山姥の戯言日記

セルフネグレクトの介護うつ闘病記 「私の場合」過去と現在を行ったり来たり

介護に年末年始はない! 聖夜に祈るばかりの介護悲劇回避※追記あり

 

今、何も手につかないという状況を味わっている。

と言いつつブログを書いているのは、何も手につかない不安を落ち着かせるためだ。

今回は従兄の奥さん(近々入籍予定)の話題のみである。

いつも通りに私の兄弟を「ブラザー」、従兄弟(いとこ)を「従兄」表記で統一する。

 

不安な夕暮れ

不安な夕暮れ 2019年12月24日撮影

 

ブラザーが今日、従兄のケアマネさんと社会福祉士さんと連絡を取ったところ、従兄の奥さんの症状が深刻とのこと。

ケアマネさんたちと話していても急に声のトーンが上がったりと、とにかく精神状態の起伏が激しいというのだ。彼らは正月休みが5日まであるので「年末年始が心配です…」とブラザーに告げたらしい。

 

現在、従兄と奥さんは同居中で、引っ越し先を探しているが、丁度いいところは空きがない様子。深刻な状態の奥さんを一日中一緒にいる環境から離すため、従兄が入れる施設も探しているけど、こちらも状況は同じ。

しかも従兄は施設に入りたくないと言っているとか。あの甘ったれめ。

 

奥さんは本来なら入院が必要なほどの状態なのだ

従兄は脳出血の後遺症だと思われる物忘れや被害妄想が強い状態。最初は要介護度5だったのに、今は要介護度2にまで引き下げられてしまった車椅子で生活しているのに……これには奥さんもかなり落胆したらしい。

 

要介護度の2と3だけでも、受けられる支援、入れる施設には雲泥の差が生じる。要介護2といえばうちの父と同じなのだ。

 

あり得ないって。

 

せめて要介護度3なら入れる施設はあるだろうに。

一日中一緒にいて、夜も何かと起こされて、睡眠すらままならない生活を奥さんは仕事を続けながら送ってきたのだ。具体的な行動は書かないが、奥さんの症状は、私が一歩手前で踏み止まっている行動にまで発展している。

私より危険な状態の介護うつである。

 

ただし私と大きく違うのは、奥さんが従兄を愛していて、本当はちゃんと介護をしたいと望んでいるという点。

だから余計に苦しむのだ。常に心が揺れ動き、精神状態が安定しないのだ。

 

無理にでも、今すぐに従兄から一旦離すべきであろう。

何故それができない?

 

だから介護絡みの悲劇は増える一方なのだと思ってしまう。

 

私が健康なら年末年始泊まり込んで奥さんを入院させてあげたい……と思ったが、入院も年末年始は無理だっただろうか?

ジッとしていられないのに何もできない歯がゆさ。

でも何か手はないかとずっと考えている。

 

私が考えたところで、あちらのケアマネさんたちができないことをできるわけがないのだが……例えばである。うちのケアマネさんは「無理です」と即答したが、年末年始だけでも従兄をうちへ連れて来ようとしたとする。

良かれと思っても、奥さんには逆効果になる可能性もあるのだ。少し離れることが必要とわかっていながら、従兄の「介護が生き甲斐」と言い切った女性である。

 

同じ介護うつだとしても、私とはそこが真逆で迂闊なことはできない

本当に難しい。何か提案するにしても、慎重に慎重を期さないと誰も望まぬ結果に繋がる恐れがあるのだ。

 

私は以前から、早く奥さんに会いたい、奥さんと話してみたいと思っていた。

聴力が徐々に回復し、今なら会話も可能だと思うのでブラザーに頼んでみた。話を聞くくらいはできるから一度電話で話してみたいと。

 

「会ったこともないのに?」と否定的なブラザー。奥さんと面識があり、毎日のようにメールや電話でやり取りをしているのはブラザーだけなのだ。

 

「急に話すんじゃなくて、今度連絡を取った時に『○○(私)がご挨拶してお話したいと言ってるんですけど如何ですか?』って訊いてみてくれない?」と頼み直すと、そういう感じならと納得してくれた。

 

私は余計なことは何も言わず、ただ共感し、彼女が話したいだけ何時間でも話を聞いてあげたい。それもお節介と断られたら仕方のないことではあるが。

私にできることで思いついたことはそれだけなのだ。

なんと無力なことか。

 

認知症の父がデイサービスから帰って来た。

私が過酷だと感じていたものが、とても軽くて生ぬるいものに感じる。

 

遠く離れて暮らす従兄と奥さんが、どうか無事に年末年始を過ごせますように。

 

聖夜に祈るのは、たった一つの望みだけである。

 

 

追記:決してケアマネージャーさん、社会福祉士さん、病院関係者の方々に「休むな」と言っているわけではありません。皆さんが気兼ねなく休暇を取れて、介護家族側も安心して年末年始を迎えられるような仕組みがあればいいのに、という思いで書いたものです。言葉が足りず傷つけてしまった方々にお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。