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山姥の戯言日記

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鎌倉殿の13人 第29回 りくの恐ろしい企て 全成の葛藤

 

「ままならぬ玉」感想 りくは稀代の悪女か 全成の命運や如何に

 

鎌倉殿の13人 感想

 

今回の主なキャスト

 

北条義時小四郎) 小栗旬さん

 

政子 小池栄子さん

 

北条頼時(太郎) 坂口健太郎さん

 

北条時連(五郎) 瀬戸康史さん

 

比奈 堀田真由さん

 

源頼家 金子大地さん

つつじ 北香那さん

せつ 山谷花純さん

北条時政 坂東彌十郎さん

りく 宮沢りえさん

実衣 宮澤エマさん

阿野全成 新納慎也さん

三浦義澄 佐藤B作さん

三浦義村(平六) 山本耕史さん

 福地桃子さん

和田義盛 横田栄司さん

畠山重忠 中川大志さん

安達盛長 野添義弘さん

鶴丸 きづきさん

善児 梶原善さん

トウ 山本千尋さん 

 

大江広元 栗原英雄さん

三善康信 小林隆さん

比企能員 佐藤二朗さん

千葉常胤 岡本信人さん

土肥実平 阿南健治さん

仁田忠常 高岸宏行さん

八田知家 市原隼人さん

平知康 矢柴俊博さん

 

公式サイト: NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

公式Twitter: 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) | Twitter

公式Instagram: https://www.instagram.com/nhk_kamakuradono13/

 

 

梶原景時もいなくなり(討伐され)、北条と比企がぶつかるのは避けられない事態となってきた。

 

と、ここで善児の2代目だというトウが初登場。

彼女はもしや、蒲殿が善児に暗殺された時に、目撃してしまった女の子かな?

間違っていたらごめんなさい。

 

御家人衆13名のうち、長老格の三浦義澄と安達盛長も死亡し、残るは10名となってしまった。

 

権力争いの行方や如何に。

詳しい感想は本文で。

 

 

流星群の夜

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鎌倉殿の後継者争い りくの恐ろしい企て

 

頼家を何とか自分の庇護下に置こうとする比企能員だったが、頼家は言うことを聞かない。

 

つつじが男児を産み、乳母父は三浦義村となった。

 

比企能員は気が気でなく、北条義時に、頼家の嫡男はせつが産んだ一幡だと言い募る。

義時は亡き頼朝の意向で、嫡男はつつじが産んだ男児だと反論するが、文書に書かれていないことを理由に聞く耳を持とうとしない。

 

そんな中、北条時政の妻りくが恐ろしい企てをする。

 

比企憎しとはいえ、嫡男がつつじの産んだ男児になったところで、北条には何の得もない。

それなら頼家の弟で、実衣と阿野全成が乳母父を務める千幡を、次期鎌倉殿に据えようというのだ。

 

その手始めとして全成を呼び出し、なんと頼家に呪詛をかけるよう言いくるめた。

 

こればかりは、言いくるめられる全成も全成である。

成功しても失敗しても、実衣ともども危うい立場に立たされることになる。

全成が、誰にも覚られずに事を成すとは思えないからだ。

 

こうして、全成は呪詛の支度に取りかかったのである。

 

頼時の受難 新しい名と大量のキノコ

 

義時は、息子の頼時に、伊豆のもめ事を収めてくるよう申しつけた。

 

少し頼家から離れた方がいいという、時連の意向も働いていた様子。

 

頼時は真面目過ぎて、頼家から疎まれ始めていたのだ。

 

「いさめるだけではなく わかって差し上げることも大事です」

 

さすが顔は幼いけど年長者、若き主君のことをしっかりと考えている。

頼時は頼家より若い上に、真っすぐすぎるのだろう。

父親によく似ている。

 

伊豆行きの支度をしながら、会話をする頼時と、三浦義村の娘の初。

初は赤子の頃より八重に預けられて育ち、頼時の幼馴染みでもある。

真面目過ぎて面白くないと初に言われ、頼時はショックを受けるが、父親たちは微笑ましく見ている。

 

「女子というものはな 大体 キノコが大好きなんだ」

 

出ました、義時の大きな勘違い。

そりゃ中には大好きだっていう女子もいるだろうけども。

 

良いことを聞いたと喜ぶ頼時が不憫であった。

 

そして、証文を破り捨てるという荒業で、伊豆のもめ事を収めてきた頼時。

 

頼家は「褒美」と言って、新しい名を授けた。

「頼」の字は心苦しかろうと勝手に取り上げ、「泰時」という名を。

 

しかも、もう側で仕える必要はないと言い渡した。

 

その夜、邸で父に不満をぶつける頼時改め泰時。

初に突き返されたというキノコ(言わんこっちゃない)を前にうなだれた。

 

「踏んだり蹴ったりです…」

 

さもありなん。

 

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孤独な鎌倉殿と世にもおかしな救出劇

 

実衣に全成の愚痴を聞かされた義時は、全成が呪詛をかけているとピンときたらしい。

 

