我が家の介護問題 そこから真面目に語ってしまった回
また暑さがやってきた。
やってきたというより、これからが本番か。
アイコン変えました。
ふくろうから人間に。
だけど表示が不安定なのだ。
なぜなのだ。
とりあえず目次から。
過眠 vs 暑さは暑さの圧倒的勝利
単に暑くて起きてしまったせいである。
私は冷房は苦手なので、なるべく使いたくない。
腰の打撲も日に日によくなっていると報告したが、その後は横ばい状態。
全治3週間では済まなさそうだ。
鎮痛剤が効いている今などは、明日にでも治りそうな気になるのだが、毎日、起きてからがもっとも痛い。
薬の効き方が大幅によくなっているのは感じる。
でもあれからは、痛み自体に変化はないように思うのだ。
そこへきて、この暑さ。
こんちきしょおおお! も2倍である。
頼むからどっちかにして。
杖はもちろん、まだ使用中である。
階段の上り下りって結構大変な作業だったのね。
9年ぶりに思い出した。
しかし、まだ杖をつくタイミングを間違える。
今朝は打撲した右側だけでなく、左側の腰も痛かったので、どっちでもいいことにしよう。
あばらのヒビは2週間で痛みがなくなったが、腰を痛めたのは生れてはじめて(たぶん)なので、痛め慣れているブラザーにかなり心配されている。
母のことが脳裏をよぎるのか、
「このまま…なんてことねえよな?」
と縁起の悪いことを遠慮なくのたまう。
全治3ヵ月の骨折の痛みを、痛み止めなしで乗り切ろうとした漢……もしくはおバカさんが何を言うか(説得するのに苦労した思い出)。
こっちは市販の頭痛薬で痛みがおさまる程度の打撲だぞ?
とは言うものの、よくなってきたという言葉を私からなかなか聞けず、彼はケアマネさんと、ある相談をまとめていたのである。
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ひとり介護廃止の兆し
今回の私の転倒は、睡眠導入剤フルニトラゼパムを飲んでから1階で父に遭遇し、世話を焼いていたことが原因だ。
本来なら眠剤を飲んだら横にならなくてはならない。
それを、なかなか効かない薬だと甘く見て、動き回った私が悪いのだ(本当はトイレに行っただけでも)。
今までカーペットを敷いている自室でしか転んだことがなかったせいもある。
それであばらをやったばかりなのに、油断してフローリングの床にしたたかに尻もちをついた。
息ができないほどの激痛が腰に走った。
■□━━ 急げ、ドメインは早い者勝ち! ━━□■
■お名前.com
私もずっと思っていたよ。
やっぱり、特別階級1級の精神障害者がこのまま介護は続けられないだろうと。
病院での当初の診断は「介護うつ」である。
いろんな意味で無理があるし、危ない。
そこでショートステイである。
昨年だったかな?
