微妙な診察でつけた例の件の区切り 市役所での手続きの手応えは
池のカモたち
もう何というか。
鬱と疲労が一緒になって、どれがどちらかわからない状態。
今回は通院報告に加え、画像も多め。
午後に吹雪!
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鬱(うつ)のまま通院 わかりにくい診察記録
鬱は最近続いていたのでわかっていたし、証明写真を撮りに行った時の多少の疲労もあるだろうとは思っていた。
今朝は兄弟が1階から呼んでくれて、どうにか起きることができた。起こしてくれるように頼んでいなければ気持ちよく眠っていただろう。
急いで外出の準備をしていて、予想以上に気が重いことに気づいた。でもそこまで気に留めずに出かけた。ご飯も食べず薬も飲まずに。
出だしは順調でこんな写真を撮ったりもした。
日陰で融けずに残っていた雪である。
それにしても寒かった。太陽が出ていたので油断したが、もう一枚多く着込んで行くべきだった。
病院に着いてすぐ血圧を計るように言われ、え? と思ったが言われた通りにする。170を軽く超えていた。結局また休んでから計り直すことに。
ところが早く名前を呼ばれて先に診察室へ行くことになる。
先生はいつも通り。診断書の件を先に言ってくれるかと思ったのだが、
「体調はどうでしたか?」
と優しく声をかけてきた。
「悪かったです」
正直に答え、仕方なく自分から市役所でのこと、その後に体調を崩し、ゾルピデムまで効かなくなったことを告げた。
その時の記事はこちら。
「私が話したことが先生に正しく伝わっていなかったことがショックで」
と言うと、
「ああ、そう……悪かったねぇ」
先生は労わる声音ながらも顔はパソコンを見たまま。
「私の言い方が何か間違っていたのでしょうか?」
今度は原因究明にあたる。
「いや、そうじゃなくてね」
やっと私を見る先生。
「どっちも似てるでしょ? ほら。ごっちゃになって、ややこしいんだよね……ね?」
返事はせずに先生が示したパソコン画面を見る。2つの診断書のタイトルが並んでいた。正直、知ったこっちゃないと思った。ややこしくて間違えたのは先生。
「私は初めから手帳のことをお尋ねしたはずです」
と言えなかった……というより、言わなかった。そこまで言ってもいい先生かと再度、顔を見てみたが、その眼の色はまだ微妙なところである。
実際、私は謝罪してほしいわけではないのだ。自分が誤解したせいでショックを受けて体調まで崩した患者に、これからはもっと理解しようと思ってくれるのか、思ったふりだけでもしてくれるのかを感じたかった。
私が微妙と感じたように、先生も私を微妙な患者と診ているのは確か。
でも明言はせずとも非は認め、値段の二重取りはせずに書き直してくれたし、自分が悪いとわかっていて言い訳までしている。深追いしていいことなどない。
微妙なら微妙なりにやり方もある。
平熱だったがPL配合顆粒の処方を要求、そしてサインバルタ60mgへの増量を要求、ゾルピデムはサインバルタとのバランスを見つつ据え置きを要求。
先生はすべて聞き入れてくれた。
診察を終え、立ち上がった私に先生が今更なことを尋ねる。
「サインバルタの効果は感じていますか?」
この時の私は今までで最悪の鬱を自覚していた。強い目ではっきり答えた。
「効果はあまり。鬱は今までで一番最悪です。セルフネグレクトの方も人生でもっとも最悪な状態が続いています」
「あ、うーん……サインバルタ60mgにしたからね。これが最大量だからね…?」
まあ、様子を見ようという空気で今度こそ診察終了。
言いたいことはいっぱいあったが、言う前にわかったことがたくさんあった。そして今までにない接し方をしたことで、先生にも伝わったことが多くあったに違いない。喧嘩などしたくない。当たり前の「医師と患者」でありたいだけ。
このブログを読んだ医師がいたら、生意気な患者だと思うだろう。
私はずっと医者に服従してきた。
前の医師など10年前後も通ったのに私をうつ病と認めなかった。どんどん悪化していくのに同じ薬を処方し続けただけである。
そういう意味で、もう服従しているだけの患者でいるのは真っ平だ。医師は決して支配者ではない。だから私は妥協はしないと言い張るのだ。
