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『青天を衝け』第19回 慶喜は将軍のために 篤太夫は慶喜のために

 

第19回「勘定組頭 渋沢篤太夫」感想 それぞれの心が大きく揺れ動いた回

 

青天を衝け 篤太夫 慶喜 吉沢亮 草彅剛 高良健吾 遠山俊也

 

今回の主要キャスト

 

渋沢篤太夫(栄一) 吉沢亮さん

渋沢誠一郎(喜作) 高良健吾さん

 

徳川慶喜 草彅剛さん

黒川嘉兵衛 みのすけさん

原市之進 尾上寛之さん

猪飼勝三郎 遠山俊也さん

川村恵十郎 波岡一喜さん

伝蔵 萩原護さん

 

やす 木村佳乃さん

川路聖謨としあきら) 平田満さん

 

孝明天皇 尾上右近さん

二条斉敬 森啓一朗さん

中川宮朝彦親王 奥田洋平さん

正親町三条実愛 置鮎龍太郎さん 

岩倉具視 山内圭哉さん

 

松平春嶽(しゅんがく) 要潤さん

橋本佐内 小池徹平さん

五代才助 ディーン・フジオカさん

大久保一蔵 石丸幹二さん

 

ハリー・パークス イアン・ムーア

アーネスト・サトウ カイル・ガード

アレクサンダー・シーボルト アレキサンダー・サガラ

 

徳川家茂 磯村勇斗さん 

小栗忠順(ただまさ) 武田真治さん

栗本鋤雲(じょうん) 池田万作さん

永井尚志 中村靖日さん

   

徳川家康 北大路欣也さん

  

なんと血洗島チームが初の出演なしだった今回。

かろうじて渋沢篤太夫の父 市郎右衛門(小林薫さん)が回想シーンでの出演のみという…せめて橋本愛さん演じる千代は毎回出してほしい。

個人的な願望だけど。

 

前回の文を送った篤太夫と、文を受け取った千代を載せておこう。

 

幕府、一橋家、朝廷、薩長と、ある意味かなりの山場に差しかかっているから、仕方ないといえば仕方がない。

 

今回もあっという間だった45分。

とても見応えがあった。

 

 

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将軍 徳川家茂のために 徳川慶喜の苦悩

 

太夫が一橋の懐を豊かにしようと取り組んでいた頃、幕府はイギリス公使のハリー・パークスから通商条約の締結と神戸開港を迫られていた。

 

条約締結には帝の許可である「勅許(ちょっきょ)」が必要。

 

朝廷が許すはずがないと、幕府は勅許なしでの条約締結を推し進める。

それを知った朝廷は、幕府の老中2人を罷免せよとの命を下した。

「一橋の陰謀」との声も上がるが、将軍 家茂は己の力不足だと、責めを負う覚悟を持つ。

 

将軍職を慶喜に譲り、自分は江戸へ帰るというのだ。

 

 

これを知り、急遽、家茂のもとへと馬を駆る慶喜

 

向かえたのは憂い顔の若き将軍だった。

 

慶喜は命に代えても勅許をいただいてくると言い、自分が将軍になっても誰もついては来ない、国は滅びると続ける。

 

「将軍はあなた様でなくてはならぬのです」

 

「一橋殿…」

 

ここはグッときたね。

2人が通じ合えたようで。

 

慶喜は幕府と朝廷の板挟みで孤独。

家茂は家臣たちに慕われているとはいえ、トップに立ち続けるのはどんなに孤独なことか。

 

取って返して京の御所に慶喜の姿があった。

 

初登場はこちらの方。

 

ちなみに正親町三条実愛とはこのような人物である。

 

朝廷を軽んじ、勝手にやっちゃいましょうよ的な家臣たちに比べ、慶喜は秩序を守って正攻法で突破する。

薩摩と仲良くしている正親町三条に鋭く切り込み、勅許がいただけなければ切腹とまで言い出した。

 

孝明天皇は聡明なお方のようで、人払いをし、慶喜に本音を語る。

家茂のことも公儀も憎んではいない、憎きはいまだに降参をせぬ長州だと。

 

