起きたら○時? 一生に一度の大遅刻
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ありがちな話ではあるが、私の失敗の中でも、今だから笑って話せるものを選んだ。
ガチの方は何十年過ぎても笑えない。
遅刻なら、大なり小なり経験したことがある人が多いはずである。
私の場合は20代前半の出来事だった。
もういい大人で仕事もバリバリこなしていた頃の失敗談だ。
笑えるけど情けない話には違いない。
起きたら○時過ぎていた!
実家暮らしの私は、それまで無遅刻無欠勤の真面目な従業員だった。
そうして培ってきた信頼を、一度で失う事件を起こしてしまう。
決して大げさな表現ではない。
それほどまでに、度が過ぎた遅刻だったのだ。
シフト制で、私の出勤時刻は午前10時であった。
その日、両親は知人の息子さんの結婚式で留守をしており、家には私ひとり。
特にお酒を飲んだわけでも、夜更かしをしたわけでもないのに、とても気持ちよくぐっすりと眠ってしまった。
気分よく目覚めたが、時計を二度見、三度見した。
なんと、午後の1時半を過ぎているではないか。
まさかのアフタヌーンである。
「いくら何でも遅過ぎる…」
それが冷静になった私の最初の感想だった。
素早く支度を済ませ、会社に向かっている間も「寝坊で信じてもらえるろうか」と、そのことばかりが気になった。
約4時間の大遅刻であった。
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とにかく謝り倒すしかなかった
社会人としては当然のことである。
同僚にも上司にも、とにかくひたすら謝り倒した。
寝坊を信じてくれる人もいたが、そんな人ばかりではなく。
「本当はどうしたの?」
とコソコソ聞いてくる先輩もいた。
いや、聞いてこない人の中にも、明らかに信じていない人はいたと思う。
客観的に考えて仕方のない子ではある。
その後は無遅刻無欠勤の真面目な私に戻ったので、案外早く、遅刻の件は忘れられていった。
しかし、社会人としえてゃあるまじき行為であった。
今でも反省している。
反省しているけども、笑って話せる。
そんな他愛のない昔話である。
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あとがき
私はいろんな職業の経験があるが、遅刻はその1回きりである。
でもその1回が、一時期、周囲の信頼を失うほど大きなものだったのだ。
人生には何らかの失敗がつきものではあるが、ない方がいいのは当然で、あったとしても修復可能な範囲内のものがいい。
そして取り返しのつかない重大な失敗は、何が何でも避けなければならない。
自分のためにも、周囲のためにも。
今はどこにも属さないフリーランスであるが、それが社会人としての責務だと考えている。
ちょっと堅いあとがきになってしまった。
「転んでも ただでは起きない」
私の座右の銘みたいなものである。
皆さんの座右の銘も聞いてみたい。
機会があればいずれ。
それではまた。
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