蜂が怖くてUターン いつもより歩いたリハビリ散歩
今日は曇りで湿度の高い日だ。
玄関を出た途端、蒸し暑いではなく「ぬるい」と感じた。
でも休養日翌日ということもあって、調子よく歩くことができた。
ところがコース後半、目の前に現れた蜂によって、大幅にコースを変更せざるを得なかった。
今日はそんな感じのリハビリ散歩日記である。
前半 疲れるけど心地よい散歩
GWが始まったらしい。
近所の大型百貨店ではペンギンの着ぐるみをみかけたけど、何のイベントかまではわからなかった。
横目でチラ見しながら、私は正しい姿勢での歩行に励んでいた。
骨盤、背筋をまっすぐに保つ歩行訓練である。
早足でなくてもいいけど、できるだけ歩幅は大きく。
視線は足元ではなく、前方へ向ける。
これが早足の数倍疲れる歩き方なのだ。
でも、この歩き方は膝への負担が軽いことに気づいた。
前傾姿勢にならないよう注意しているので、早く進めないのがもどかしい。
その分、歩幅を大きくして少しでもスピード感を出してみる。
こう書くと、カッコよく颯爽と歩いているように思われるかもしれないが、100%実現できているわけではない。
今日はやっと70%といったところだ。
前よりきついけど楽しい。
ちょっとオシャレをしただけで、不格好な歩き方はしないようになる。
ところがである。
今日は後半に、とんでもない災難が待ち受けていた。
スポンサーリンク
後半 ある蜂との出会いと攻防戦
うちの裏庭が見え始め、あと200mくらいに差しかかった時だ。
前方に大きな蜂が飛んでいるではないか。
しかもホバリングして、一定の高さを保っている。
嫌な予感しかない。
私は過去、同じ状況を発端として、蜂に追いかけまわされたことがあるのだ。
まだしっかりしていた父に助けられたものの、耳にまで迫った羽音は、今でもトラウマとして記憶に刻まれている。
さて、今日である。
私は方向転換もせず、徐々に後退した。
すると蜂の姿が消えた。
思わず足を止め、様子をうかがう。
次の瞬間、羽音がもっと近くから聞こえた。
目だけ落として足元を見ると、蜂の影がくっきりと地面に映っていた。
私の頭上数十cmといったところか。
まだ距離があるので、警戒はされているけど襲ってこないだろうと信じ、私は注意深く後退を続けた。
今回、私は対応を間違わなかったようだ。
数秒すると蜂は私から離れ、元の位置に戻ってホバリングを続けていた。
おそらく巣の見張り役だろう。
何にしても、蜂の悪夢から這い出した私は、来た道をひたすら戻ったのである。
普段は近道コースで歩いている道を選び、何とか帰宅した。
散歩時間は46分、歩数はなんと3,088歩。
この春、初めて3,000歩を超えた。
超えてみた感想は「いいかもしれない」。
45分くらいなら充分に歩けるので、明日から挑戦してみようと思う。
転んでもただでは起きない。
こんなきれいな写真も撮影できた。
町内会で育てている花々である。
そして怖い蜂のおかげで、新たなコースを考え出した私であった。
スポンサーリンク
あとがき
小さい頃に蜂に刺されたことを思い出した。
わんわん泣いていたら、祖母がアロエを塗ってくれた。
傷には何でもアロエだったなぁ。
大きな鉢に育てていて、何かある度にアロエを切って塗ってくれるのだ。
それしか記憶がないので、おそらくアロエだけで治ったのだろう。
懐かしいな、アロエ。
祖母は何鉢も育てていた。
いつか余裕ができたら私も育ててみたい。
それではまた。
ポチっとお願いします!
応援ありがとうございます!