「外国のことは 慶喜がそこまで申すのであらば 朕(ちん)慶喜の言うことを信じよう」

 

尾上右近さんの声が柔らかで優雅なこと。

うっとりしてしまった。

 

とにかく、人を見る眼のあるお方でよかった。

慶喜だからこそ得ることのできた勅許である。

 

家茂のために命をかけて。

  

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一橋家を豊かにするために 篤太夫の大躍進

 

いよいよ得意分野で手腕を振るうことになった篤太夫

米の入札での販売、備中での硝石の採掘は順調だったが、播磨の木綿だけが上手くいかない。

 

これまで木綿を作った農民がそれぞれで売っていたのだが、安い値で買われていたため、それ以上の高値で一橋が一旦買い入れることにした。

そして「一橋の白木綿」として販売するつもりでいたものの、農民たちは篤太夫の算段を信じてくれなかったのだ。

 

木綿の物産所の件で慶喜に提言をと思っていた篤太夫

 

しかし鵜飼勝三郎の話だと、慶喜は過労で寝込んでいるとのこと。

 

太夫の話は長いため、慶喜に合わせるわけにはいかないと猪飼殿は言う。

ならば猪飼殿に話を聞いてもらおうと、篤太夫は説明しながら猪飼殿の行く手を阻む。

 

この場の両者の動きがほのぼのコントチックで面白い。

ついには篤太夫の話術に引き込まれ、足を止める鵜飼殿。

でも篤太夫の言わんとするところを理解できない。

 

「ん~…? 一体 何が言いたいのだ?」

 

がっがりしたため息をつき、篤太夫は先を続ける。

この時、2人がいる廊下の向こう側に慶喜が現れるが、彼らは気づいていない。

 

「子曰く 富と貴きとは これ人の欲する所なり その道を以て これを得ざれば 処らざるなり」  

 

「仁を以て得た利でなくては 意味を為さねぇ…」

 

上が儲けたいだけなら御用金を取り立てればいい。

でも苦しんだり不満を抱いたりする者がいれば、流れはよどんでしまう。

 

太夫の言う「仁」とは、農民に親しみ、愛情や思いやりの心を持つことだろう。

幼い頃から父 市郎右衛門の行商について回り、学んだことである。

 

更に物産所の話を続けようとした時、やっと篤太夫は主君が立ち止まって聞いていることに気づく。

慌てて深く頭を下げる篤太夫と鵜飼殿。

 

また余計なことを言って鵜飼殿にたしなめられる篤太夫だったが、慶喜はもっと篤太夫の話を聞きたいと。

 

太夫慶喜の2人だけのシーンである。

 

太夫の提案は、なんと銀札を作るというものだった。

 

 

「一分銀」を大量に持ち歩く商人には確かに重かったことだろう。

 

太夫のプレゼンはいつも面白い。

そして的確でわかりやすい。

スラスラ言葉が出てきて面白いけど圧倒される。

 

吉沢亮さん、毎回のように長台詞があるから相当頑張ってらっしゃるのだろう。

もううドラマを観ている最中は渋沢篤太夫にしか見えなくなったよ。

草彅剛さん高良健吾さんもそう。

すっかり徳川慶喜渋沢成一郎だ。

 

喋っているうちに、慶喜の無反応な様子が気になった篤太夫

 

「あ、殿(それがし)の今の話 おわかりになりましたでしょうか?」

 

「否。途中からお主の顔に見入り 聞いていなかった」

 

「なんと!」

 

「円四郎ふうに言えば お主は まこと おかしろい」

 

このやり取りが最高だった。

慶喜の言葉に驚いて札で顔を隠す篤太夫は可愛いし、円四郎風に言えば「おかしれぇ」と言うと思ったのに、「おかしろい」とお上品な肩透かしを喰らわす慶喜

 

とにもかくにも慶喜は篤太夫の案にGOを出した。

版木を妥協せずに作り上げ、銀札は完成。

 

半信半疑だった農民たちも、額面通りの銀と交換できたことで、銀札の信用は一気に高まった。

 

