ショッピングカートがヒントをくれた新たなリハビリ散歩
実は昨日、あまりに膝が痛かったので、薬局に寄らずに帰ってきた。
今日は行かなければならない。
そこで、散歩途中に薬局に寄ることにした。
薬局はいつものコースの中ほどにある。
今回はやっと成功したリハビリ散歩と、散歩に関する新たな野望について記録する。
完璧なリハビリ散歩に向けて いざ出発
今朝は忘れずに痛み止めを飲んだ。
それに改善点がひとつ。
私は毎日、ほぼパンツルックで過ごしているのだが、外出時はウエストの締めつけの強いパンツを履いていた。
腰のベルトがわりになるのではと考えていたためだ。
これを改め、今日は締めつけの強くない楽なパンツを履いて行ったのである。
予想的中。
歩き始めから身体全体が軽い。
痛み止めが効いていて、膝も痛くない。
調子よく歩き、薬局に到着。
保険証、処方箋、おくすり手帳を預け、商業施設で買い物をしてくると言って、すぐに外に出た。
天気は晴れ時々曇りで、空はこんな感じだった。
必死に歩いているせいか、風も爽やかで心地よく感じる。
昨日より明らかに歩くスピードが速い。
膝が痛くないのだから当然だが、昨日とは別人の足のようだった。
ただ、スピードが速いと言っても、普通に歩いている人にどんどん追い抜かれるレベルである。
膝サポーターのおかげで歩けるには歩けるが、杖1本ではどうにも心許ない。
だから、必死になって注意しつつ歩くしかないのだ。
程なくして商業施設に到着。
ショッピングカートの出番である。
日曜日とは違い、とても楽でスイスイ進んだ。
本当に楽過ぎて、そのまま家に帰りたいと思ったくらい。
また3点ほどの買い物をして、商業施設を後にした。
このコースは今日までのつもりなので、しばらくは買い物をしなくなる。
ご褒美スイーツも今日で一旦、終了である。
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帰り道の様子と（一応）最後のご褒美スイーツ
薬局までの道のりも、予想以上に早く歩けた。
私の薬が揃っていて、少し説明されたり説明したりし、会計も無事終了。
そこから家までの距離は、日曜の半分ほどに感じられた。
膝も痛くならず、帰宅した瞬間には達成感が胸いっぱいに広がった。
やっと完璧なリハビリ散歩を実現したのである。
所要時間は1時間と10分くらい。
薬局を除くと、約1時間。
日曜日の半分の時間だった。
歩数は1250歩。
今月最多の歩数である。
だが、この足でよく歩いたと思う反面、どこか釈然としない気持ちが湧き上がっていた。
ここで、一応、最後のご褒美スイーツを載せておこう。
カップに入ったクワトロチーズパフェである。
チーズケーキ好きにはたまらない濃厚さで、味も絶品だった。
昼食を済ませてからも、ずっと考えていた。
ショッピングカートを押している時の、歩行の楽さについて。
釈然としない気持ちの正体 リハビリには杖より手押し車？
杖で歩いている時は、よろけないように、1歩ずつ着実に歩を進めている。
果たして、そんな遅い歩き方でリハビリになるのだろうか。
筋肉は戻ってくるのだろうか。
ショッピングカートを押して歩いている時は、普通の人たちと同じスピードで歩くことができる。
こちらの方が、リハビリに近いのではないか。
今は施設にいる父も、病院で歩行のリハビリをする時、最初に手押し車を勧められたと聞く。
これは私もやってみる価値があるのではないだろうか。
という脳内会議を経て、「手押し車でリハビリ散歩」との結論が導き出されたのである。
実は家にあるのだ。
母が一度も使うことのなかった手押し車が。
ここまで導かれたら、もうやるしかないでしょ。
そもそも近所の人と会うことがないのだから、恥も外聞もない。
会ったとしても普通に挨拶をするだけだ。
思い込んだら早い私。
早速、明日より実行する。
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あとがき
途中で眠ってしまったため、こんな時間になってしまった。
とにかく、明日から手押し車で散歩する。
だいたい、ちょっとの散歩でご褒美とか、私は自分に甘過ぎる。
スイーツだけに…。
よっしゃ、明日からも頑張っちゃうぞ。
それではまた。
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