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山姥の戯言日記

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『麒麟がくる』33回 覚恕登場 比叡山焼き討ちの始まり

 

第33回「比叡山に棲む魔物」感想 光秀、鬼になる

 

朝焼け

 

今回の主要キャスト

明智十兵衛光秀 長谷川博己さん

織田信長 染谷将太さん

足利義昭 滝藤賢一さん

摂津春門 片岡鶴太郎さん

正親町天皇(帝) 坂東玉三郎さん

覚恕(かくじょ:帝の弟) 春風亭小朝さん

朝倉義景 ユースケ・サンタマリアさん

山崎吉家 榎本孝明さん

松永久秀 吉田剛太郎さん

筒井順慶 駿河太郎さん

明智左馬之助 間宮祥太朗さん

藤田伝吾 徳重聡さん

菊丸 岡村隆史さん

望月東庵 堺正章さん

 門脇麦さん

平吉 込江大牙さん

 

まずはお詫びを。

前回まで筒井順慶を誤って「筒井順啓」と表記していました。

誠に申し訳ございませんでした。

 

そして、これまではあらすじを追う形で感想を書いてきましたが、今回より、特に印象に残ったシーンや人物ごとの感想とさせていただきます。

 

それでは本文で感想を。

 

  

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光秀、朝倉義景と再会 なぜ菊丸が叡山に?

 

明智十兵衛光秀が叡山に陣を置く朝倉義景に会いに行くと、その様子をこっそり窺う菊丸の姿があった。

菊丸が動くとすれば、徳川家康風間俊介さん)の命としか考えられない。

八方塞がりの織田信長を案じてのことだろうか。

 

義景は恩着せがましいことを光秀に語る。

この辺が義景の度量の狭さだが、光秀はしっかりと朝倉勢の弱点をつき、和議が得策であると論理的に訴える。

10年も越前でくすぶっていた光秀だ、豪雪地方の事情も心得ている。

 

言い方は柔らかいものの、義景を見据える光秀の眼は鋭いまま。

 

もう少し2人のやり取りを観ていたかったのに、比叡山のトップに君臨する座主(ざす)の覚恕が帰ってきた。

 

光秀は義景とともに覚恕の姿を見に行く。

 

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覚恕初登場 お経を唱える者との戦に勝ち目はない

 

覚恕の初登場シーンの演出が見事だった。

 

 

まさしく怪しさ満載。

 

一瞬画面が真っ暗になり、輿に乗った覚恕が現れる。

また真っ暗になったと思えば、次は覚恕のアップ。

ややスローで、離れた場所で頭を下げる義景たちに微笑みを浮かべる。

 

いかにも傲慢で狡猾そうな笑み。

そして覚恕が視線を前方に戻したところで3回目の真っ暗画面。

バックには恐ろし気な旋律と、魔物の咆哮のような効果音である。

かなりインパクトのある登場シーンだった。

 

一向宗徒と長年戦ってきた義景は言う。

 

「お経を唱える者との戦に勝ち目はないということじゃ」

 

「この叡山も同じじゃ。手ごわいぞ」

 

そして信長にこう伝えよと言う。

 

「戦を止めたければ 覚恕様にひざまずけと」

 

光秀が相手だからかもしれないが、特に「手ごわいぞ」の言い方が優しい忠告のように聞こえた。

義景は根っからのお坊ちゃん。

お人好しの面もあるんだろうな。

 

実際、覚恕に直接会いたいという光秀の願いもかなえてあげているし。

やはりピンキーでファンキーな殿様時代が、義景には1番合っていて幸せな時代だったのかもしれない。

  

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覚恕 コンプレックスと被害妄想と逆恨みのかたまり

 

覚恕の容姿は至って普通。

兄君と比べるから醜い(みにくい)と感じている。

幼いころから兄君は美しいが、弟は一歩及ばぬと言われて育ってきたと。

 

「一歩? 百歩の間違いではないか…いつも そう思うておった」

 

兄弟であるが故の壮絶で病的なまでの劣等感。

おそらく本人にしか理解できない苦しみだったろう。

その心はどんどん濁り、暗闇に包まれ、やがて美しい兄君への恨みとなった。

 

 

被害妄想も増し、生まれた時に言われた言葉を憶えているだの、比叡山に預けられたのは醜いからだのと、本人の中ではすっかり真実となっている。

 

醜いのは容姿ではなく心だ。

 

自分が富を得、力を持ったことは正当化する。

だが、それを次々と奪っていく信長のことは許せない。

 

「あの都は わしの都じゃ!」

 

