解離性障害のページ削除について厚生労働省の回答は
川の中の小さい魚の群れ 2021年6月10日撮影
厚生労働省のホームページ こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 から「解離性障害」のページが削除されたことは、下の記事のあとがきでサラッと触れた。
この時、私は既に問い合わせ(質問)をしており、ようやく回答を頂戴した。
今回はその話題と、コロナワクチン接種後の父の様子などを記録する。
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解離性障害のページを削除した理由は? 厚生労働省の回答
私が質問したのは以下の2点。
- なぜ「解離性障害」のページを削除したのか
- 誤情報などの問題があった場合、誤っていた部分はどこなのか
厚生労働省 精神・障害保健課の回答の該当部分のみを以下に引用する。
今回の見直しでは、同サイトの更なる活用を図るため、わかりやすい情報発信を目指すこととしました。
その過程で、特に一般的な着目が大きいと思われる疾患に絞っております。
頂いたご意見を踏まえ、「解離性障害」について、今後検討していきたいと考えております。
この回答を読み、今後「解離性障害」のページが復活することはないだろうと感じた。
わかり易い情報発信を目指し、特に一般的な着目が大きい(と思われる)疾患に絞った結果だと。
アクセス数が少なくて不要だと判断したのだろう(あくまで推測)。
それ以外の何をもって着目の大きい小さいを判断するというのか。
別に厚生労働省を叩きたいわけではない。
病も障害も治してくれるのは病院だし、役所には上記以外の事情もあるかもしれない。
ただ気になるのは、なぜ解離性障害が着目されないのか、分析や専門家の意見は反映されているのかという点。
私が思うに、着目されない理由は「解離性障害」は本人が気づかないことが多く、医師の診断も難しいとされているためだ。
心的外傷(トラウマ)や心的外傷後ストレス障害 PTSD と解離性障害には、非常に密接な関わりがある。
特にPTSDと解離性同一性障害(昔で言う多重人格)は切り離せない。
うつ病との合併、併発も多いので、本人が気づいていてもPTSDやうつ病の治療を受けることになる。
残念ながら、解離性障害の治療法はまだ研究途上だ。
そして、私が自分が解離性障害だと知るきっかけになったのは、まさにその削除されたページである。
知っても治療法がないなら無駄だと思われるかもしれない。
でも私には大きな効果があった。
バラバラな自分のピースが1つずつハマっていく感覚である。
すっぽり抜け落ちている記憶。
自分の顔がわからない問題。
時々感じる、自分が自分を眺めているような自我が欠落した状態。
細かく言えばもっとあるが、それらの正体がわかったのだ。
霧が少し晴れたかのような心地がした。
あと、誤情報の有無には言及がなかったので、該当ページを出典元とした次の記事もそのままにしておく。
私のような患者にとっては、治療云々よりも大事なことがある。
自分を知ることだ。
ダメもとで要望を送り続けようと思う。
私のような誰かのためにも。
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コロナワクチン接種後の父の様子
先日はコロナワクチン接種2日後の様子を書いた。
週に1回ずつ、デイサービスとショートステイ(泊りの通所介護)を利用している。
コロナワクチン接種3日後はデイサービスだったのだが、ブラザーが職員さんに聞いたところ、疲れた様子が見られたとか。
今日で5日になる。
確かに以前よりおとなしい。
少なくとも、夜中に起き出してガサゴソお仕事をしていない。
私が1階へ行くと、たいてい椅子に座って居眠りをしているか、布団に横になって休んでいる。
疲労感か倦怠感か、あるいは両方か。
熱はないので大事ないと思う。
静かにしているうちに、また突然ガサゴソ始めるだろう。
明日は1泊のショートステイに出かける。
ブラザーは従兄の病院へ。
彼のためにも、あと1日、何としても頑張ってくれ、従兄よ。
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あとがき
今日1日、嫌な胸騒ぎがして、どうにも落ち着かなかった。
従兄の件があるから仕方がない。
そういえば、上に挙げた記事を書いてから、悲しいという感情が入って来なくなった。
単なる自己暗示か、以心伝心か。
どっちでもいいけどね。
こうしてブログを書きつつも、無意識に従兄のために祈っている。
命あるうちに仏のような従弟に会えるように。
時が来たら安らかに眠れるようにと。
それではまた。
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