ルーターと痛い左足とブラザーと私
すっかりご無沙汰してしまった。
約10日間である。
理由は我が家のwi-fiルーターの故障。
すぐに買い替えをすれば、こんなに時間はかからなかっただろう。
少し前から度々不調になったり、アルツハイマー型認知症の父が夜中に電源を抜いてしまったりして、だましだまし使ってきたのである。
今回もだませると思った。
必死にだまそうとした。
が、甘かった。
今回はこの10日間について記そうと思う。
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ルーター買い替えまでの5日間
そのルーターを買ったのは2013年である。
8年という期間が長いのか短いのかはわからないが、私はまだいけると思ったのだ。
ルーターは配線上、1階に設置されている。
まだ這って歩くことが辛くなかったので、私は2階と1階を何度も行き来した。
これを2日続けたことがたたって、ついに這って歩くことさえ困難になってしまったのである。
3月末には、もう歩けるようになっている予定だったのに、足腰のコンディションは今までで一番最悪だった。
仕方なくブラザーに役目を託したが、私にできなかったことを彼ができるはずもない。
スマホは必要な機能だけは使いこなしているものの、彼は結構なIT音痴なのである。
最近スマホの動作が遅いと言うので、キャッシュデータはちゃんと消しているのかと聞くと、「キャッシュって何？」と平然としている。
恐る恐る彼のスマホを見てみた。
キャッシュの容量はGB単位だった。
さもありなん。
ストレージという言葉も知らなかったので、設定からストレージを開き、キャッシュを消す方法を教えた。
そういえば彼がスマホに替えた当初、コピペのやり方がわからないと言うので、私がガラケーで調べて教えたこともあった。
そんな彼に託すのである。
心許ない。
私にも誤算があった。
ルーターの説明書や箱は全部私の部屋にあり、まずはそれらを要求されたのだ。
当然の要求なので、私は足の痛みをこらえて箱を取り出して渡した。
説明書などは全て中に入っている。
実は、この時の動きが1番私の足を悪化させたのだ。
わからないなりにも彼は頑張ってくれた。
何をやってもダメなら早く諦めていただろうに、たまに繋がるから厄介なのだ。
3日ほど粘り、とうとうワイヤレスのランプがつかなくなったところで、彼は買い替える決断をした。
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新しいルーターを買ったものの
わからないことがなくなるまで、店員に質問してから買うようにと頼み、ブラザーにルーターを買いに行ってもらった。
質問するのはもちろんセットアップのやり方である。
店員さんはしっかり説明してくれたようで、セットアップも順調だった様子。
しかし、ここでまたもや私の誤算である。
パスワードなどが印されたプロバイダの契約書。
これも私の部屋にあるのだ。
私自身は数10cm動くのに何10分もかかる状態。
しかも、置いた場所を忘れているというマヌケっぷり。
探すなんて、どう考えても無茶である。
必死に1箇所だけ見てみたがなかった。
結局、ブラザーに問い合わせの電話をしてもらうことに。
郵送でのやり取りになり、週末を挟むこともあって、再度、パスワードを入手するのに5日かかった。
ここまでが、ざっとした10日間の経過である。
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あとがき
書きたいことはまだまだあるが、次回以降に取っておこう。
とにかく繋がってよかった。
私の足がもっとも悪い状態だったのは、4月1～5日辺り。
今日はだいぶマシになった。
這って歩けるし、痛みが軽くなったおかげで、全体的に動きが早くなってきている。
立ち上がって歩けるようになるのはいつだろう。
まあ、焦らずにいくしかない。
それではまた。
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