なんという思い上がりか。

後は返せ、返せと憤りを露わにするばかり。

 

 

光秀は鋭くも澄んだ目で覚恕を見つめ続けた。

一度は口を挟もうとしたものの、もう何も言うことはなくなったのだろう。

 

話が通じる相手ではない。

 

光秀はそう判断したように私には思えた。

 

上のコメントで仰っているように、春風亭小朝さんの覚恕には品があった。

所作や声のトーンがまさしくそれ。

身分や育ちのいい人ほど声を荒げることはしないものだが、「わしに返せ!」と荒ぶる覚恕は、もはやそこまで堕ちた人間だということなのだろう。

 

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覚恕と春門の密談 菊丸のお手柄で光秀と信長は?

 

オープニングで将軍・足利義昭が、戦がなかなか収まらない苛立ちを春門にぶつけていたが、握り潰していたのは覚恕と春門だった。

義昭の和睦を勧める文に浅井は同意したのに、覚恕がそれを一蹴したのだと。

 

信長大嫌い同士の2人。

それをいいことに、春門が覚恕を利用している風にも見える。

 

「成り上がり者に夢は見させぬ」

 

愉快そうに笑い合う2人。

 

そして、それを床下で聞いていた菊丸。

 

 

確かに久々の登場なのに台詞も光秀との絡みもなかったが、たいしたお手柄である。

菊丸が急ぎ寄こした文は、光秀から信長へと渡された。

 

これでは和睦など不可能、それより弟が一向宗徒に討たれた尾張が危ないから帰ると言い出す信長。

それに対する光秀の言い方が、驚くほど遠慮がない。

 

「美濃へ戻って何と仰せになりますか? 比叡山の坊主に負けて逃げ帰ったと?」

 

「美濃の衆も帰蝶様も さぞやお笑いになりましょうな」

 

信長の家臣であったならここまで言えただろうか。

う~む、光秀なら言いそうではあるか。

 

それよりも、だ。

なぜ春門を野放しにするんだろう。

菊丸情報を義昭に伝えれば、間違いなく憤慨するはず。

将軍なら、春門及び春門一派の幕府用人たちをクビにできるのではないか?

 

光秀や信長はもう義昭を頼りにしていないのだろうか。

せっかくのチャンスなのに…と個人的に思った一幕だった。

 

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これはちんと弟の戦いやもしれぬ

 

帝の正親町天皇がこれほど喋ったのは初めて。

まさに、これぞ品格と恐れ入るばかりの坂東玉三郎さんの演技。

 

  

ゆったりとした喋り方と声、目線の映し方、碁を打つ指先に至るまでのすべてが美しい。

覚恕にも品を感じたものの段違いであった。

これほど優美な兄といちいち比べられたら、弟が精神を病むのも納得がいく。

と言って、今の覚恕には微塵も同情はしないが。

 

望月東庵先生とのつきあいの長さも知れた。

幼い頃からとは…だから東庵先生には何でも打ち明け、アドバイスを求めたりもするわけだ。

 

それにしても最近出てこなくなった伊呂波太夫

今頃どうしているのだろう。

 

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松永久秀大激怒 光秀の鬼の形相

 

帝の勅命により、それぞれは陣を引き払い、都に束の間の平穏が訪れる。

 

ところが、将軍の御座所である二条城での能観賞の場で、前回より案じていた火種は現実のものとなった。

 

 

松永久秀は、その場に宿敵である筒井順慶も招かれていることを知らなかったのだ。

しかも、順慶に義昭の養女をめとらせる前祝いの席であったことも。

 

凄まじい怒りを光秀にぶつける久秀。

 

 

至極真っ当な怒りである。

だが光秀もそのことを知らず、うろたえるばかり。

 

久秀は幕府を離れると言い放ち、その場を去る。

幕府を支える光秀、信長とも袂を分かつという宣言である。

 

しかし、いつの間にこんな話に?

どこぞの姫君を義昭の養女とし、順慶に嫁がせるなどという話が1日や2日で決まるはずもない。

順慶は将軍の娘婿になるのだぞ?

