認知症の父 誤嚥性肺炎を繰り返している? 転院3週間余りの記録
アルツハイマー型認知症の父が誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)で入院し、今の病院に転院してから、3週間余りが経過した。
上記の記事でも「難しい現状と今後」として触れた。
コロナのせいで面会もできない今、担当の看護師さんに電話をすることでしか、父の様子を知ることはできない。
今回は、昨日、病院に問い合せ、明らかになった父の具体的な現状を記したい。
認知症の父 誤嚥性肺炎が完治していない?
まず驚いたのが、父はいまだに熱を出し、点滴を受けることがあるということ。
転院は、誤嚥性肺炎が完治してから行われたはずだった。
だが、まだ発熱するというのは、誤嚥性肺炎が原因としか思えない。
前の病院の医師は、誤嚥性肺炎を繰り返すだろうと指摘していた。
完治していないのではなく、繰り返しているのだろうか。
医師による病状の説明ではないので、その辺りのことは定かではない。
自分では食べられず、食事は看護師さんに食べさせてもらっている。
それでも誤嚥性肺炎を繰り返すとは思ってもみなかった。
認知症の父 食事も食べたり食べなかったり
これは転院当初からあったことだが、まだその状態が続いていることに驚いた。
やはり誤嚥性肺炎が原因と考えられる。
入院前、家にいた頃の父は、とにかく食欲旺盛だった。
必ずおやつを食べ、満足そうにしている父の記憶しかない。
私はもう1ヵ月以上会えていないが、かなり衰弱して痩せただろうと想像する。
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認知症の父 もう起き上がるのは無理?
ネガティブな話ばかりになって申し訳ない。
転院してから3週間余り経過しても、父の寝たきり状態は続いているのだ。
車椅子に乗ること以前に、ベッドの上で起き上がり、座っていることすらできない。
思った以上に厳しい現状である。
前の病院の医師には「あと1年」と言われ、今の病院の医師には「いつどうなってもおかしくない状態」だと言われている。
リハビリどころではない。
転院4週後に、医師が何らかの判断をすることになっている。
引き続き入院か、介護施設に移るか。
要介護度認定もこれからだが、看護師さんは「5」になるのではと言っているらしい。
正念場は、まだこれからだ。
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認知症の父 救いがあるとするならば
皮肉な話ではあるが、救いがあるとするなら、父が家族のことも、家のことも忘れてしまっているという事実だ。
忘れているのだから、心細さも感じていないかもしれない。
会えなくて寂しいと思うこともないかもしれない。
全ては想像でしかないが。
そうでも思い込まないと、父が不憫でならないのだ。
ただただ、父の心が穏やかであってくれること。
それだけを強く願う。
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あとがき
母の時もそうだったが、子として親を看取る覚悟はできている。
暮らし向きは厳しいものの、いざという時の心構えだけは、私もブラザーもしっかりと持っているつもりだ。
私たち兄弟は、常に現実に打ちのめされ、現実に厳しさを教えられ、それでも真っ向から現実を受け止めている。
この先、何が起ころうと、目を背けることはないだろう。
毎日、闘い続ける。
ただそれだけだ。
それではまた。
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