【頭内爆発音症候群】症状・原因・治療について解説
夜、ベッドに入ってウトウトと寝入りそうな瞬間、頭の中で「ドーン!」とか「パーン!」という大きな音がして驚いた経験はないだろうか?
私は数十年前から体験しており、現在では慣れてしまっている。
しかし初めて頭の中で炸裂音が響いた時は、血管が切れたのでは? と慌てるほど驚いた。
「頭内爆発音症候群」というわかりやすい名前がつけられたこの症状。
今回は私の実体験を織り交ぜながら、記録として残そうと思う。
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【頭内爆発音症候群】主な症状
主な症状としては序文で挙げた通り、寝入りそうになった時に、頭の中で大きな炸裂音もしくは爆発音がして目覚めてしまうというものだ。
多くの場合、「頭の中」と自覚できるのだが、耳から聞こえる感覚の人や、爆発音ではなく人の声が聞こえる感覚の人もいる。
他に、閃光が走ったり、身体が落ちる感覚を覚える人もいるのだ。
寝入りばなのパターンがもっとも多いのだが、眠っている最中や、しっかりと起きている日中に起こるケースもある。
私は長年に渡り、そのほとんどの感覚を味わった。
個人的には落ちる感覚がもっとも怖かった。
本当にヒヤッとして目が覚めるのだ。
「人の声」などと聞くと、心霊現象かと思う人もいるかもしれない。
確かに不気味ではある。
では原因を探ってみよう。
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【頭内爆発音症候群】原因は?
実はこの症状、比較的新しいもので、日本では公的な資料はほぼない。
国際的な分類では、睡眠障害の「睡眠時随伴症」の1つとして数えられている。
原因は過労やストレス、生活習慣などが挙げられているが、まだはっきりと証明されてはいないのだ。
ただ命に関わるものではなく、そんなに心配する必要はないのだという。
それだけはわかっていたから、私も長年つき合ってこれた。
ところが、今年の春から、初めて日中にその症状が起きたのである。
この記事を書こうと思ったのはそのためだ。
パソコンで仕事をしている時に、突然、あの炸裂音。
私の場合は本当に血管でも切れたような「パーン!」と鋭くはじかれる音である。
慌ててネットで調べると、日中の目覚めている状態でも症状が現れるケースがあるとわかった。
命に関わる症状でないことは知っていたが、そこで初めて「頭内爆発音症候群」という名前があること知った。
まれな症状、という医師もいれば、5人に1人は、という医師もいる。
本当に謎だらけな症状のようだ。
病気と言い切っている医師もいた。
私は炸裂音を無視してパソコンと向き合っていたが、5回目か6回目に大爆音となって身体が揺れるほどの衝撃を受け、渋々パソコンから離れた。
目を閉じて休んでいると音はおさまった。
私の場合は眼精疲労が一番大きな要因だろう。
そうでなくても小さい頃から不眠とストレスを抱えてきた。
まれかもしれない病気になったとしても不思議ではない。
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【頭内爆発音症候群】治療は?
私のように図太い人ばかりではないので、きっとその症状で悩んだり不安に思っている人もいるに違いない。
あまりにも症状が続く、不安でどうしようもないという人には、抗不安剤や睡眠導入剤が処方されている。
私はうつ病治療中なのでどちらも飲んでいるが、初めて飲む人には効果的かと思われる。
もちろん、飲まずに済むに越したことはないけれど。
また私の話になるが、昨日起きてから軽い炸裂音が1回。
パソコンから目を離して、凝りをほぐすように首や肩を回して一休みすると、もう音はこなくなった。
ただでさえストレス社会と呼ばれる現代に、コロナ禍である。
少しでもリラックスして過ごすことが肝要だ。
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あとがき
う~ん、記事にするにはわからないことが多くて無理があったかな。
でも症状は確実にあるものなので知っておいて損はない。
「頭内爆発音症候群」
そのまんまの名前である。
しかし本当にまれなのかという疑問がある。
私がなるくらいなら日本人の半分がなってもおかしくはないのでは? とさえ。
今回はまだ解明されていない「頭内爆発音症候群」について記した。
それではまた。
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