木綿事業は上手くいったようで、一橋の懐は潤い、江戸藩邸の者たちも驚き、喜んでいると慶喜は篤太夫に知らせる。

そして篤太夫は、一橋家の勘定組頭に抜擢された。

 

 

ドラマではわからなかったけど、100人以上の部下を従える身分ってドえらい出世だ。

 

「渋沢篤太夫よ…よくやった」

 

微笑んで労う慶喜の表情に、篤太夫の頬も思わず緩む。

 

「ははっ!」

 

このシーン撮影後のお2人のオフショット。

 

才覚を認められた篤太夫

このままいってほしいんだけどね。

 

次回、彼を取り巻く環境は大きく変化することになる。

 

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慶喜のために 成一郎と篤太夫の岐路

 

成一郎も軍制所調役組頭に昇進し、2人は一緒に暮らしていた長屋から、それぞれ新居へ引っ越すことに。

 

経済の力をまだわかっていない成一郎は、篤太夫が勘定組頭になったことに疑問を隠さない。

故郷で百姓相手にしていた仕事と変わりないと。

確かにそうだけど、適材適所でいいではないか。

 

慶喜に褒められたことを嬉しそうに語り、幕府のやり手と評判の勘定奉行 小栗に負けぬ差配をしてみせると意気込む篤太夫

成一郎の表情がやや険しくなる。

 

「お主は 殿のまことの苦しみを知らぬ」

 

幕府はいつ長州を討つかで一触即発の状態。

しかも長州征伐に薩摩は兵を出さぬと言ってきており、阿波と尾張も出兵を断ってきた。

そんな中で幕府は戦うのだと。

 

「この先 一橋がどうなるかわからぬが 俺は命をかけて殿のために戦う」

 

更に、こんなことまで。

 

「時々 思うんだ。俺たちはあの時 長七郎を行かせてやるべきだったんじゃねえか」

 

過激な大橋訥庵の策により、長七郎が幕府老中の暗殺に向かおうとした時のことだ。

 

「長七郎が志士として名を残す好機を 俺たちは奪ってしまったんだ」

 

「しかし 死んじまったら何にもならねぇ」

 

「は?」

 

「死んじまったら何にもならねぇって言ったんだい!」

 

2人は睨み合い、しばし緊迫した空気が流れる。

ついと目をそらすと、成一郎は家を出ていく支度を整えた。

 

「それは己が決めることだ」

 

成一郎の捨て台詞は嫌味たっぷりだった。

 

「俺はいつか 長七郎とそろって一橋の雄となる。おめえは 懐でも守っておれ」

 

「何? おう 守ってやんべぇじゃねぇか! 懐だって大事だい!」

 

売り言葉に買い言葉の喧嘩別れ。

成一郎が出て行った部屋に立ちすくむ篤太夫は、涙ぐんで囁くように本音で送る。

 

「道は違えるが…互いに身ぃしめて 一橋を強くすんべぇ」

 

足を止めて聞いていた成一郎は、何を期待していたのか。

一瞬、苦々しい表情になり、その場を去って行った。

 

あの無謀な横浜焼き討ち計画を、長七郎は大泣きしながら止めたじゃないか、成一郎。

成一郎も篤太夫も、伝蔵のような若い衆も、長七郎を生かしたから、長七郎に生かされたんだ。

 

太夫…栄一にも同じ志を持ってほしかったんだよな。

ついてきて欲しかった。

違うか?

 

まあ、兄弟喧嘩みたいなもんだ。

次回にはまたケロッとしていつもの2人に戻っているだろう。

 

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暗躍する五代才助 ついに薩長同盟

 

その前に、病床の川路聖謨やすのやり取りがあった。

やすを気遣っていたけど、やはり平岡円四郎の死にショックを受けていたのだろう。

病に伏せ、一挙に老け込んだ気がする。

 

川路殿の…平田満さんの江戸弁って本当に好きだ。

円四郎と江戸っ子同士で喋ってるシーン好きだったなぁ。

やすは奇麗な着物を着ていたし、生活も大丈夫そう。

川路殿と一緒に、円四郎の分も新しい世を見守ってほしい。

 

