走そのほか)や、新たな人格の形成(多重人格障害シャーマニズムなど)は代表的な例です。これらの解離現象は、軽くて一時的なものであれば、健康な人に現れることもあります。
こうした症状が深刻で、日常の生活に支障をきたすような状態を解離性障害といいます。原因としては、ストレスや心的外傷が関係しているといわれます。この心的外傷には様々な種類があります。災害、事故、暴行を受けるなど一過性のものもあれば、性的虐待、長期にわたる監禁状態や戦闘体験など慢性的に何度もくりかえされるものもあります。
そのようなつらい体験によるダメージを避けるため、精神が緊急避難的に機能の一部を停止させることが解離性障害につながると考えられています。

引用:  解離性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

 

「自分」という感覚を失った状態で、一時期の記憶が抜けていたり、感覚に現実感がなかったり、いつの間にか知らない場所にいたりするなど、様々な症状があるとされている。 

また、自分の中にいくつもの人格が現れるものを解離性同一性障害多重人格障害)といい、これも解離性障害の症状のひとつである。

別の人格の時の記憶がないことも少なくなく、日常生活に支障を来してしまう。

 

これらの症状は、辛い体験を自分から切り離そうとするための一種の防衛反応と考えられている。

 

原因とされているのが、ストレスや心的外傷、心的外傷後ストレス障害PTSDなどであることがわかった。

 

健康な人でも一時的に症状が現れることがあると説明されているが、身近に実例があるので紹介したい。

私の家族であるが、東日本大震災直後から2日間近くの記憶がぽっかりと空いているというのだ。

親戚の安否確認、食料調達などで忙しく走り回っていたのに、本人はその間のことを憶えていないという。 

 

その場限りのことで、後は普段通りになり、現在も精神面では至って健康である。

この場合の症状は、一時的な解離性健忘と思われる。

 

解離性障害とは解離性の症状が深刻で、日常生活に支障が出るほどの障害を指す

 

では、症状について説明していこう。

  

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解離性障害の様々な症状 

 

専門医でも診断は難しいとされる解離性障害

文化結合症候群(特定の文化に特有の精神医学的疾患)のほとんど、すべてが解離性の障害と考えられる。

www.yamauba.work

 

解離性健忘

 

ストレスや心的外傷をきっかけに出来事の記憶をなくす症状

通常のもの忘れでは失われるはずのない、重要で個人的な情報を思い出せなくなる病状である。

 

カタレプシー

 

体が硬く動かなくなる強硬症のこと。

一定の姿勢を保ち続け、自分の意思で変えようとしない状態になる。

緊張病症候群のひとつ。

 

解離性遁走(とんそう)

 

遁走とは「脱走」や「逃避」を意味する。

過去の記憶の一部またはすべてを失い、通常は家族や仕事を残して普段の居場所から失踪してしまう症状

極度のストレスで追い詰められることが原因とされる。

 

解離性昏迷

 

混迷とは、外界の刺激に対する正常な反応が、減弱、及び欠如してしまうこと。

大きなショックや絶望が原因で、体を動かしたり言葉を交わしたりできなくなる状態

 

離人症

 

自分が自分であるという現実感を失ってしまう状態

自分を外から眺めているような感覚になったり、周囲も含めて夢の中にいるかのような奇妙な感覚に陥ったりする。

 

解離性てんかん

 

失神やてんかんのように意識を失ったり、手足が震えたりする発作(心因性、あるいは非てんかん性発作)を起こすことがある。

心理的な要因で、昏睡状態になる、体が思うように動かせなくなる、感覚が失われるなどの症状が現れる状態

 

解離性同一性障害多重人格障害

 

一人の人間の中に全く別の性別、性格、記憶などをもつ複数の人格が現れる神経症

複数の人格が同一人物の中にコントロールされた状態で交代して現れる。

別の人格が出現している間はその記憶がない場合が多く、日常生活に支障を来す。

 

その他の症状

 

ヒステリー性運動失調症、ヒステリー性失声症、解離性運動障害、失立、心因性失声、心因性振戦、解離性痙攣、憤怒痙攣、解離性感覚障害、心因性難聴、神経性眼精疲労、ガンサー症候群、亜急性錯乱状態、急性精神錯乱、心因性もうろう状態、心因性錯乱、多重人格障害、反応性錯乱、非アルコール性亜急性錯乱状態など。

引用:  解離性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 

 

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私個人に当てはまる症状

 

私の記憶の異常については何度も述べてきた。

きっかけは精神を患った母の看護・介護だが、実はそれだけではない。

 

上に過去記事を貼ったので、今回は症状についてだけ考察する。

 

まず、解離性健忘

原因も症状も間違いなく当てはまる。

でも主治医の診察を受けるまでは確定しないでおこう。

 

カタレプシーと離人症も同様である。

 

解離性同一性障害多重人格障害…これだけはグレーゾーンだ。

解離性健忘と思われる記憶が欠落していた期間、私はどう過ごしていた?

自分で自分のことがわからない。

そうかと思えば、明らかにスイッチが切り替わるのを実感する時もある。

 

www.yamauba.work

1年以上前の記事で、少し面白おかしく書いているが、もっとも顕著だったのがこの時だ。

 

こういう場合は、切り替え前後、どちらの記憶もはっきりある。

 

そして、私がよく使う「自分の顔がわからない」という表現。

抽象的で伝わりにくいと思う。

 

例えば鏡の前に立つ。

鏡の前に立ったのだから、映っているのは自分だということは認識できる。

でも顔は知らない人…のような感覚なのだ。

 

要するに、自分の顔を記憶できないのではと思うのだが、これもよくわからない。

家族や友人知人の顔はわかるのに、そんな器用なことが可能なのだろうか。

実際そうなのだから、可能なのかもしれないが。

 

1番驚いたのは、その他の症状の中に心因性難聴が含まれていたことだ。

普段は聴覚異常と表現しているが、左耳は難聴でもある。

これは主治医も心因性のものと診断しているので間違いない。

 

あと、文化結合症候群と呼ばれるもの。

興味のある方は、1番目の過去記事をご覧いただきたい。

対人恐怖症、社交不安障害は、ほぼ日本人にしか見られない障害らしい。

更に、そのほとんどすべてが解離性の障害だと考えられる厚労省の該当ページに記述されている。

 ✳該当ページは削除されました。
 

何らかの不安障害はうつ病を併発することがよくある。

その不安障害にはたくさんの障害と症状があり、併発の組み合わせも人それぞれだ。

私はパニック障害ではないのにパニック発作を起こしたこともある。

 

あまりにも多過ぎる私の症状。

知ったところで治るわけではないけれど、闘う以上は敵の名を知りたくないか?

常にそう問いかける自分がいる。

 

出典:解離性障害|病名から知る|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

 

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あとがき

 

自分の症状を知るというのはとても大事なことである。

ただ、疑心暗鬼にとらわれてはいけない。

正しく知ることが重要なのだ。

 

診察の予習と前置きしての内容だったが、私は自分を信じていないので、どこか矛盾を感じる方もおられるだろう。

思ったら書かずにはいられない。

そんな性分なので大目に見ていただきたい。

 

後は診察日を待つことにする。

それではまた。

 

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