すぐさま時政とりくのもとを訪れる。

しらばっくれていた2人だったが、思わず時政が口を滑らせた。

 

激怒する義時。

 

「余計なことは もう やめていただきたい!」

 

「比企と争う時は 終わったのです」

 

だが2人が素直に聞き入れるわけもなく、義時は憤然としたまま、その場を後にした。

 

後日、全成が2人に呼び出され、呪詛が効かないことを責められていた。

義時に知られても、2人はやめる気はないようだ。

 

頼家の髪の毛があれば効くかもしれないと、全成は頼家の髪を手に入れることを約束する。

 

その夜、1人で蹴鞠の警護に励む頼家に、何とか近づこうとする全成。

失敗する予感しかない。

 

ところがそこに義時が現れ、全成は隠れたまま、2人の様子を窺う。

 

頼家は義時に、父 頼朝のことを語った。

父は何も教えてくれなかった、心から笑っている姿を見たことがない、そんな父の気持ちを今ならわかる気がすると。

 

義時が柔らかく諭す。

 

「頼朝様は 人を信じることをなさらなかった。お父上を超えたいのなら 人を信じるところから 始めてはいかがでしょう」

 

神妙な面持ちで、頼家は義時の言葉を噛みしめる。

隠れている全成も神妙な面持ち。

 

底へ今度は、蹴鞠のコーチである平知康が登場。

少し待っているようにと彼に命じ、頼家は吹っ切れたように義時に話しかけた。

 

「小四郎 決めたぞ。わしは一幡を跡継ぎにする」

 

その理由についても語った。

 

「せつだ。せつは強い。父上が母上と手を携えて この鎌倉をつくったように せつとなら 鎌倉をまとめていけそうな気がする。わしは弱い。信じてくれる者を頼りたい」

 

せつが素直にぶつけた思いが、頼家の心を動かしたようだ。

 

「よいと思います」

 

この流れはいい流れだけど、義時、正室つつじと乳母父を忘れていないか。

親友の三浦藤村が黙ってはいまい。

 

だが、そんなことを考える暇もなく、事件は起きた。

 

平知康が古井戸に落ちてしまったのだ。

幸い、途中のとっかかりにつかまり、下までは落ちなかったが時がない。

 

義時と頼家が縄のようなものを探せば、隠れている全成も捜し、頼家がそれを見つけた。

 

「おい! 縄のようなものはないが  縄があったぞ!」

 

どさくさ紛れに面白いことを言うのは父譲りか。

こうして2人がかりで助けようとするが、コウモリに驚いた知康が暴れ、なんとバランスを失った頼家までが井戸の中に。

 

見兼ねた全成が恐る恐る「手伝いましょうか?」と声をかける。

そして頼家にも声をかけると、何を思ったのか読経を始めた。

 

1人で2人支えている義時が、命がけのツッコミを入れる。

 

「お経はいいから! 鎌倉殿を引き上げて!」

 

やっと普通の助け方をしようとする全成。

 

こうして緊迫しつつも面白い、頼家と知康の救出劇は幕を閉じた。

 

その後の頼家と全成、義時と全成の短い語らいが、それぞれ印象的だった。

 

心を入れ替えた全成 だがしかし…

 

御所の床下に並べていた人型を実衣に見せ、全成はすべてを白状した。

 

時政に頼まれて頼家を呪詛していたと。

 

自分たちが乳母父を務める千幡が跡継ぎになれば、実衣にいい思いをさせてやれる、実衣を喜ばせたかったのだと。

 

そんな単純思考で犯罪に手を染める人物だと思っていなかっただけに、夫婦の愛情云々よりも、落胆の方が大きい。

 

ということで、全部回収してきたはずの人型を、誰かが拾ったシーンで「つづく」。

波乱の予感である。

 

次回予告

 

次回は 第30回「全成の確率」

 

全成?「比企と北条は抜き差しならぬところまで来ている」

比奈「こんなことがいつまで続くのです!」

泰時「命にかえても…!」

政子「あなたは私が守ります」

頼家「すぐに呼び戻せ!」

??「明日は我が身と思ってください」

比企「ああ~!」

義時「ようやくわかったのです。何をなすべきか」

全成「お前は本当に赤が似合うな」

 

間違っていたらごめんなさい。

 

全成殿に思いっきりフラグが……。

政子が「助ける」と言っている人物は誰か?

予告だけ観ていると、比企vs義時みたいに見える。

頼家は誰を呼び戻せと言っているのか。

戦になるのかなぁ。

義時がわかったこと次第か。

 

う~む、どれも次回を観ないとわからない!

 

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あとがき

 

全成殿、何故りくの言いなりになってしまうんだ! と思って観ていたけど、妻を喜ばせたいという欲があったのだね。

 

いかんよ~、いかんいかん!

実衣だって企てを知っていたら、大激怒していたに違いないのだから。

 

でも失くすにはあまりにも勿体ないいい人だった。

そこを、りくに付け込まれたのだろうけども。

 

全成殿、次回は心して拝見する。

 

それではまた。

 

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