骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療開始 骨粗鬆症を軽く解説
昨日11日の土曜日は整形外科の受診日だった。
検査はないので早く終わるかもと期待したが、さすが評判のいい病院だ。
待たされること約2時間である。
診察が終わり、最寄りの薬局に入った頃には、もう正午になろうとしていた。
今回は、いよいよ骨粗鬆症の治療開始となった診察を記録し、骨粗鬆症について解説する。
血液検査の結果 【骨粗鬆症とは】
まずは、先週、採血した血液検査の結果から。
とにかく、ビタミンD が足りていないことが判明した。
ビタミンD には、骨をつくるカルシウムやリンの吸収を助けるはたらきがある。
また、骨は、骨形成と骨破壊による新陳代謝を常に繰り返している。
骨粗鬆症とは。
骨の代謝バランスが崩れ、骨形成よりも骨破壊が上回る状態が続き、骨がもろくなった状態のこと。
私の場合は、ビタミンD が欠乏していたため、骨破壊が骨形成を上回り、骨粗鬆症に陥ったのだ。
骨粗鬆症の要因として、次の4つが挙げられる。
- 骨の形成に必要なカルシウム、マグネシウムの不足
- カルシウムなどの吸収を促進するビタミンDの不足、ビタミンのバランスの悪化
- 運動不足により、骨の形成におけるカルシウムの利用効率が悪化
- 女性の場合、閉経後に女性ホルモンのエストロゲンが激減するため
エストロゲンには骨芽細胞を活発にさせるはたらきがある。
高齢女性に発症リスクが高いとされるのは、このためだ。
大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと似た動きをする。
そのため、エストロゲンの減少を補い、骨粗鬆症の予防・改善に有効であると考えられている。
私の場合、確かに若くはないが、高齢者と呼ばれるのはまだ先の話である。
同じような世代の皆様、決してご油断なさいませんように。
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骨粗鬆症の治療「私の場合」
私が処方された薬は次の2つ。
ボンビバ錠100mg(画像左)
作用 骨量の減少を抑え、骨密度を増やして骨折を予防
用法 月に1回1錠・起床時
エルデカルシトールカプセル0.75μg(画像右)
作用 カルシウムの吸収を促進し、骨粗鬆症など骨の病気を改善
用法 1日1回1カプセル・朝食後
月に1回のボンビバ錠は今朝、起床後に飲んだ。
エルデカルシトールカプセルも朝食後から飲み始めている。
1週間後にまた通院し、服用後の様子などを医師に報告してから、30日分の処方を受け、月1回の通院となる。
薬以外の改善策
- カルシウムやビタミンDを中心に、バランスのいい食事をとる
- 生活リズムを崩さない
- 足腰が良くなったら、適度な運動を心がける
運動以外の改善策は、骨粗鬆症と診断された先週から始めている。
運動を含め、これらを習慣にしていきたい。
出典:厚生労働省eJIM | ビタミンD | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト
出典:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
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あとがき
やっと治療が始まった。
心の底から安堵しているし、前に進めて嬉しい。
どこか骨折してからでなくて、本当によかった。
これからは堅実に進むのみ。
それではまた。
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