義昭も春門にそそのかされたのだろうが、久秀への配慮がなさ過ぎる。

 

そこへ、義昭が光秀が現れるのを待っていると、春門が光秀を呼びに来る。

どう考えても途中退席した久秀をこっそり追い、光秀とのやり取りを聞いていた様子。

そうでなくても久秀のあの怒鳴り声、春門には聞こえていたはず。

 

ほろ酔いの風体で上機嫌の春門に、今度は光秀の怒りがぶつけられる。

こうなることをわかっていて仕組んだのかと言われてものらりくらりとかわし、比叡山での覚恕との密談の事実を突きつけられてもとぼけるだけの春門。

 

戦が終わったとの春門の言葉に、光秀は鬼の形相で牙をむく。

 

「信長様の戦はまだまだ終わってはおりませぬぞ。今 こうして摂津殿がここにおられる。叡山の主も無傷のままでいる。古く悪しきものがそのまま残っておるのだ!それを倒さねば 新しき都はつくれぬ! よって 戦は続けなければならぬ。お分かりか?」

 

三秀、すごい目をしていた。

鋭いなんてものじゃない。

敵対心丸出しにして睨みつけていたのだ。

 

 

こちらでは光秀が鬼と化したこのシーンの制作秘話が掲載されている。

 

さて、面と向かって古く悪しきものと言われ、倒すとまで言い切られた春門は一体どう出るのか。

 

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比叡山焼き討ちの始まり

 

光秀の言う通り、近江で一向宗と戦った信長は再び比叡山のふもとに戻ってきた。

浅井・朝倉のバックにつく叡山を叩き潰すために。

 

叡山には母が売った妹を取り戻すため、駒より譲り受けた芳仁丸を売りまわる平吉の姿があった。

信長軍の兵たちは突然来襲し、逃げ惑う遊女たちも構わず切り捨て、ついには子どもの平吉までもが殺されてしまう。

 

当時の戦で巻き添えは当たり前のようにあっただろうが、平吉の健気さを観てきた視聴者にはインパクト大である。

比叡山攻めは当然の成り行きとは思えるものの、信長の非情さが印象づけられる場面となった。

 

光秀の軍議での回想シーンが挿入される。

山中には武具を持たぬ者も多くいる、その者たちをどうするかとの光秀の問いに、信長はこう答えた。

 

「今日まで山を立ち去れと 何度も申し伝えたはず…皆 切り捨てよ!」

 

納得がいかず、歯を食いしばる光秀の迫力もすごい。

 

しかし比叡山にあんなにたくさんの女子どもがいようとは。

無知な私はてっきり女人禁制の山だとばかり思っていたので、覚恕が女たちを侍らせていた時点で驚いていた。

 

修羅場と化した延暦寺に光秀主従も姿を現す。

藤田伝吾が信長の言う通り、ひとり残らず切り捨てるのかと確認をする。

 

「女 子どもは逃がせ。皆に そう伝えよ!」

 

言うなり刀を抜き、戦の中に飛び込んでいく光秀。

 

 

言葉通りに逃げ惑う女たちには目もくれず、光秀が敵兵を数人切り倒したところで「つづく」。

 

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次回予告とあとがき

 

次回は第33回「焼き討ちの代償」

光秀「あの戦のやり方は……私には……」

正親町天皇「無残な戦じゃ」覚恕「口惜しいぞ!」

勝家?「叡山は死に絶えたも同然!」

義昭「信長は何をしでかすかわからぬ男ぞ」

順慶「困りましたね」春門「織田との関りを」

誰?「憎き信長を」久秀「本気か?」

宗久「いかがいたしましょう」信長「皆 殺せ」

光秀「この都には 身内を失った者も あまたいよう。そうさせたのは父じゃ」

 

気になる最後の光秀の台詞。

「父」とは光秀の本当の父なのか、誰かをそう表現した言葉なのか…。

 

それにしても見応えのあった今回。

総括!

  • 丸久しぶり!そしてお手柄!
  • 光秀は「信長の懐刀(ふところがたな)」と呼ばれているらしい
  • 覚恕のコンプレックスの凄まじさよ
  • 義景はやっぱり根はお坊ちゃま?
  • 指先まで優美な正親町天皇
  • 正親町天皇には東庵先生は格別な存在
  • 覚恕も信玄と通じていた(菊丸がいたのはそのため?)
  • 信長に歯に衣着せぬ物言いの光秀
  • 順慶、義昭に取り入るの早過ぎ
  • そりゃ久秀も噴火するだろう
  • 光秀も噴火して鬼になった
  • 平吉の哀れな最期
  • 比叡山焼き討ちに対する光秀の立ち位置に意外性はなさそう
  • 左馬之助より目立つ伝吾

 

比叡山焼き討ちは歴史的にも大きな出来事で、ドラマにとっても分岐点となると思って観ていた。

本番は次回だが、光秀と信長の間の隔たりが、どんどん大きくなっていく予感しかない。

 

でもドラマだから、予想だにしない事態を起こすこともできる。

ともかく今は次回を楽しみに待ちたい。

それではまた。

 

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