山姥の戯言日記

セルフネグレクトの介護うつ闘病記 「私の場合」の過去と現在を行ったり来たり

業火で焼き尽くされなかった能面の私 心の動きが見えなくなった

2食目に食べるものを取りに階下へ。

流し台には家族が昼食で使った食器。

いつも通りにそのまま置いてある。

ほっとけば兄弟が洗う。

 

食べ物を準備していると「明日、△△(行き先の地名)だから」と言われ、途端に自分の表情が能面と化すのを感じた。

返事もかなり低い声。

「……ん」

うん、と言ったつもりが上手く言えていない。

 

ひとり、能面のまま洗い物をして米も研いだ。

この前「水仕事がきつくて特に米研ぎはまだ無理」って言ったばかりなのに。

 

どうでもいい……そう思う時、本当の自分は胸の片隅に身を隠している。

能面の私が自分を守っている。

 

 

ほら、感情がどっか行っちゃった。

ニュースも平気で見られる。

記憶の連鎖とは無縁の私。

 

出てきちゃったね。

業火に焼き尽くされちゃえばよかったのに。

今度は何をしようとする?

 

自分を守るためだけの私。

すごいね、今日は眠気さえ来ないよ。

 

余計なことしなくていいから。

 

ていうか、引っ込んでよ。

もう出てこなくていいよ。

私は自分を書きたいんだ。

心の動きを。

 

これじゃ自分の心が見えないじゃん。

ここまでしなきゃ私は耐えられないの?

私の本心がそう望んでるの?

 

違うよね。

ちゃんと焼き尽くしてしまわなかったせいだ。

また業火の中に身を置くか?

 

隠れてる自分、出てこい。

ちゃんと「怖い」と言え。

「不安だ」と言え。

「助けて」と言え。

もうずっと昔に子供じゃなくなってんだ。

助けを求めても遅いけど、伝えろ。

いつまで能面に頼ってんだ。

 

能面を表に出すな。

苦痛を感じないんだから、本当に何でもやるぞ。

 

能面、この影の中に引っ込め。

自分の影 もう一人の自分

 

鎧のような無機質な私よ、生身の私の前から去ってくれ。