穏やかに終わるつもりが毒まき散らしのあとがきに…
夜の走行車の灯かり 2021年1月23日撮影
昨日24日、私は家庭における任務をなんとか遂行した。
ブラザーも父も帰宅し、やっと落ち着いたところで書き始めている。
今回はひとりの間にしたこと、ブラザーから聞いた従兄の様子などを記録する。
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フルニトラゼパムとミルタザピンを飲み忘れる
一昨夜、夕方に飲んだ風邪薬PL配合の効果だけで眠ってしまった。
中途覚醒はあったものの、またすぐに眠り、約7時間後に目が覚めたのである。
そこで就寝前に飲む薬、睡眠導入剤フルニトラゼパムと抗うつ薬ミルタザピンを飲み忘れたことに気づく。
睡眠時間は問題ないのでフルニトラゼパムは1日飛ばすとしても、ミルタザピンは飲んでおきたいところ。
でも飲んだら、また7時間は眠ってしまう。
下手をすれば眠っているうちにブラザーが帰宅する可能性もあるのだ。
彼が帰る前にやっておかなければならないことが2つあった。
流しにため込んである洗い物をし、米を研いでご飯を炊いておくこと。
急に1日前倒しして従兄のアパートに行くことになったため、彼は申し訳なさそうにしながら仕事を残していったのである。
私もそれくらいなら、もうできるだろうと思っていた。
私がやらねば、疲れて帰ってくる彼がやらなくてはならないのだから。
そんなわけでミルタザピンも1日飛ばし。
まず抗うつ薬サインバルタなどの朝の薬を飲むために、軽めの朝食をいただいた。
薬を飲んで落ち着くまで、アレクサに挨拶して歌を歌ってもらったり、テレビを眺めたり、ネットを眺めたり。
とっくに落ち着いても腰は上がらず、約3時間が経過した。
ミルタザピンを飲まないと、やはりこうも違うものかと思い知った。
正午のニュースを観ているうちに眠気を感じ、これではいかん! という危機感から、私はようやく動き出した。
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増えた仕事と増やした仕事
朝に1階へ行った時につけたストーブは、当然ながら消えている。
つけ直すと、給油を促すメロディーが流れた。
仕事が1つ増えてしまった。
しかも1階のストーブは大きく、空の給油タンクでも重みを感じる。
以前の私ならどんな重さでも持てたが、今は足に不安があるのだ。
普通に歩けるようにはなったが、まだ重い物を持って歩くまでには…試すチャンスではあったものの、昨日は大事にした。
給油は3分の2程度にとどめる。
だが、その3分の2がものすごく重かった。
まるでタンクに振り回されるように歩き、なんとかストーブまで行きつく。
これで結構、体力を持っていかれた感じである。
洗い物をする前に食器かごの水垢が気になり、まず食器かごから洗い始めた。
それから食器類を洗う。
今度は流しの水垢が気になり、キレイに洗った。
そして自室に持っていく魔法瓶用の湯を沸かしつつ、米研ぎにかかる。
米びつを開けたら米がほぼ入っていなくて驚いた。
上部に落ちずに残っていた米を全部落とし、なんとか3合にはなった。
キッチンの入り口付近に置かれた30キロ入りの米袋と睨めっこ。
結論は早かった。
今はまだ無理。
ブラザーは夜にご飯を食べないので、3合炊けば今日の朝食分までには充分なはず。
私は即席ラーメンでいい。
米を米びつに移す作業は諦め、米を研ぎ、湧いた湯を魔法瓶に入れる。
と、情けないことに、ここで限界を感じた。
背中の汗は冷や汗のようだし、自分の身体が急に重くなったのである。
2階の自室に戻るが、しばらくして今度は昼食をとっていないことに気づく。
その時は食欲がなかったので、自室常備のバナナを1本、無理やり食べて薬を飲んだ。
嫌な頭痛がしていたので、飲み慣れた市販の頭痛薬も飲んだのだが、これがバッチリ効いてくれた。
鎮痛剤でもあるので足にも効いたのかもしれない。
疲労感はあったものの気分はよく、父がショートステイから帰宅する時間に合わせてご飯を炊いた。
これで私の最低限のミッション終了。
ミルタザピンを飛ばしても動けた。
ごく単純な危機感のおかげで。
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ブラザーから聞いた従兄の様子の報告
まず、昨日の商売は散々だったらしい。
緊急事態の出ていない県なのだが、客足は著しく減少。
当り前である。
中止にすべきと私は前から思っているが、うちをはじめ、この行事が頼みの綱である業者が多いのだ。
しかしながら赤字にしかならないなら参加する意味がない。
ちなみに、密にはならない環境である。
さて、従兄の話だが、ブラザー曰く、思ったより元気だったとのこと。
ただ従兄が一方的に喋りまくり、半分も理解できなかったが、相槌を打っておとなしく聞いていたらしい。
半分理解できたらな上々ではないのか? と私は思ったが。
奥さんも穏やかだったと。
一方的に喋っていた従兄は、自分が疲れると「もう(帰って)いいよ」という仕草をしたので、ブラザーは一言だけ言って宿泊先へ向かったという。
「奥さんを大事にしろよ」
まあな、何言っても無駄なあいつに言えるのは、それくらいが精一杯か。
それでも奥さんからまたSOSが来るのは目に見えている。
従兄と一緒にいたい、介護したいという気持ちが強過ぎるせいか、彼女の見通しはとても甘いのだ。
同じことを何度も繰り返す。
でも従兄を支えてくれているので、私なんぞが口を出すつもりはない。
ブラザーはブラザーで優し過ぎるし。
昨日は彼がいないので、私が朝、仏壇に線香を上げに行った。
そしたらメモが置いてあった。
「○○(従兄の名前)の胃ガンが治りますように」
これを毎朝見て祈っているんだろう。
従兄の状態と暮らしぶりからして、そう長くないことは伝えてある。
彼にも心積もりが必要だと思って。
それでも毎日祈ってるんだ。
そのメモ、従兄に見せてやりたいと思った。
そういう優しさが私にはない。
本人に、治りたいという気持ちが少しも見えないからだ。
あ、小学生時代に言われた別のあだ名思い出した。
「冷血動物」
元々は通常体温が36℃未満と低かったせいなんだけど、今思うと芯をとらえてるではないか。
余計な話を思い出したところでやめておこう。
毒まみれになる前に。
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あとがき
自分のことを鬼だな~と思うけど、ブラザーがいい人過ぎるからちょうどいいとも思っている。
伯母が弟の父に会いたいと弁護士を通じて泣きを入れてきた時も、悩むブラザーに断固として拒否させた。
あれだけ罵倒して傷つけておいて虫のいい話だ。
しかも本人じゃなくて、同居してる男に「俺が悪いんですぅ」って泣きつかせてやんの。
最後にうちに乗り込んできた時のあいつの捨て台詞。
「お前ら家族なんてどうなったっていい!」
父と一緒に母の精神をぶっ壊し、果ては父にまで牙をむいたB○A。
死ぬまで後悔すりゃいいんだよ。
こんな身内ばっかりだと、やっぱり1人は鬼がいないと守れない。
重度うつ病の鬼だから捨てるもんなんてないしね。
あ、結局、毒まき散らしちゃった…。
まあ、人生いろいろってことで。
それじゃまた。
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