自分が鬱(うつ)病だと知るまでの長い道のり
やはり起きられなかった山姥です。
目が覚めて携帯を確認すると、病院の予約時間の終了まであと5分……やっちまいましたよ。
2時間鳴り続けたはずのアラーム音を聞いた覚えがありません。
慌ててそのまま病院に電話を。
受付の方は静かで響かない声なので、ちゃんと言葉が聞き取れて助かります。
断られる可能性もあり危惧しましたが、これから行ってもいいとのことで急いで支度をしました。
病院に着くまでもいろいろありましたが省きます。
それでは本題へ。
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やっとうつ病と診断されて抗うつ薬サインバルタを処方された
結論から言うと、私は「介護うつ」でした。
1 番上の画像は人生初の抗うつ薬と、抗うつ薬の副作用の吐き気を押さえるための薬です。
本来ならサインバルタ40mgにしたいらしいのですが、初めてということで20mgから様子見のスタートです。
1日1回、朝に服用します。
病院で、この夏の異様な体調不良を、必死に詳しく医師に告げました。
その期間の心の動きも正直に伝えました。
父の看護・介護に対する気持ち、1人で世話をしなければならない時の不安定さと気分の落ち込みよう、そして何度も過る危険で非現実的でどす黒い発想。
その発想が母の介護終盤の時と同じであることなど。
以前は別の病院に通っていました。
その時も苦しい気持ちを医師に伝え、
「もう介護はできません。したくありません」
と訴えましたが、「したくありません」がいけなかったのか、
「でも娘なんだから介護しないとね」
で片づけられてしまった経緯があります。
しかも、それなら何故できないのか、自分の病状(症状)は何なのかと問う私に、
「うーん……うつ病じゃないからねえ……」
と言葉を濁すだけ。
つまり病気でも何かの症状でもなく、私の人間性・人格・性格の問題だと言いたかったのでしょう。
母の介護が面倒臭くなったからやりたくないと言っている、ただのわがまま娘というわけです。
以降、その医師に自分の気持ちを話すことはなくなりました。
そうじゃない! という思いと、そうなのかも…という思いの両方を、私は今日まで持ち続けてきました。
「うつ病じゃない」だけはずっと信じていましたよ。
医師の言うことですし、私には食欲がありました。
食欲さえあれば「うつ」ではないと思い込んでいたのです。
今の病院に移ったのは母が施設に入ってから。
母が亡くなる3カ月くらい前でした。
徒歩で通える病院をガラケーで探していたら、開業したばかりの今の病院がヒットしました。
お医者さんはぐっと若くなり同年代、予約の仕方も簡単で楽な形式です。
即決でした。
前の医師と同じことを言われることが怖く、ずっと言い出せませんでした。
「介護うつ」という言葉は知っていましたが、自分とは無縁だと思っていましたからね。
でも自覚のない拒食症と、そろそろ本気でヤバイな…という確信、何より、うつ病と向き合っている方々のブログが後押しとなり、今日という日を迎えられた次第です。
はてなさんに来てよかった。
皆様に感謝申し上げます。
そして現在の医師…いや、先生には心の中で謝罪しないと。
医者なんて、心療内科なんてと散々喚いてきましたが、やっと救われた思いです。
うつとの闘いは始まったばかりですが、まず、自分の状態がはっきりしただけでも救われました。
そこまで追い詰められていたのです。
セルフネグレクトだけでは敵があまりに巨大過ぎて、正直どこからどう直すか、睡眠と食事を改善した後はどうすればいいか、皆目見当もつかない状態でした。
セルフネグレクトとうつの関連性の記事を読んだことがあります。
人によりけりで、ちゃんと診察をした上でのことでしょうが、抗うつ剤が効果を見せたという内容のものがあったはず。
あーもう、「私の場合」に当てはまらないと思って記憶が薄い……。
後ほど調べ直してみます。
これを突破口にしたいというのが現在の願望です。
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拒食症もアンチエイジング? 油断できないお年頃
画像は、昨日まではこの3種類だけ服用していたと説明するためのものです。
手前の錠剤は白が不安を和らげるもの、ピンクが睡眠導入剤。後ろの顆粒の漢方薬は主に更年期障害の症状を和らげるためのものです。
何度か書いているように、私には「のぼせ」という症状があり、年齢的にも更年期障害があってもおかしくありません。
人によっては特に不調にならずに過ぎることもあれば、重くて日常生活に支障を来す場合もあります。
閉経前後に起こり、期間も症状も十人十色です。
先日、自分が拒食症かも? という記事を書きました。
記事内では標準体重の60%以下という点にしか触れていませんが、それに加えて「月経が止まる」というのも拒食症に当てはまる条件なのです。
私は約半年止まっていたのですが、年齢的に考えて閉経したと思っていました。
それでなくても20代以下が大半を占めるのが拒食症の特徴ですからね。
ところがですよ。
食を意識し直し、ちゃんと食べるようになって一週間から10日くらいでしょうか。
リターンです。
閉経してはいなかったのです。
本当に面倒臭い……だったら胸を倍にして戻して欲しいものですよ。
とにかく「自分とは無関係」とは思い込まないことです。
資料にまとめられた年代とか性別は、あくまで傾向に過ぎません。
自分がそうかも? と思うことは、まず何でも疑って調べてみましょうね。
というわけで、「私の場合」の介護うつ、拒食症について書いてきました。
今日、判明したばかりなので、まだ浮ついています。
すみません。
今日から服用する5種のラインナップです。
正直なところ、左から2番目の白い錠剤は一日3回飲んでいるのに効果の実感がなく、サインバルタに慣れて40mgに変更できるようなら服用をやめようと思います。
だって薬代、先月より1500円くらい高くなっちゃったんですよ。
サインバルタはジェネリックのものがなく、なる予定もないのだとか。
10月からの消費税改正に伴い、安くなるものと高くなるものがあるらしいですが、薬局の方もまだどれがどうなるかわからないそうです。
これが理想のラインナップです。
服用が朝、夕それぞれ1回ずつのもの、3回飲むのは顆粒の漢方薬だけです。
これで幾らになるのかな……?
これからはセルフネグレクトに加え、うつ闘病ブログにもなります。
どうか薬が合いますようにと祈りつつ、今夜はこの辺で。
それではまた。
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