認知症の父の入院に思う 介護家族が選択する最善の道とは
ブラザーが、父が入院している病院で、病状などの説明を受けてきた。
想定内の説明だったので驚きはないが、改めて整理しておきたいと思う。
入院してからというもの、認知症がさらに進み、食欲もないらしい。
面会できないのはとても辛い。
コロナが本当に恨めしい。
前立腺がんは放置の方向で
検査したところ、前立腺がんに関わる数値が高く、再発している疑いがあるとのこと。
ただ、前立腺がんは他のがんと違って、身体への負担は重くなく、転移の恐れもまずないという話だった。
何より、治療や手術となった場合、父の体力では耐えられないという。
以上が、担当医からブラザーになされた説明である。
要するに、今後の治療方針を家族に確認したかったのだ。
医師が父の体力では堪えられないと言っているのに、治療を望むわけがない。
それでなくても「あと1年」と言われているのに。
もう痛い思いやしんどい思いは、最小限で済ませてやりたい。
ブラザーが医師に伝えた思いに、私も全面的に同意である。
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転院先の病院の受け入れ待ちらしい
転院先の病院でコロナ感染が認められ、現在は受け入れできない状態になっている。
他の病院に送られるのではと危惧していたが、父が入院中の病院は、受け入れ再開を待っているとのこと。
市内の近い病院なので、本当に助かる。
やはり面会はできないだろうが。
その受け入れまでの期間に、今の病院でリハビリをしてくれているという。
まだ1人で歩かせるのは危ないレベルらしい。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)でそこまで体力が落ちたのかと、改めて驚愕する思いである。
介護家族の思い
どれが最善の道なのか。
どんなにしっかり介護した家族でも、介護が終わると悩んだり後悔したりすると聞く。
母の時で経験済みだが、これは、どの家族も背負っていく思いなのだろう。
でも今は、最善の道を選択したと思っている。
そう思って過ごしていくしかない。
最善の道とは、患者本人だけでなく、家族にとっても最善の道でなくてはならないと、個人的には考えるものである。
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あとがき
ちょっと堅苦しくなってしまい申し訳ない。
やはり「会えない」というのがどれだけ苦痛か、母の時を思い出した。
母のことを思い出し過ぎると荒れるので、今回はここまでにしておく。
後悔しない道などない。
ただ、常に最善の道と信じて歩んでいこう。
家族のために。
みんなのために。
それではまた。
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