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山姥の戯言日記

うつ病 解離性障害 セルフネグレクト 骨粗鬆症の闘病・雑記ブログ「私の場合」

コロナうつ コロナ太り 後遺症 新型コロナウイルスの影響力

 

自分の心を守りながらパンデミックを生きる!

 

落ち込む女性

 

私は重度うつ病患者で、一昨年9月よりうつ病治療を受けている。

鬱(うつ)が加速した要因に東日本大震災があるため、地震や台風など、災害のニュースは長く見ていられなくなり、ニュースを遮断した生活を送ることもあった。

 

しかしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)に関してはそうはいかない。

生活に密着した情報が日々更新され、目を離している隙がないためだ。

他人事ではなく、自分や家族の暮らしに大きく関わる情報である。

 

そうして毎日ニュースに触れるうち、悲惨な現状も多く知ることとなった。

逼迫(ひっぱく)した医療現場と疲弊する一方の医療従事者、自宅療養中に命を落とす方々、自殺者の増加、家庭内DVなど。

鬱が悪化しようと、今は情報を遮断している場合ではない。

 

うつ病患者でなくとも「コロナうつ」という言葉が示す通り、たくさんの人々が精神的に追い詰められている。

「コロナ太り」も多くはストレスの結果と思われる。

 

今回は、私が今まで頑なに書かずにいたコロナ関連の情報について、真正面からぶち当たっていきたいと思う。

 

 

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砂の曼陀羅: サマンサラ

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砂曼陀羅 中編: サマンサラ 

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砂の曼陀羅: 後編

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コロナうつとは?

 

コロナうつとは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、多大なストレスを受け、精神的に不調を来している状態をいう。

 

従来のうつ病に比べると広義に使用されている印象を持つが、それも当然と頷ける。

具体例を、大きく4つに分けて挙げてみよう。

 

  • 感染拡大により、自分や家族が感染するのでは、もしくは感染しているのではという強い不安感からくる精神面・身体面の不調
  • 仕事の業績の悪化、収入減、解雇など、間接的要因による精神面・身体面の不調
  • 生活が制限され、生活リズムが変わる、あるいは連日の報道を目にすることから出現する精神面・身体面の不調
  • 新型コロナウイルス(COVID-19)の後遺症としての抑うつ症状(うつ状態

 

コロナうつの症状

 

次に、おもな症状を挙げる。

  • 気分の落ち込み
  • 意欲の低下
  • 無気力
  • 集中力の低下
  • イライラする
  • 不安が続く
  • 感情が不安定になる
  • 眠れなくなる(不眠)
  • 眠り過ぎる(過眠)
  • 食欲不振
  • 食べ過ぎる(過食)
  • 倦怠感
  • 動悸や息苦しさ
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 蕁麻疹
  • 頭痛、胃腸の不調、発熱などの症状

 

うつ病は精神面だけでなく、体調不良という形で表われる場合がある。

また、意欲の低下、無気力、倦怠感などにより、会社へ行きたくないと思ったり、不登校になったりするケースもある。

 

睡眠障害摂食障害などの不安障害に当たる症状もあるので、続くようであれば、悪化する前に精神科か心療内科の受診をおすすめする。

 

コロナうつの予防・対策

 

外出が制限され、自宅にいる期間が長くなっても、生活リズムを崩さないことが1番に挙げられる。

起床時間、食事の時間、就寝時間など、普段通りの生活をするよう心がけよう。

 

孤独感・孤立感を抱かないようにするため、他者とのコミュニケーションを断ち切らないことも大切だ。

パソコンやスマホなどのオンラインツールで、可能な程度にコミュニケーションを維持しよう。

 

そして、不確かな情報で不安になることを避けるため、正確な情報だけに触れるよう努めることも大事だ。

厚生労働省のホームページや、各自治体の公式サイトから情報を得るようにするのが1番である。

 

厚生労働省のサイトはこちら。

www.mhlw.go.jp

 

なかなか難しいとは思うが、不安が強い人は、テレビのつけっ放しや、コロナ関連のニュースを延々と追い続ける行為は慎んだ方がいいだろう。

 

