久々に寒くない朝を迎えた。
気分も悪くない。
昨日はブログを書いた後、杖なしで庭まわりをして、そのまま少し道路を歩いてみた。
歩くには歩けたが、バランスを崩さぬよう慎重に、ゆっくりした足取りになった。
予想以上に、わりとしっかり歩けたと思う。
でも、その後が問題だった。
家に戻ってしばらくすると、急に元気がなくなったのである。
テレビは観たくないし、小さい声しか出ない。
身体が痛いわけでも、疲れているわけでもないのに。
顔が無表情になっているのがわかり、やっとうつ病の症状だと自覚した。
幸い、兄弟に覚られずに済んたが、自分では全く予期していなかったので、不思議で仕方なかった。
シルバーカー(手押し車)や杖の支えもなしに歩くことは、まだかなりのストレスになるらしい。
何をどうすると無理をしていることになるのか、自分自身で理解していないのだ。
気をつけないといけない。
と言っても、自覚がないのだから防ぎようもないのだが。
とりあえず、同じことを繰り返さないようにするしかない。
散歩はシルバーカーですることだ。
こんな風に、ひょっこり出てくる症状には困ったものである。
今回は原因がすぐわかったからまだいいが、そうでない場合もある。
なにしろ、普段から無理をしている自覚がないセルフネグレクトだからして。
当ブログを始めた当初、掲げていた目標は、セルフネグレクトからの脱却だった。
今でも目標ではあるが、その道のりの遠さを思い知らされるばかりだ。
はずだ。
うつ病の症状のひとつと言っても過言ではない。
もう4年前からずっと主張し続けていることだが、私個人が主張したところで、どうにもならない。
近年では若年層にも広がりつつあるという。
私が小さい頃からそうだったように。
今更だが、説明すると、セルフネグレクトは『自己放任』とも『自己虐待』とも呼ばれている。
大まかな言い方だが、自分のために必要な、自分ですべきことができない状態に陥るのだ。
『緩やかな自殺』と称されるように、とても深刻で厄介なものである。
私の場合、最低限、死なないように生きている。
心療内科に通い、整形外科にも行っている。
でも、できることはそれだけなのも事実。
こればかりは自分でもどうしようもない。
気の持ちようでどうにかなるようなものなら、こんなに苦しみ続ける人生ではなかっただろう。
うつ病治療で改善したという記事を読んだことがあるが、本当にそうであってほしい。
精神科医たちの間で、その事実が当たり前になる日が来てほしい。
切にそう願う。
今日はちょっと熱くなってしまった。
それではまた。
応援ありがとうございます!!