眠れない話とちょっとした昔話
起きたのは午後。
外は雪が降っていた。
明日も雪の予報。
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眠れないとどうにもならない
昨夜飲んだゾルピデムは睡眠不足のせいもあってか即、効いてくれた。
ただ極端過ぎる。眠気がこない時はいつまでも眠れないのに、効く時は眠気を感じる前に眠っているのである。
最近の不眠気味の体調が影響してのことだろう。気がつくと座ったまま寝ているのだ。いつもならベッドに入って本格的に眠るのだが、昨夜は違った。
ベッドを背もたれ代わりにし、パソコンの前で眠っていたのだが、気がついた瞬間、長時間眠ったような爽快感がみなぎっていたのだ。目はパッチリ、身体もスッキリ、どこも痛くも重くもない。何より脳が活性化している。
すっかり目覚めてしまい、ベッドに入る気にもなれない。
眠ったのは2時間前後だと思う。
せっかく脳がやる気を出しているので、途中になっていたパソコンでの作業を再開。3時間はキーボードを打ち続けていた。
そこでようやく眠気の再来。
しかし、それはやってきて当然の眠気であり、どの薬の効果でもない。
ゾルピデムの限界なのか、精神的ショックの影響なのかわからないが、これだけ長く続くと何らかの対策が必要だろう。
次の通院時、サインバルタを今の40mgから60mgに増やしてもらうつもりである。サインバルタを飲み始めた時のように、もしかしたらゾルピデムは本来の効力を取り戻すかもしれない。そこは先生と話し合ってからだ。
今日、起きたのは午後。早速頭痛がしていて、朝の薬サインバルタ・モサプリド・アルプラゾラムを飲んだら落ち着いたが、しばらくするとまた頭痛が始まる。昨日か一昨日と同じパターンだ。
頭痛薬を飲んで気づく。この頃、また毎日頭痛薬を飲むようになった。一日一回と勝手に決めているが、このままでいいはずもない。
今夜は就寝前に、ゾルピデム・アルプラゾラムだけでなく、PL配合顆粒を半量だけ飲んでみようと思う。
睡眠は健康の基礎である。
不眠状態が続いていると、頭痛の本当の原因どころか精神状態にどこまで影響しているかなど、自分でも判断が難しくなってしまう。
一つだけ、どこかの歯車が狂っているだけのような気がする。10日前まではすべての薬が確かに効力を発揮していたのだから。本来なら予約を繰り上げてでも先生と早く会って話し合うべきなのかもしれないが、今はその体力がない。
早く消してしまいたい、この胸のわだかまり。
なんてヤワな神経の持ち主であることか。
ま、今更な話ではある。
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十数年前、ネットを断つまでの記録
気づいたといえば、過去記事整理をしていて気づいたこともある。
まるで別人。
今年1月までの十数年、私はパソコンに触れずに過ごしてきた。
母の介護、自分の体調と精神面の悪化、そしてとどめは東日本大震災だ。
私がパソコンを使い始めたのは1999年。
ノストラダムスの大予言だの、2000年問題だの、いろいろあったよねえ。
特に30代以上の方、懐かしくないですか? 大予言は置いといて、あんだけ騒いだ2000年問題って何だったんだろうね?
もしかしたら、どこかで何かに影響はあったのかもしれないけど、私の知っている範囲では何事もなかったなぁ。
当時はどどーんとデスクトップ。OSはWindows98よ。
店のホームページを作ることを条件に、投資として買ってもらった。スキャナー、プリンター、デジカメも込みでね。
当時のNTTは商用ホームページの作成を認めておらず、最初のプロバイダは確かKDDIだったと思う。自分で契約して独学でパソコン操作を覚えた。
毎日楽しかった~。もうめっちゃ楽しかった。
ホームページを作り、法律関係もクリアし、ヤマト運輸とも契約し、本格的に一般客に向けて運営を始めたのが1999年の後半か。単なる宣伝ではなく、私は全国各地に存在するコレクター狙いの販売も手掛けた。
県内でもホームページを持つ同業者はいたが、「ご来店お待ちしてま~す」的な宣伝ばかりで、ネット販売に乗り出しているところはなかったのである。
これが大当たり。あれこそ黄金期というものだろう。
早い者勝ちの競争になってしまう人気商品は、ヤフオクを利用することで公平性を持たせた。他にもいろいろ考えていろいろやったな~。一番いい時は、ネットの販売だけで余裕で一年生活できくらいの利益があった。
でも母の発病も同じ頃でね。
ホームページ、家事、介護が私の仕事になった。
この辺から記憶も時間経過もあいまいだけど、徐々に私はホームページを運営し続ける集中力を失っていく。更新が滞りがちになり、やがてネット販売の休業にまで追い込まれた。客とのメールのやり取りも苦痛になり始めたところに、母から「ネットをやめろ」と言われたのである。
母が言うには、私が元気を失ったのはネットを始めたから、セルフネグレクトになったのもネットを始めたから、眠れなくなったのも……と、とにかく諸悪の根源はネットだというのだ。
私からすれば的外れもいいところだが、言うことをきかないとまた泣き喚いて暴れるだろう。母への返事は「Yes」しか許されない。
確かに続ける苦痛というものはあったが、私は生き甲斐ともいえる仕事を失った。後は家事と介護だけである。
そこに震災が大打撃を加えたのだ。
震災前はそれほど豊かとまでいかなくとも、好きなものが買えたし好きなものも好きなだけ食べられた。それが震災後は一変する。
う~ん、このままだと書きたかったことに辿り着くまでに朝になってしまう……。
申し訳ない、本当はクラウドコンピューティングシステム?が本格的に浸透し、当然のように使われているネット時代に、いきなり戻ってきたWindows98世代が受けたカルチャーショックを書きたかったのだ。
その前に十数年のブランクの理由を記しているうちに、こんなに長くなってしまった。続きは「いつか」ではなく、次回しっかりと書こう。
いや、お粗末なブログで誠に申し訳ない限り。
それではまた。
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