真夜中の父の外出を阻止 スティーブ・マックイーン
昨夜とは別人、今日は穏やかな山姥です。
昨日と何が違うのかわかりませんが、ブログに書いて自分の頭の中の整理がついたことと、抗うつ薬サインバルタのおかげでしょうね。
まだ心の底の方で何かざわついている感覚ですが、浮き上がっては来なさそうです。
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真夜中の介護 認知症の父の外出を止めることができた!
昨夜の更新後は何事もなく、皆さんのブログ巡りを数カ所してそろそろ眠ろうとした時でした。
うちは自営業で自宅兼店舗になっています。
ダイニングとリビングの南側、道路沿いが店舗で、居住空間の玄関はその反対側、ダイニングの北側にあります。
店舗とダイニングを仕切る戸が開く音が聞こえ、夢を見始めていた私はパッと覚醒しました。
真夜中、その戸を開けるのは父しかいません。
覚醒したといっても、睡眠導入剤ゾルピデムとアルプラゾラムが最高潮に効いている状態。
普通なら歩けません。
以前、無理して立ち上がろうとして豪快に転んだことがあります。
朦朧としていて気がついたら部屋の中で横に転んでいました。
怪我はありませんでしたが、あれが階段だったらと思うと今でもゾッとします。
でも放っておくと父が外に出て行くパターンです。
ふらつきながらソロソロと歩き、店の2階の部屋へ移動しました。
ちょうど店内の階段があり、1階の父に声が届く場所です。
店の入り口が開く音がし、慌てて声をかけました。
なんと言ったかは憶えていませんが、咎める口調にならないように、優しく家の中に戻るようにというような説得をしました。
父がなんと答えたかも記憶にありませんが、納得してくれたのは確かです。
でもホッとしたのか朦朧としているせいか、父が中に戻る音が聞こえません。
窓を開けて道路を見下ろしても人影はなく、それでも一応父を呼んでみます。
返事はなし。
窓を閉め、今度はまた店の1階に向かって父を呼んでみます。
こちらも応答なし。
もう覚悟を決めて階段を下りていくしかありません。
店の2階はいわばバックヤードで倉庫みたいなもの。お客さんが勝手に上がってこないように商品を置き、雛段になっています。
同業者とか、本当に勝手に上がってくる人がたまにいるので。
2階を静かに移動し、居住空間の階段を下り始めます。
朦朧としつつも身体は目覚めてしまったのか、意外とすんなり安全に下りることに成功し、父の寝室に向かいました。
寝室といっても元リビングなんですけどね。
父はちゃんと毛布にくるまって横になっていました。
「ごめん、ごめん」と言っていたので、私が心配して様子を見にきたことはわかったようです。
笑いながら「まだ真っ暗だから危ないよ~。外が明るくなるまでは横になっててね」と言ったのは憶えています。
気がつくと、なぜか自室に置いていたはずのマグカップを左手に持っている私。
父を心配しつつも謎の行動です。
せっかくなので白湯を少しだけ飲んで、部屋に戻って寝ました。
「ふぅ、脱走阻止成功… ミッションコンプリーティッド…」と達成感を感じつつ……あ、脱走という表現は適切ではないとは思いますが、一度眠りかけて見ていた夢が「やっぱりジェームズ・ディーンよりスティーブ・マックイーンが好きよ」的なものだったので、昔の部屋にバーンと貼り付けていた『大脱走』のポスターを思い出したのです。
どんな夢? という話は置いておいて、正直どちらもリアルタイムでは知りません。
若い時は今の親世代のスターや時代そのものに憧れを持ち、映画を借りてきて観まくり、音楽も聴きまくりました。
ん、音楽は親世代よりもっと下だな…アラカン世代くらい?
話が逸れてしまいましたが、とにかく私が珍しく役に立ったというお話でした。
今日は起きてからすっかり忘れていて、夕方になってから兄弟に報告を。
久しぶりの父の行動に驚き、ショックか不安からかテンションだだ下がり、私への言葉は何もありませんでしたが満足です。
本当に、私が眠ってしまう前でよかったです。
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私が大好きだったクールな男 スティーブ・マックイーン!
思い出したついでに今日はこのまま続けちゃいます。
まずは「クールヒーロー スティーブ・マックイーン」のご紹介。
こちらには映画『大脱走』『荒野の七人』『華麗なる賭け』『砲艦サンパブロ』の4作品が収録されています。
画像は『大脱走』のスティーブ・マックイーンですね。私が貼っていたポスターはバイクで疾走中の場面でした。
モノクロでカッコよくてすっごく気に入ってましたよ。
もっと丁寧に扱っていれば、今の部屋にも貼れただろうに……。
『大脱走』の豪華キャストをご存知ですか?
スティーブ・マックイーンの他に 、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン 、ジェームズ・コバーン 、リチャード・アッテンボローも出てるんですよ。
ああ、若い方には伝わらないこの凄さがもどかしい!
でも作品の名前は聞いたことがあるという方も多いと思います。
史実が基になっていて、とにっかく面白いですから。
若きビッグネームたちの渋いことクールなことワイルドなこと。
『荒野の七人』もよかったなあ……ああ、また観たい観たい観たい観たい~。
この耳さえ正常ならば~。
ちょっとテンションがおかしくなってきたので、今日はここまでにしておきます。
好きなことを語り始めたら止まらなくなる性分です。
今夜は誰の夢を見ようかなー。
あ、その前に読者様訪問、頑張らねば。
サインバルタ、確実に効果出てますね、うん。
それではまた。
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