パンデミックにおいて、いかに自分の心を守り、自分を保つか、それを最重要課題として捉えていただきたい。

 

コロナうつの相談窓口

 

厚生労働省では、コロナ特設ページ(メンタルヘルス相談)として、SNSでも相談可能な複数の窓口を紹介している。

 

コロナ特設ページ(メンタルヘルス相談)心の悩みにおける相談窓口一覧(PDFファイル)

 

自治体でも相談窓口があると思うので、悩みを聞いて欲しい人は公式サイトをご確認いただきたい。

感情を押し殺し、我慢し続けても良い結果にはならない。

強い不安感をひとりで抱え込んでいる人は、積極的に相談窓口を利用していただきたい。

 

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コロナ太りとは?

 

運動不足によるものと、食べ過ぎまたは過食に分けてみよう。

 

まずは生活スタイルが変わり、在宅勤務などによって極端に歩行距離が減ったり、スポーツができなくなってしまったりした人の場合。

食べる量が以前と同じなら、単なる運動不足と考えていいだろう。

気になるようであれば、室内でできるストレッチやヨガ、軽い運動を習慣にしてみてはいかがだろうか。

 

次に、以前より食べる量が増えてしまった人の場合。

食事時間と食事をする場所を定め、そこ以外では食べないようにするという手段もあるし、毎日食べたものを記録し体重を計ったり、他に楽しみを見つけたりと、個人に合った方法で食事量を調節していくのがベストである。

 

ただし、ストレスが原因の場合、食事制限が新たなストレスなり、悪循環をもたらす結果にもなり得る。

上のコロナうつの症状にも挙げたが、摂食障害の過食であれば、自分でコントロールすることは不可能と言ってもいい。

単なる食べ過ぎと違う点はそこにある。

 

自分を責める必要はないし、深刻に悩み過ぎなくてもいいのだ。

ストレスのもととなっている不安を和らげるためにも、精神科や心療内科の医師に相談してみよう。

 

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新型コロナウイルス(COVID-19)の後遺症について

 

最近、取り沙汰されるようになった新型コロナウイルス(COVID-19)の後遺症について、少し触れておきたい。

 

後遺症として確認されているもののうち、おもな症状は次の通り。

  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 抑うつ状態(うつ状態
  • 身体の痛み
  • 味覚異常
  • 息苦しさや息切れ
  • めまい
  • 脱毛

 

退院したり、陰性になったりしても、すぐに以前の健康な状態に戻れるとは限らないのだ。

後遺症との辛い闘いは長期に及ぶ場合もある。

 

私が尊敬する ねこんでるねこたま (id:puyomari1029) さんは、基礎疾患がある中で新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し入院、退院された今も後遺症に苦しんでおられる。

感染した経緯から、入院中の記録、現在の様子を詳細に記しておられるので、ぜひ訪問してみていただきたい。

dakkimaru.hatenablog.com

 

私は拝読するまで、新型コロナウイルス(COVID-19)というものを甘く見ていた。

そして後遺症の過酷さに絶句…。

 

後遺症を専門に診てくれる病院はあるようだが、まだまだ少ない模様。

正しい情報が広く世間に理解され、一刻も早い収束を祈るばかりである。

 

出典:新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省

出典:専門家からのアドバイス(こころのケア)|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

出典:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流⾏下におけるメンタルヘルス対策指針|日本精神神経学会 (PDFファイル)

 

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あとがき

 

私が新型コロナウイルス(COVID-19)に関する記事を書いてこなかった理由は、自分のうつ病の悪化を恐れてのことだった。

しかし、ねこんでるねこたま (id:puyomari1029) さんのブログを拝読し続け、後押しをされたように書きたくなったのである。

 

鬱は悪化していないので、ご心配なされませんよう。

やはり他人事と思っているうちは、理解しているつもりでもできておらず、いかに自分が無知であるかを思い知らされた。

 

やみくもに心配し過ぎたり、不安になったりでは精神衛生上よろしくない。

鬱は、心の強さや弱さとは無関係に生じるものである。

正しく理解し、正しく心配できれば、もやもやした不安の正体も見えてくるものと信じる。

 

それではまた。

 

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