今回は昨日の続きを。
父と2人で留守番のその後、山茶花の散った花びら掃除など。
ちなみに前回の記事はこちら。
【 目次 】
花びら掃除は肩透かし&穏やかな父
いつもなら、必要なことを終えれば解放感に満たされ、安堵するはず。
そして安堵した途端にどっと疲れが出るか、眠ってしまうか。
昨日も眠気は感じたものの微かなものだったし、何より散らかった山茶花(さざんか)の花びら掃除という大仕事が残っていた。
ごめんよ、キミのところまでは届かない。いや、ほうきなら届くのだが後回しだ。
ということで、まずは玄関前に降り積もっている花びらをほうきで掃く。なかなかの量である。砂利の通り道にあるものも、軽く掃いて脇に除ける。靴の裏にくっつかないようにね。
次にお隣りへ向かう。道路には一枚も落ちていなくて「あれ?」とは思ったが、隣の敷地を見てびっくり。
めちゃくちゃ少ない。花は去年よりたくさん咲いたのに、散らかっている花びらの数が圧倒的に少ないのだ。木を見上げてみたが、残っている花は4分の1くらい。
散る時期と風向きの影響だろう。今年はうちの玄関付近に集中し、去年は花のほぼ全てがお隣りに向かって散ったのだ。
おかげで掃除は楽に済んだ。
うちへ戻り、真上の空と咲き残りの山茶花を撮影。
雲一つない晴天だったので、写真としては助けられた。
改めて石灯籠の左奥にある、山茶花の木の真下付近を見てみる。
ど派手なピンク一色の絨毯になっていた。雑草が埋もれて見えなくなっているほどに。でも最近降った雨のせいか、あまり美しい光景ではなく撮影には至らず。
本当はもっと外にいたかったけど、風が冷た過ぎて断念。
父はおとなしくテレビで時代劇を観たり、閉店状態の店舗の品々を眺めたりしている。眺めながら兄弟の車の到着を待っているのだ。
「まだだよ(笑)」
「うん(笑)」
なに? このほのぼの感は。
お人好し同士のかくれんぽか。
何度繰り返しても、時代劇が終わってCMになると無意識に店に行ってしまう父。昨日は外に出そうな素振りが微塵もなかったので、そのまま父の自由に任せた。
私は外で冷たい風を浴びたせいか、その後も眠気は来ず。
やがて夕方になり、兄弟は帰って来た。
フィレオフィッシュ! オーマイフィレオフィッシュ~!!!
私の大好物の1つ、フィレオフィッシュ!(マックじゃないよ)
カフェラッテも込みで「食べていいよ」とエコーの効いた神々しい一言が。
「食べていい」と言われたら二度と引き下がらない私だぞ? 本当にいいのか?
と心の中だけで兄弟に念を押し、お礼を言ってさっさと自室へ。
雑に袋を開けて一口食べそうになったところで、「女子たるもの、こういうものを撮影せねば!」と思い直す。薄暗くなり始めていたけど何とか撮影してみた。
そして久しぶりの尊い味を堪能する。
なんて美味しさだろう。今、これを食べる瞬間のために私は生きてきたんだ。なんて幸せな味なんだ……。
普段、あれだけ小難しい理屈を並べ立てて病んでいても、フィレオフィッシュ一つで生きる意味を見出した。チョロいおばさんである。
そんな幸福感で父との留守番は終わったのだが、介護うつの「か」の字も「う」の字もさっぱり見当たらない。
何故だろう?
無事終えたものの実感のなさに違和感
今、私はどういう状態にあるのだろう?
解放感もない。疲労感も眠気もない。
ブログを書こうかとも思ったが、成し遂げた実感の薄い私は、過去記事整理について新たな情報を見つけ、そちらに熱中してしまった。更新しようと思えばできたのに申し訳ない。
先週は翌日に疲れが出始め、2日後に本格的な疲労感と落ち込みに見舞われた。
今日は短時間睡眠で朝起きて、夜になっても眠くならない。
早めに眠剤を飲めば、たっぷり眠っても午前中に起きられて、余裕で念願の市役所に行けるのでは? と思った。明後日になって本格的な疲労が来てからでは遅い。
予定を決めた私は、11時過ぎにはゾルピデム&アルプラゾラムの安眠コンビを飲み、0時過ぎに眠った。気がついたらパソコンもタブレットもつきっ放しだったので、何かやらかしてなければいいのだが……。
と、ここまでが昨日の話である。
今朝起きた時、やはり疲労感はなかった。そして昨日、父と2人で留守番をしたという実感もまるでない。
長年こじらせた「うつ病」が2ヵ月で完治するはずなどない。我ながら不気味で嫌な予感がする状態である。
そして、その嫌な予感は見事的中することとなる。
今日、市役所に行ってからいろいろあってねえ。
はあ~あ……いつ以来の大ダメージだろうか。
今すぐ語りたいのだけれど、頭の中が大混乱で正確な言葉にできる自信がない。
先に言っておくが、市役所に非はない。病院の先生と私の間のコミュニケーション上で発生した問題である。
それは次回のお話ということで。
ひとまず昨日の顛末でした。
それではまた。