9年目に想いをよせて
昨年の私はどうしていたかとブログを探すと、「東日本大震災回顧録2」を書いていた。
ちゃんと家事をしていて、震災のことも淡々と語っている。
短めではあるけれど。
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今回の目次はこちら。
今年の私はとうとう寝逃げした
昨年までは欠かさずに合掌していた時刻。
あの時刻に鳴るサイレンの音から逃げるために、私は早朝の4時か5時頃に睡眠薬(フルニトラゼパム・ミルタザピン先発名リフレックス)を飲んだ。
そして起床してからお祈りをした。
音と記憶の連動による恐怖のフラッシュバック。
震災の前から、私には実に多く表れる症状の一つである。
それが震災後には強度を増した。
流し台に繋がるお湯専用の水道管は壊れ、きっちりしっかり家事をしていた私は真水での水仕事を続けた。
沿岸部や親類の現状を思えば、「冷たい」「気持ちが悪い」などと文句を言っている場合ではない。
冷たいのはわかるけど、あの異様な気持ち悪さは既に病が近づいていた証しか。
精神の方ではなく身体の病である。
3カ月ほどしてから自家中毒にかかり、更にその1カ月後から左耳に突如として生じた異変。
不協和音とのつきあいはそうして始まったのである。
9年目の今、私が書けるのはここまでだ。
下書きに下げていた記事で、震災に触れていていつか載せたいと思っていた日記を次に掲載する。
前半は日常やライターの仕事の話、後半に震災の話。
Yahooブログの時代で訪問者も数えるほどの頃に書いたものだ。
当時は挨拶から始め、ですます調で書いている。
投稿時間は深夜、日付けが変わる寸前だった。
興味がおありの方は是非読んでいただきたい。
去年の私 2019年3月7日の日記
3.11が近づく度に言い聞かせる「平常心、平常心」
こんばんは。
個人的にはおはようございますの山姥です。
昨日はあれから4時間ほど、つけっ放しのパソコンの前で座ったまま寝てました。
このまま起きたらまたヤバイことになると思って、今度は風邪薬を飲んで横になり、しっかり睡眠をとりました。今日は大丈夫だろうと仕事をしていたのですが、夕方にまた発作のような強烈な眠気が。
あの絶対に逆らえない死神みたいなやつです。
というわけで、こんな時間に起きてどうすんだよ?と思いつつ食事をし、この時間の更新となった次第です。こんな時間に起きてどうするって、もちろん仕事するしかないですけどね。
ちょうど長期案件の一つの区切りをクリアしたとこでした。
まだまだ先は長いのでやることは尽きません。ありがたいことです。
では仕事に戻る前に日中に撮った写真です。
リベンジふくろうです。
薄暗かったせいか勝手にフラッシュついちゃってビックリしましたよ。
昨日よりはほぼ実物そのままに写っています。こういうものの場合、背景を変えた方がいいのではと、真っ先に思いついたのが石灯籠のカエルでした。
仲よさそうにも見えるけど、チビふくろうを餌と思って喜んでいるようにも見えますね。
そしてこちらもリベンジのカモ軍団。
ズームを最大にしてもまだボケボケです。
画質とかいうやつを上げればいいんでしょうかね?
でも昨日よりはわかりやすくなってると思います。
少なくとも「カモです」と前置きすればカモに見えますよね?10羽近くいました。
空は雨雲しかないので斜面を意識して撮りました。
崩れた名残り、なんとなく見てとれますよね。
崩れる前は地肌なんて見たことがありませんでした。それくらい鬱蒼と大木たちが生い茂っていたんです。
今年も3.11が近づいてきました。この時期は毎年「平常心、平常心」と心の中で繰り返しています。
叔父、叔母、いとこたち十数人の安否がわからないままの2日間。火災が起きた辺りにも数家族が住んでいて、停電解消後のテレビに映るのは絶望的な光景ばかり。
道路の寸断やガソリン不足で探しにもいけず、我が家自体が大損害を被ったことも重なって、もう通常の精神状態ではいられませんでした。
余震も凄かったです。
あまりにも揺れまくるので、テレビの
地震速報も震度3以上にしか対応しなくなりました。そうでないと速報を出しているうちに数回は揺れ、どの
地震の情報か混乱するからです。
このまま書いてると明日になりそうなので、今回はこの辺にしときます。
平常心です。町人でもサムライ・スピリットです。
まあ、そんなこんなです。
まとめのようなもの
驚いたのはピンボケの写真に
コガモたちが写っていたこと。
今年はもういないのに、去年の今頃はまだいたんだ…。
ぶりっこ加減とか仕事忙しいアピールとか、本当に嫌なやつ。
でも震災関連の話はまあ、まともに書けているかと思う。
過去記事も、こんな風にして徐々に出していきたい。
眠らせておくにはもったいない記事がいくつもあるのだ。
上の記事は文字数が少なかったためであるが、変えようのない過激な内容はどうしたものか。
鬱は、相変わらずの鬱である。
でもブログは書けるし、明日は自分で仕上げねばならない書類もある。
安心してください。死ぬまで生きます。
それではまた。