念のために断っておくが、私は病院不信、医者嫌いでも、今の先生に対してマイナスの感情はない。命を預けたままで平気である。立場的にできないことをしない、言えないことを言わないだけで、不誠実さを一度も感じたことがないからだ。
私にとって、「微妙」というのはフラットな状態。
この状態なら先生に期待し過ぎることもなく、甘えることもない。客観的な目線を持ち、私も冷静に治療を続けていきたいと思っている。
わだかりも消えた。先生がどう思っているのかがわかったおかげで。あれでいい。
しかしながら、帰りしなに血圧を計り直してもまだ170を超えたまま。自分に都合のいい自己完結の仕方に、無理をするなと言われているようで苦笑するしかなかった。
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早くも精神障害者保健福祉手帳の審査に落ちた気分
病院を出た足で、そのまま遠回りをして市役所を訪れた。
精神障害者保健福祉手帳(やっと覚えた)の証明写真の提出だけのためである。
前回の担当者は女性2人だったが、今日は男性2人。とても親切だった。
1人が保健福祉手帳のパンフレットを持ってきて説明を始めようとしたので、前回に既に説明を受け、パンフレットも頂戴したと告げると、またあのセリフを。
「申請したからといって、必ずしも手帳が交付されるとは限らないんですよ」
女性は3回言ったが、彼はその表情だけで5回は言われたような気になってしまった。思わず尋ねる。
「そんなに厳しいんですか?審査って」
「いえ、県の判断ですので、市ではそこは把握していませんけど……」
いや、あなたの顔は「激ムズ!」と言ってるも同然なのだが。もうちょっと探ってみた。
「今まで審査に落ちた方とかいらっしゃるんですか?」
「え、ええ、まあ、おられるようで……」
結構いるんだな? そうなんだな? 私は難しいのだな? 落ちたショックを和らげようとしてくれているのだな?
もはや落ちた気分の私。手帳は郵送で送られてくるというので、
「落ちたら? 落ちたらいつまで待っても何も来ないんですかっ?」
「い、いえ、来ますよ。ちゃんとお知らせが……」
気圧されながらも、両手の人差し指で封筒の形を作って見せる担当者。落ちてもお知らせが来るとホッとする私。
写真の裏に市と自分の名前を書き、これで市役所での手続きは完了である。
気分が落ちてるだけではなかった。ゆっくり歩かないとふらつく。
次に向かったのは薬局。向かったといっても近所なので、帰途のようなものである。
どん底ながらも変なものを見つけて撮影。
新品のモップみたいなのが3つ、風に揺らめいていた。ススキ? 遅くない?
ついでに、あまり行かない池のカモたち。
いつものカモたちがこっちに来ていただけかもしれない。川にいなかったので。
そして薬局で薬をもらい、やっと家に着いた。
ただいま帰り申した、カエル殿。おお、この時はまだ日が差しておったのだな。
とにかくもう、ふらっふらでカエル殿だけ撮り、家の中へ。
父はデイサービスだし兄弟は仕事で近場へ出かけ、私ひとりの心地よい時間。
たが堪能している暇はなかった。
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サインバルタ60mg(上限量)今日から開始!
まず空腹を満たさねば。サインバルタ60mgを早く飲むために!
限りなく正午に近い午前中、私はやっと念願の薬を念願の量飲むことができたのだ。
現在、飲んでから8時間以上が経過している。
なんもない。副作用も効果らしきものも。
まあ、1日目だからね。また10日くらいすれば変化が表れるパターンだろう。
あ、眠くなってきた気がする……が、今朝早く起きたので副作用とは限らない。
帰って来たブラザーが吹雪だというので見てみると、本当に吹雪いていた。
シラサギがいなかったら写真は撮らなかったと思う。
ちょっと引いて見るとこんな感じ。
ズームした方が雪が多く写っていた。背景のせいかな。
珍しくバタついていると思ったら、2~3歩分ジャンプしただけだった。
予定より画像が多くなってしまった。やっぱり今日の雪は今日載せないとね。
今はもう写真の辺りは真っ白。今朝と違って積もりそうだなぁ。
サインバルタ60mgの経過報告は今後も続けるつもりである。
ちゃんとした効果を早く感じてみたいものだ。
それではまた。
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