ショートステイのお試しも2~3ヵ月待ちだと書いたが、別の施設にあたり、なんと今週中に父がお試しショートステイをするのだという。
もしよければ、ブラザーが遠出する日はそのままショートステイを利用するのだと。
そういうことは早く言いたまえ。
である。
よく海外ドラマなどで「良いニュースと悪いニュースがあるの。どっちから聞きたい?」なんてセリフがあるが、ブラザーは前置きなく悪いニュースを聞かせるタイプだ。
そして良いニュースを知らせることを忘れてしまう。
天然で。
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はじめてのカードキャッシング
父のショートステイは、昨年は経済的にも諦めるしかなかった。
コロナの件で、国から下りた自営業者への補助金(給付金?)やら何やらで借金のやりくりをし、また新しくお金を借りることができ、しばらくは大丈夫だとブラザーは言っている。
私が申請した障害者年金も、0円ということはないだろうから、それも計算に入れているはずだし、私もそのほとんどを彼に渡すつもりだ。
10万円の給付金からも、5万円を渡した。
食費でも彼の焼酎代でもいいから、とにかく使ってほしくて。
外で勤めていた頃に多めにクレジットカードを作っておいたので、30年近く経った今でも私はカードだけならたくさんある。
で、初めて自分でカードキャッシング、つまりクレジットカード会社からお金を借りるという体験をしてみた。
返せる金額を、返すためだけに。
馬鹿げていると思われるかもしれないが、震災後、ブラザーは認知症が出始めた父にかわり、ずっと借金を背負って私のようなどうしようもない家族まで養ってくれている。
ちょっとでもいいから、借金を背負うという立場を感じたかった。
社会からはじき出され、泥の中に沈んで眠り、すぺてをブラザー任せにしてきてしまった私である。
借りたお金はネットの収益で返したい。
それには、他でやらなければならないことがある。
夏よ、今年はあまりたぎらず、私を生き延びさせてくれ。
あ、他でやることといってもライター業の受注ではないので、昨年の二の舞にはならないはず。
どうかご安心を。
私の老後までの予定はおおまかにこんな感じ
「治癒する見込みはない」
言葉は違ったかもしれないが、目に入ってしまった先生の診断書。
ま、そうだろうねと冷静に受け止められた。
父のショートステイがうまくいき、私が介護からやっと解放されたとしたら、まずは終活から始めたい。
私がネットでしていること、収益の仕組み、利用している銀行など、ブラザーは何ひとつ知らない。
何をどうしたらいいのか、記したものが必要だ。
そして私は家の墓ではなく、誰とも知らぬ他人とともに埋葬される永代供養墓を望む。
きっと前もって言ったら、鬼の形相で反対されるだろう。
だから言わない。
私は結婚と縁がなく、ずっと実家暮らしをしてしまったが、本来なら別の墓を建ててもおかしくない立場だ。
でも「強制」という形にはしたくないので、気持ちだけを綴る。
葬式も埋葬も供養も、遺された者たちのためのものと思っているから。
銀行も彼の知らない口座が多い。
残高は少なくても、しっかり始末をつけられるようにしておく。
そして、生きているうちにする現実的な行動。
家の不用品を片っ端から売る。あるいは捨てる。
これは誰でもしそうなことだよね。
ブラザーも妻子なしなので、私たち兄弟でこの家は絶える。
父方の従兄は例の調子だし、母方の従弟たちは頼りになるものの遠い。
私は母方の従弟の一番上、いわば姉様である。
こんな私が姉様として唯一できること、それは彼らに迷惑をかけないことだ。
我が家は持ち家、店舗も一緒な分、結構広い土地を持っていると思う。
私たち兄弟が生きて元気なうちに、亡き後の処分を決めておくのだ。
リバースモーゲージ(日本語訳を忘れた)という制度がある。
生前に家の見積もりをしてもらい、市(民間もある)に買ってもらうのだ。
その金額は、何歳から月いくら、という形で住人に支払われ、もし支払期間が終わったとしても、生きているうちは住まうことを許される。
これなら我が兄弟の死後、誰の手を煩わせることもない。
後は市が好きなようにしてくれる。
この制度についても記事にしたいと思っていた。
なぜか若い読者様が多いのだが、ご両親やご親族に、ひとつの方法として考えてもらうことができるかもしれない。
空き家問題が深刻化する中にあり、有効な手段だと思う。
あくまで、継ぐ者がいない家の場合なのでご注意を。
ちょっと長く語ってしまった。
私の将来の展望は以上だ。
野望は心の中にしまっておこう。
まとめのようなもの
高齢者・シルバー予備軍に合わせた内容のようになってしまったが、若い方々も頭の片隅にでもいいので置いておいていただきたい。
もっとも、法制度は忙しなく変わるもの。
若い世代がシルバー予備軍になる頃には、まったく別の制度ができあっているかもしれない。
ああ……私らしくない真面目な記事を書いてしまった。
しかも思いつきであっちこっち行ってしまったので、読みにくいと思う。
誠に申し訳ない。
瓜ヶ谷様~、スズメは次回です。
野鳥画像の回にしちゃお。
それではまた。
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