鬱が重い日に「冬季うつ病」を語る闘病記録【私の場合】
今日は鬱(うつ)が重い。
かなり重い。
私の場合は、季節や気候も関係している可能性がある。
いわゆる『冬季うつ』というものかもしれない。
通常の重めの鬱に加え、『冬季うつ』もプラスされてはかなわない。
『冬季うつ』については、昨年も記事にした。
今回は、個人的な私の鬱について、少し整理をしたい。
私の鬱は基本 心因性(性格環境因性)うつ病
うつ病を原因別に3つに分類したものを、昨年の記事より引用する。
外因性(身体内因性)うつ病
アルツハイマー型認知症、脳梗塞、脳炎のような脳の病気、甲状腺機能低下症のような身体の病気、副腎皮質ステロイドなどの薬剤等、身体的疾患が原因となっている場合。
内因性うつ病
性格傾向や認知面、気質などの内面に原因がある典型的なうつ病。
一定期間で自然に治ることもあるが、再発する場合もあるので、早期発見による抗うつ剤による治療が望ましい。
躁(そう)状態がある場合は、双極性障害と呼ばれる。
心理的原因といわれ、社会や家庭のストレスや人間関係などのストレスなど、性格や環境が強く関係していることが原因となる。
幼い頃より、ピリピリ、ビクビクしながら育ってしまった。
大人になっても環境は変わらず、悪化する一方。
それでも以前に通っていた心療内科医には、「あなたはうつ病ではない」と言われ、睡眠障害と不安障害の治療だけに止まっていた。
何も改善されない、袋小路に追い込まれているような気分だった。
現在の主治医に変わり、ようやくうつ病と診断されたのは、まだ2年前のことである。
小学5年生の時には、すでに仮面うつ病の症状が見れられたが、それを見抜ける医師は1人もいなかった。
ちなみに仮面うつ病とは、うつ病の症状が精神面に現われず、身体面の不調として現れるうつ病を言う。
本当に体調が悪いのに、仮面うつ病だと、検査をしても「異常なし」で終わるのだ。
と、恨み言はともかく、治療が遅過ぎたことは否めない。
私自身は一生つきあう覚悟でいる。
強固なうつ病になってしまったが、調子には波があり、比較的穏やかな日も多い。
ただ、たまにどうしようもなく浮き上がれない状態に陥ることもある。
薬を正確に服用していてもだ。
私の感覚だと、その状態が3日以上続いたら危険と判断する。
予約を待たずして病院に行き、主治医に相談するしかない。
もちろん電話はしてから行くのだが。
抗うつ薬デュロキセチン(サインバルタ)とミルタザピン(リフレックス)はどちらも上限に達しているので、抗精神病薬アリピプラゾールを増量するしかないだろう。
現状維持で留まる時間が、明らかに減少している。
それとも母と同じで、抗不安薬エチゾラム(デパス)が私に合わないのか。
まだ1日目なので様子見である。
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冬季うつ病の可能性
可能性としては、ゼロと言い切れないのが精神疾患でもある。
季節を問わず、重い鬱には度々なるのだが、今の季節は日照時間の少なさも要因のひとつと考えられる。
冬季うつ病についても、昨年の記事より以下に引用する。
季節性感情障害(SAD)という病気が発端と考えられ、特に日照時間が短くなる秋や冬に多く見られる。
10月頃から発症し、3月頃に回復するという周期性のものだが、重度の場合は抗うつ剤による治療が必要となる。
じっくり読んでみると、私には当てはまらなそうだ。
私の場合、発症~回復という周期性のものではないからだ。
自己完結してどうするのだとも思うが、完結してしまったものは仕方がない。
それより、上の状態に当てはまる方はおられないだろうか。
症状なども、自分で感じるもの、周囲が見て気づくもの、身体に現われるものなどを記載しているので、思い当たる方は是非ご覧いただきたい。
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冬季うつ病 軽減・予防アイテム
こちらも昨年の記事でご紹介したもの。
日照時間の少なさを補うための優れものアイテムである。
生活リズムが狂いがちな人にもオススメのものばかり。
便利な世の中になったものだ。
私も季節性のうつ病だったら使っているだろう。
体内時計の調整にも効果があるならば、うつ病でなくても使用してみたい人は多いかもしれない。
昨年の記事を思い出したので、今年も紹介してみた。
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あとがき
鬱が重い話だったのに、最後は押し売りみたいになってしまった。
気分転換にはなったけど、読者様はついてきてくださっているのだろうか。
今回の要点をまとめると、私は冬季うつ病ではないということである。
昨年の記事でも同じことを書いているのに、また似たようなことを書いた。
初めてご覧くださる方もおられると思うので、何卒ご容赦賜りたい。
明日、この鬱が少しでも軽くなっていることを祈りつつ、今回はここまでとしよう。
それではまた。