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山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

もはや毒【介護とは言えない現実】介護うつ患者の介護「私の場合」

 

今日の振り返り セルフネグレクト脱却の先にあるもの

 

最初に言っておきたい。

また朝ご飯を食べさせられなかった。

そして私の心境にも悪い変化が表れた。

 

 

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もはや介護ではない酷いありさ

 

朝、兄弟と父の話し声が聞こえた。

私はまだ寝ていた。

薄眼を開けてみるとカーテンの隙間から陽が差している。

 

兄弟は暗いうちに出発したはず。

もしかして、家にいることにしたのか?

それなら安心だが、体調不良だったら喜んではいられない。

吐血した彼がまたフラッシュバックする。

 

何にしても、彼がいるなら父も安全。

PTSDの目まぐるしい連鎖の中、また眠ってしまった。

 

起きたら昼の12時を過ぎたばかりの時間。

久々にやってしまった午後起き。

 

薄紫色の小菊

薄紫色の小菊 

 

あれ? なんか下(1階)の感じが違う。

兄弟がいる時の生活音がまったくしない。

当てにならない感覚を研ぎ澄ませてみる。

 

父の気配しかしない。

ひとりだ。

朝のは……夢?

あんなにはっきり声がしたのに?

 

起きたくなかったけど、そんなことすら考えている暇はなかった。

慌てて下へ行くと、父だけがいた。

無事だった。

 

でも湧いてきたのは別の考え。

また朝ご飯を食べさせられなかったというのに、罪悪感がない

異常だよ、もう。

 

介護うつの名を借りた虐待じゃないのか?

父に抱く恨みの念が表に出てきてるだけじゃないのか?

自分で自分が信用ならない。

 

それでもおかずを多めに準備し、ご飯を食べてもらった。

それだけでも重労働、私には精一杯だった。

気持ちがずっしりと重くて、もう何もしたくない。

 

でも薬は飲まなくちゃ。

猫まんまで済ませてやっとサインバルタなどを飲む。

 

少し休んで変化を待ったけど、気分は真っ暗な深海に沈んだままだ。

後片付けもあるし、米も研がないと。

仕方なくまた下へ行く。

 

目の前に置いていったのに、薬を飲み忘れている父。

飲ませようと店舗内をウロウロしてる父を呼ぶ。

スリッパがないと言ってキョロキョロしてる。

まず薬を飲ませ、スリッパを探す。

靴下も片足しか履いていない。

その辺に見当たらないので面倒臭くなって客用のスリッパを履かせた。

靴下も探さずに洗濯後の別のものに履き替えさせる。

 

その間、尋ねてくるのは兄弟のことばかり。

どこへ行ったのか、いつ帰ってくるのか。

 

やはり心細かったんだね。

私が起きてくるまで、ずっと不安で息子の帰りを待っていたんだろうね。

父が閉店状態の店舗に行くのは、いつも兄弟の帰りを待つため。

 

優しく応じながら心の中で毒を吐く

 

今感じている心細さや不安はね、母が長年ずーっと感じてきた思いだよ。

その何百倍も感じてたんだから、まだまだ足りないけどね。

 

母の心を壊しただけじゃない。

あんたの罪を、私も兄弟も口に出さないだけで知ってるよ。

自業自得に家族まるごと巻き込みやがって。

 

本当にあんたも、あんたの姉貴もどうしようもないね。

 

でも今は要介護認定を受けてる保護されるべき認知症の老人。

ずるいんだよ。

あんたらは罪を償う意識なんて微塵もなかったね。

 

墓場までなんて持ってってやらないよ。

どっちも罰を受けずに死ぬんなら、私が必ず晒してやる。

まず、私が罰を受けてからだけどね。

 

心の薄汚い人間に育ててくれてありがとう。

 

私

真夏の私

 

客観的に見ても最低。私なんてこの程度の人間よ。

人のせいにして、恨みを活力にしてなんとか生きてるクズ。

治療を受ける価値があるのかな?って本気で時々思う。

 

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セルフネグレクト脱却の先にあるもの

 

兄弟が帰ってきた。今日も早めに。

私は2時間くらい経ってから下へ行った。

元々仲は全然悪くない。むしろ良好といえる。

 

「おかえり」

 

2日ぶりに、ちゃんと顔を見て声をかけた。

彼も私の顔を見て頷く。

2秒くらいして、慌てて「ただいま」と言葉にした。

やはり気遣ってくれている。

その気遣いがわかり易いのが彼らしい。

 

でもお喋りはできなかった。

父もいるしテレビもついているし、私も気が沈んでいる。

彼だけは私の闇に近づけてはいけない。

 

この気の重さ、これは「うつ」の症状なのだろう。

私は自分が拒食症に陥っていることにも気づかなかったほど、自分自身の状態がわからない。

 

抗うつ薬サインバルタを飲み始め、まず「落ち込み」というものを自覚できた。

 

そして今日の落ち込みどころではない、息もできずに深海に沈んでいるかのような心境の「うつ」らしきものを味わった。

 

新鮮……と思ったけど、それはすぐ懐かしさに変わったよ。

そう、小中高の私。毎日こうだったねって。

 

うつ病を治すには、まず自分の状態を自覚して受け入れなければならない気がする。

やはりセルフネグレクトと直結しているのだ。

私の場合

 

痛烈で絶望的な自覚を乗り越えることになる。

 

自業自得

 

すべて受け入れる覚悟だけはある。

でなければ罰を受けようなどとは思わない。

 

「うつ」をやっと自覚できた。闘病はこれからだ。

能面はもう出てこないだろう。たぶん……。

 

今日はこの辺にしとく。

例によって明日は別人になっているかもしれない。

 

それではまた。

 

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