さて、オープニングで徳川家康様が小栗忠順の優秀さについて解説した後、紹介したのがディーン・フジオカさん演じる薩摩の五代才助。

幕府に先駆けてコンパニー(カンパニー)の設立までこぎつけ、2年後の世界万博にも意欲的に取り組んでいた。

 

これは小栗忠順の目論見とほぼ同じだが、やはり薩摩の方がフットワークが軽い

松平春嶽を説得する大久保一蔵西郷吉之助は言うまでもなく、薩摩とは優秀な人材の宝庫のようだ。

 

そしてついにきた 薩長同盟 

  

帰国した五代は大久保と再会。

その場で長州に流す銃の手はずは整っていると。

しかもミニエー銃が手に入るとは、とんでもないやり手だ。

 

 

高島秋帆とは、また懐かしい名前が。

玉木宏さんの再登場はありや、なしや。

 

大久保一蔵が京のある人物と会ってくると言い、差し込まれたのは岩倉具視のシーン。

 

 

岩倉さん、荒れております。

近所の民に「ほんまに元はお公家さんか?」「まるで山賊の親分じゃ」などと言われております。

 

山内圭哉さん、まさにはまり役! 

 

岩倉さんの今後を楽しみにしよう。 

 

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幕府 2度目の長州征伐に苦戦! 将軍 家茂は…

 

幕府は2度目の長州征伐に乗り出したものの、苦戦を強いられていた。

 

原因は長州の兵(農民?)が使う最新式のミニエー銃

幕府軍からすると、敵が射程距離範囲に入る前に攻撃されてしまうのだ。

これではかなうまい。

 

長州がそんな最新の銃を持つ理由が、薩摩の援護によるものと軍議で気づく家茂。

幕府軍が撤退しているとの報告に、息苦しそうに胸を押さえたかと思うと、そのまま倒れ込んでしまう。

 

知らせは直ちに慶喜のもとへ。

 

寄せ集めた兵たちに訓練をさせる成一郎。

勘定組頭として意気揚々と仕事を始めた篤太夫のシーンで「つづく」。

 

次回予告とあとがき

 

次回は 第20回「篤太夫、青天の霹靂(へきれき)

 

太夫「将軍家をお継ぎになってはなりませぬ!」

家茂「あなたとこうして 腹を割って話してみたかった」

慶喜「もはやここまでだ」

徳信院「この一橋も どれほど寂しくなることかと」

太夫「いっそ もう辞めちまうか」

土方歳三「お主と違って 後悔は少しもない」

和宮「次は慶喜が苦しめばよいのです」

太夫「殿は 遠い遠いお方になっちまった」

 

 

そっか、慶喜が将軍になったら一橋の家臣たちはどうなるんだろ?

太夫が小栗の部下になったりするのかな?

太夫と成一郎は仲良く並んで座って放心状態。

太夫を襲っていた集団は何者だ?

土方さん美形、いつの間にか仲良くなってる。

美賀君やっぱり可愛い。

和宮様、お気持ちはわかるけど…怖い。

 

泣いていた篤太夫も成一郎も気の毒だ。

殿のために、一橋のためにと頑張っていたのに、幕府に殿を取られてしまうんだから。

 

公方様は慶喜の腕の中でお亡くなりになるのかな。

いろんな意味で素敵なシーンになりそう。

 

次回予告に関しては以上。

 

今回はね、主要人物の心が大きく揺れ動いて見応えがあった。

慶喜が公家たちをビビらせるシーン、静かなのに鋭い迫力。

 

ビビらされたお公家3人衆のオフショット。

 

こうして見ると憎めなくてずるい。

 

中川宮様は2回目だね。

まだ薩摩と繋がっているのかな?

 

それにしても、太夫と猪飼勝三郎殿のシーンと、太夫慶喜のシーンと、太夫と成一郎のシーンがすごくよかった。

 

あらすじも見ないようにしているので、次回、篤太夫と成一郎がどうなるのか本当にわからない。

ドキドキワクワクしながら放送を待ちたいと思う。

 

それではまた。

 

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