難しい現状と今後 認知症の父 転院の記録
ピンクのカサブランカ 2022年8月3日撮影
昨日は、入院中のアルツハイマー型認知症の父が、市内の大病院に転院する日だった。
ブラザーは朝8時過ぎに自宅を出、帰ってきたのは昼過ぎ。
ところどころでかなり待たされたらしい。
今回は、そんな転院と父の様子を記録する。
父の様子について
入院していた病院側の話だと、最初に誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)から回復した時点では、父は立ち上がることができたらしい。
だが再度、発熱し、ベッドに寝たままの治療を受けてからは、ベッドの上で起き上がることも座っていることもできなくなったという。
そして昨日、そのままの状態での転院となった。
車椅子にも乗っていることができないので、寝台付きのタクシーを依頼しての作業である。
父はストレッチャーに乗せられ、市内の大きな病院に入院した。
ブラザーはずっと父に付き添っていられたようで、その間の様子を聞くことができた。
父は少し痩せ、筋肉も落ちているように見えたという。
話はしたが、ほとんど眠そうにしていたらしい。
待たされている間、ストレッチャーの上でいびきをかいていたとか。
その後、診察があり、診察後もまた待たされたと言っていた。
そして父は病室に入り、しばしのお別れとなったらしい。
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父の現状と今後
ここからは医師の話である。
ここまで弱っている現状では、いつ、何が起きても不思議ではない状態らしい。
例えば、突然の心臓発作などを起こし、そのまま亡くなるというケース。
または誤嚥性肺炎を再発し、そのまま亡くなるというケース。
よくない話ばかりだが、それだけ家族に覚悟をしておいてもらいたいのだろうと、ブラザーは感じたそうだ。
覚悟をする猶予を与える…父はあれで子ども思いなのかもしれない。
リハビリに関しては、無理はさせず、本人がやりたがらない場合はやらせないそうである。
「1ヵ月やってみて、だね」とは医師の言葉。
1ヵ月リハビリをしてみて、施設に移った方がいいのかどうかを見極めるのだろう。
自力で座ってさえいられない、スプーンすら持てない人が、果たして1ヵ月でどこまで回復するのであろうか。
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あとがき
悲観的な気分になった方がいらしたら申し訳ない。
私自身はそこまで悲観的ではないが、文章にすると重いものだ。
命にかかわる話題だから仕方がないのだが。
家族としては、覚悟を内に秘めながらも、毎日を変わりなく、淡々と過ごしていくだけである。
日常を日常として過ごす。
当り前のことが少し難しい日々も人生にはあるのだ。
それではまた。
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